【連載】コロナ時代のわたしたち 非常事態にこそ炙り出される「生活」の有り様。コロナによってそれが大きく変わった人・変わらない人――さまざまな生の声を作家・小野美由紀さんが聞き取ります。 第一回:「コロナで研究、諦めたくない」仏人留学生、自宅でパン焼いて食いつなぐ サブカル研究に「プライド」 第二回:コロナ禍、想定されてない「家族」の今 LGBTQカップルに起きたこと 感染、在宅勤務で「会社バレ」のリスク 第三回:「女装は成り行き。でも店に立てないのは寂しい」 ドラァグ・クイーンとコロナ禍 2丁目から見る今 ――緊急事態宣言が出されてから、俳優としての活動に変化はありましたか? 今年の3月はこれまでのキャリアの中で、一番調子が良かった時期でした。PVとCMがそれぞれ1本ずつ、テレビドラマが1本と、出演の機会に恵まれたし、大きなオーディションもあった。 けど、テレビCMの公開がコロナによって飛