リタリン問題に対する厚生労働省の対応 新政策はマスコミに踊らされていないか? 坂本 龍二(2007-10-19 13:45) 社会問題となっているリタリンに対して、厚生労働省が10月17日、遷延性・難治性うつ病患者への処方を認めず、効能をナルコレプシー(睡眠障害)に限定する方針を固めた。同時に、ナルコレプシー患者にも圧力をかける。処方する医療機関を限定し、リタリンの取り扱いを厳格にする狙いで、東京23区居住のナルコレプシー患者、それと疑わしき者は国立精神医療センター武蔵病院(東京都小平市)に通わなければならない。 ナルコレプシーかどうか判定する検査結果を得るのに5カ月かかった男性もいる。症状に苦しむ患者たちは困難を強いられることになる。また、検査は脳波測定だけではなく、血液検査も行わなくては判定出来ないと言われているのだが、厚生労働省は血液検査には触れていない。 遷延性・難治性うつ病