3大流星群の1つである「ペルセウス座流星群」がお盆に見頃を迎えます。一番の見頃は「13日午前3時ごろ」。今年は3年ぶりの好条件となるでしょう。観測のポイントなどをまとめました。 ペルセウス座流星群は、毎年8月12日から14日ごろに多くの流星が見られる流星群です。1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とあわせて、毎年ほぼ安定してみられる3大流星群の一つとされています。 流星(流れ星)は、宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度のチリの粒が、地球の大気に飛び込み、高温になって気化したチリの成分が光を放つために起こる現象です。 流星の起源となるチリは、彗星などの天体(母天体)から放出されますが、このチリの粒の集団が流れを作り、まとまって地球の大気に飛び込んできたものが流星群です。 ペルセウス座流星群の母天体は、スイフト・タットル彗星です。 地球は約1年で太陽の回り