埼玉県八潮市の中川で今年6月、18歳の少年が全裸の遺体で見つかる不審死事件があり、少年を雇っていた派遣会社の社長と社員の計3人が殺害などに関与した疑いが強まったとして、県警は20日にも、殺人容疑などで再逮捕する。 県警は、少年を車に監禁した疑いで3人を逮捕して調べていた。少年は数年前に従業員として雇用され、会社事務所などで寝起きして派遣労働に就いていたが、日常的に暴力を受けていたとの情報もあり、県警は事件の経緯を詳しく調べる。 捜査関係者によると、千葉県松戸市の派遣会社社長(46)と30歳代の社員は殺人と死体遺棄容疑で、別の30歳代の社員は死体遺棄容疑で再逮捕する方針。3人は6月3日午後、社長宅のマンションで、同市の永津隼さん(当時18歳)を浴槽に沈めるなどして殺害し、遺体を八潮市の中川に遺棄した疑いが持たれている。 3日後の6日午後0時45分頃、全裸の永津さんの遺体が中川に浮かんでいるの