Javascript is required. Please enable javascript before you are allowed to see this page.
Javascript is required. Please enable javascript before you are allowed to see this page.
今年(2013年)4月、佐賀県武雄市でTSUTAYAの親会社により管理運営される公共図書館がオープンしたことは大きな話題を呼んだが、今、図書館のあり方は世界各地で見直されようとしている。例えばフランス国立図書館は、google booksの電子化攻勢に対抗しようと自前のデジタルアーカイブ「Gallica」を構築したほか、所蔵する画像資料の公開を目的として、facebookやpinterestなどといったソーシャルメディアを積極的に活用している。一方、わが国の国立国会図書館は、歴史的音源へオンライン上からアクセスできる特設サイトを公開し、東郷平八郎の演説などといった貴重な音声資料をアップロードした。さらに、今月17日武庫川女子大学の付属図書館がリニューアルオープンし、学生の意見を受けて談話や飲食が可能なスペースが設けられたことは大きな話題を呼んだ。 変わりつつある公共図書館のあり方を考える糸
図書館は変化している。多くの本を所蔵し、貸出業務をおこなうこれまでの伝統的な図書館としてだけではなく、デジタル化されたインフォメーションにもアクセスでき、まるでカフェのような居心地を提供する…。Google Booksなどを通じて図書館の役割が大きく変化する中、失われつつある地域コミュニティの中心的なハブとして新たな役割を担っている図書館もある。 そして、世界にはその美しい建物によって人々を魅了する図書館が数多くある。そうした図書館は、たんに美しいだけではなく、伝統や歴史を反映しており、失われつつ紙メディアの価値や、図書館が神聖な場所として担ってきた価値を思い出させてくれる。本誌は、世界中の図書館から伝統的で美しい建物を7箇所選んだ。 これらはニューヨークにあるアンドリュー・カーネギーらの大富豪によって設立された公共精神に溢れた図書館をのぞいて、ほとんどが修道院か大学だ。これらは、中世以来
伊那市荒井の市創造館は、前身の旧上伊那図書館に関わる資料や写真などを集めた「上伊那図書館歴史資料室」を2階書庫内に整備し、8月10日から公開する。準備を進める捧(ささげ)剛太館長(54)は、地域でも創造館の歴史を知らない子どもも多いとし、「夏休みを利用して見に来てほしい」と呼び掛けている。 同図書館は1930(昭和5)年に開設された。4階建てで、当時の建築技術の粋を尽くしたといわれる。上伊那の文化・教育の拠点となり、2004年3月に完全閉館。市が再整備し、10年5月に創造館として開館した。書庫には古い書物が数多く並び、モダンな雰囲気が漂う。 資料室には、開館当時の建物の50分の1の精密模型や写真、建築図面などを展示。辰野町出身の実業家武井覚太郎、重要文化財「片倉館」(諏訪市)などを手掛けた建築家森山松之助ら、同図書館の建設に関わったとされる人物を紹介する。終戦後、進駐軍に接収された歴史を説
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く