北海道と青森、秋田、岩手の北東北3県にある18の縄文遺跡群のユネスコ世界遺産登録に向けた一般向けの国際シンポジウム(縄文遺跡群世界遺産登録推進本部=本部長・三村申吾青森県知事=主催)が17日、札幌市内で開かれ、約200人が集まった。 シンポジウムは、ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)の考古学遺産管理委員会共同委員長のダグラス・コマー氏ら海外専門家を招き、9日から17日まであった国際会議を受けてのもの。海外の専門家らは4道県各地の縄文遺跡を視察し、同本部が来年4〜6月にも文化庁に提出する世界遺産への推薦書案づくりへのアドバイスをなどをした。 ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)の考古学遺産管理委員会共同委員長のダグラス・コマー氏が「世界における縄文遺跡群の価値」と題して報告。「大規模な気候変動など環境の変化があったにもかかわらず、