高齢者を「食い物」にしている人たちがいる──。それは「オレオレ詐欺」のような明らかな犯罪の話だけではない。いまや有名企業の中にも増えている。 問題は合法と違法の間、違法すれすれの合法的手法が幅をきかせつつあることだ。では、どんな人たちが、どのように被害に遭い、また逆に、どんな「やつら」がそれを仕掛けているのか。高齢者が「餌食」となる被害の現場を見つつ、仕掛ける「やつら」の側にも分け入ってみた。(ジャーナリスト・岩崎大輔/Yahoo!ニュース編集部)
![高齢者に群がる業者「合法的詐欺」の手口 - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a505c9875727adc314957a8393db99e56e601fd6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-tpc%2Fimages%2Fstory%2F2016%2F7%2F25%2F_1469444933_1469444890_SUGAMO-19-x828-y552.jpg)
NHK「追跡!AtoZ」取材班 【第1回】 2009年05月08日 低所得の高齢者を狙う貧困ビジネス 「無届け老人ホーム」の闇 われわれ取材班が、山梨県内の、ある「無届け老人ホーム」の存在を知ったのは、昨年11月、一通の内部告発文書がきっかけだった。 その施設は、山梨県内の、周りには民家も見あたらない山の中にあった。われわれは、施設の理事長に取材を申し込んだ。1時間の交渉の末、理事長が立ち会う事を条件に、施設の一部の撮影が許された。 1部屋に7人のタコツボ状態 生活保護費まで施設が管理? 案内された15畳ほどの部屋には7つのベッドが置かれていた。本来「有料老人ホーム」は、都道府県の指針により、「個室」が求められているが、明らかにここはその指針に反していた。さらに、目隠しのないままポータブルトイレが置かれ、目の不自由な入居者にそこで用を足させていたのだ。 施設の入居者31人のうち、
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