どうして「感謝」に「謝」が入るのか? 「すみません」は軽いおわびと感謝の言葉 「貸し借り」は思いやりあってこそ成り立つ 他人からの親切に対して、つい「すみません」と言ってしまうことがありませんか? 謝罪の意味で使われるはずの言葉で、どうして感謝の思いを伝えられるのだろうかと、疑問に思う人もいるかもしれません。日本語のプロならば、答えを知っているかもしれない――。そう考えて、話を聞いてみました。(withnews編集部・神戸郁人) どうして「感謝」に「謝」が入るのか? 筆者が感謝の表現について調べてみようと思ったのは、今年のゴールデンウィーク前のことです。ロシアによるウクライナ侵攻にまつわる、ある「騒動」を見聞きしたのがきっかけでした。 4月25日、ウクライナを支援した国々に謝意を伝える動画を、同国外務省のツイッターアカウントが投稿。対象国の名前を刻んだテロップが流れる内容です。その中に「日
![感謝を「すみません」と伝えてしまう…飯間浩明さんが語る根深い理由](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d1a3f4187c500813dc1f73d21698b953ca6e5dce/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs3-ap-northeast-1.amazonaws.com%2Fstorage.withnews.jp%2F2022%2F06%2F02%2F7%2Fce%2F7cef5506-l.jpg)