国立国会図書館が配信する歴史的音源を楽しむ「歴音(れきおん)コンサート」が7日、佐賀市立図書館であった。「アメフリ」「しゃぼん玉」「赤とんぼ」などの朗読と録音演奏があり、親子連れなど約70人が懐かしい童謡の名作を楽しんだ。
オランダ生まれの人気キャラクター「ミッフィー(うさこちゃん)」の企画展「美術館に行こう!」が10月12日から、唐津市近代図書館美術ホールで開かれる。ミッフィーが唐津市所蔵の美術品を紹介したり、作者ディック・ブルーナ(1927~)の作品や世界観を紹介する展覧会で、同図書館は「美術館を身近なものに感じてもらう企画にしたい」と話している。11月24日まで。 同展覧会は3部構成で、「見てみよう」では、十三代中里太郎右衛門の「叩き唐津」、近代日本美術の先駆者川村清雄の「御所車」など唐津市が所蔵する美術品15点を展示。絵本「うさこちゃん、美術館に行く」のストーリーに沿って、ミッフィーが“ナビゲーター”を務める。 「考えてみよう」は、ブルーナのこれまでの作品を通じ、彼の世界観を考察する内容で、会場には版画やポスター、文庫本のカバーなど約100点を飾る。「生誕68年」のミッフィーや、ブルーナの作風の変化も
長年さまざまな本を音訳する奉仕活動を続け、現在は基山町園部のケアハウスあおぞらで暮らす橋本ゆかりさん(97)が17日、県立点字図書館(佐賀市)に巡回車を贈った。車は、点字図書館に直接行けない視覚障害者らに点字・録音図書を貸し出すため、県内を駆け回る。 橋本さんは1972年の点字図書館開館と同時期に朗読図書制作を始め、図書館や自宅のあった鳥栖市などで40年近く音訳や校正などに携わり、視覚障害者の“目”となって読書の楽しさを伝えた。ボランティア組織も結成、後進も育成し、2009年には緑綬褒章を受章している。今春、患った病気から回復したことを機に、「何か役立てれば」と巡回車の寄贈を決めた。 点字図書館は県内約80人を対象に巡回し、貸し出しや郵送もしている。現在使っている巡回車は10年が経過し、買い換えの検討時期を迎えていた。 新しい巡回車はワゴンタイプ(約200万円相当)で「あすなろ号」の名前も
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