県立中央図書館では、所蔵する「葵文庫」952タイトル、2708冊のデジタル化作業が終了し、全データの公開を始めた。 同文庫は、江戸幕府の公的機関だった蕃書調所(ばんしょしらべしょ)や昌平坂学問所などの蔵書の一部で、慶応4(1868)年に徳川家達の駿府移封にともなって、県内に移された。 同文庫には、後陽成天皇の勅命により木活字で刷られた慶長勅版の「論語」や、江戸時代後期に仏の百科事典をオランダ訳本から抜粋翻訳した「厚生新編」の稿本(下書き)、18世紀のヨーロッパの地図に本木良永が邦訳した地名の紙を貼った「世界四大洲新地図帳」など、貴重な資料が含まれる。 同図書館では、これまで研究目的の人に限り、職員立ち会いのもとに閲覧を許可していたが、資料の保存と利活用の促進を目的に、平成21年度からデジタル化事業を推進。同図書館のホームページ(http://www.tosyokan.pref.shizuo
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