2月2日、3日の2日間に渡り、東京・秋葉原で「CTFチャレンジジャパン 2012」が開催された。セキュリティ技術者が2~4名で1つのチームを作り、バイナリ解析やパケット解析などジャンル別に用意された問題を解いて得点を競う、いわゆるCapture The Flag(CTF)大会の1つだ。 CTFチャレンジジャパンは経済産業省の委託事業として、NRIセキュアテクノロジーズが主催した。国内における情報セキュリティ人材の確保、育成の遅れを踏まえ、セキュリティ経験を磨き、実践的な経験を積む場を設けることを目的としている。 2012年11月から福岡、大阪、東京、仙台の4個所で開催された予選には、のべ46チーム、166名が参加した。2月開催の本戦にはこの予選を勝ち抜いた9チームが参加し、2日間にわたって「バイナリ解析」「フォレンジック」「サービスアタック」「暗号解読」「パケット解析」、そして「雑学」とい