愛知県警西枇杷島署は7日、北名古屋市九之坪、元西春町議の杉山弘男容疑者(76)を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕し、発表した。 杉山容疑者の逮捕容疑は、今年4月27日午後3時50分ごろ、同市九之坪の市道で軽トラックを運転中、道路脇を歩いていた近くの小学2年生男児(当時7歳)をはねて右足を骨折する重傷を負わせ、そのまま逃げたというもの。近くの防犯カメラから杉山容疑者が浮上したという。 同署の調べに対し、杉山容疑者は「子供に声をかけたら『大丈夫』と言っていたので立ち去った」と供述しているというが、けがをした小学生と居合わせた友人たちは「『どこで遊んでいるんだ』と怒鳴られた」と話しているという。杉山容疑者は、現在の北名古屋市となる前の旧西春町で民主党の町議を務めていた。