東海資料ネットで歴史資料保存へ｜NHK 東海のニュース自然災害が各地で相次ぐなか、古文書など歴史資料が失われるケースが相次いでいることから、東海地方でこうした資料の保全に取り組む民間団体「東海資料ネット」が設立されることになりました。 これは、２２日に名古屋大学で東海地方の歴史研究者や博物館などの関係者が出席して開かれた文化財関連のフォーラムの中で発表されたものです。 まず、全国各地で地域の古文書や仏像など歴史資料の保存を図っている「資料ネット」の専門家が、自然災害が各地で相次ぐなか、古文書など歴史資料が失われるケースが相次いでいると指摘し、東海地方でも歴史資料の保存を目指す必要があると訴えました。 続いて、宮城県の「資料ネット」の担当者が、東日本大震災の際に全国の組織から協力を得て津波で壊れた蔵の中から古文書や絵画を運び出し、修復作業を行った事例を紹介しました。 「東海資料ネット」は、来年２月にも設立総会を開き活動を始めることになり、発起人
