女流棋士が考案した将棋体操が23日、初披露された。 日本プロ女子将棋協会(LPSA)は、幅広い年齢層への将棋の普及を目指し、エクササイズ曲「しょうぎたいそう」を制作。小学生120人が参加した都内の将棋イベントで、歌手嘉悦恵都(けいと、26)が歌った。 作詞を担当した島井咲緒里女流2段(35)と、中倉彰子女流初段(38)も登壇。3人でゆったりとした体操を実演した。将棋の駒が進む方向をイメージした動きで、歌詞も「飛車は自由に飛び回れ、切り込み隊長、歩、歩、歩~」などと分かりやすい。 島井2段は「あまり激しいものではなく、子供でもお年寄りでも、毎日続けられる体操です。体が温まってリラックスできます」と説明。「将棋を知らない人も、この体操をきっかけに興味を持ってくれればうれしい。体操が話題になれば、CDにできるかもしれない」と意欲的だった。