欧米の開発を担うインドに次世代のリーダーを送り込む 開発の効率化やコスト削減を実現する方法に「オフショア開発」がある。日本企業が開発を委託する先の多くはアジア諸国のベンダーで、自社で管理する子会社を現地に設立して労働者だけを現地調達しているという例も多い。 オフショア開発は欧米でも盛んに活用されており、システムの最先端に触れているオフショア事業者も多い。そこに目をつけたのがNTTコムウェアだ。 NTTコムウェア 基盤技術本部 業務推進部 下平博巳氏 「CMMI(Capability Maturity Model Integration:能力成熟度モデル統合)を取得している企業の3分の2はインドの企業で、インドは欧米の開発を一手に担っています。インドの開発力の高さには注目していました」と、基盤技術本部 業務推進部の下平博巳氏は語る。 研修の目的は次世代リーダーの育成だ。体系的なITマネジメン