DevOps(デブオプス)という言葉がITproに初めて登場したのは2012年。日本で広がり始めたのは2013~14年ごろだ。開発部門/担当者と運用部門/担当者が密に連携し、ビジネスニーズに応じてアプリケーションのデリバリー(提供)やデリバリー後の改変を素早く実行可能にする一連の取り組みや手法を指す。 価値をもたらし、動作可能なソフトウエアを素早く作るアジャイル開発の発展形ともみなせる。主に開発に関わる作業を自動化するCI(継続的インテグレーション)や、ITインフラの構築・管理を自動化するInfrastructure as Codeといったテクニックを使う。クラウド環境や様々なツール/サービスの普及により、DevOpsを実践するためのハードルは低くなりつつある。 DevOpsを採用する日本企業はごく少数 現状では、日本企業の大多数がいまだにDevOpsをスルーし続けている。調査会社のIDC
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