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ブックマーク / globe.asahi.com (55)

  • 高齢者差別、韓国で拡大「年金虫」「入れ歯カチカチ」厳しい視線、背景に生産性の問題:朝日新聞GLOBE+

    忠南大学教授(家族社会学) 1970年生まれ。エイジズムと高齢者の人権問題について研究している。早稲田大学と京都大学の研究員として、日韓国の比較や、日の地域高齢者ケアについても研究した。韓国社会学会副会長。 韓国ではエイジズムという言葉自体はまだ知られていませんが、高齢者差別、老人嫌悪という言葉は一般的です。お金だけがかかり、何も生み出さない「年金虫」という言葉があります。また、「トゥルタック」という言葉もあります。入れ歯がカチカチなることを差しますが、それが老人嫌悪の象徴の言葉として使われています。 その差別が起きる要因として最も大きいのが、経済的な問題です。韓国は社会の変わるスピードがとても速い。社会学の世界では「圧縮的な社会」といいます。資主義化と産業化が急速に進んだために、生じる問題にじっくり取り組むひまがなかった。韓国では高齢者を敬う社会だったのが、生産的でない高齢者は価

    高齢者差別、韓国で拡大「年金虫」「入れ歯カチカチ」厳しい視線、背景に生産性の問題:朝日新聞GLOBE+
    kaeru-no-tsura
    kaeru-no-tsura 2024/06/04
    >若者は祖父母と暮らしておらず、高齢者についてそもそも知らないのです。知らないということは偏見につながり、差別を生みます >自分自身の20代のイメージがいい人は差別をしにくいというデータがあります
  • 瀬奈じゅんさんと千田真司さん 特別養子縁組で2人目を迎え入れ「普通の家族」として:朝日新聞GLOBE+

    ――どんなきっかけで特別養子縁組をされようと思ったか教えて下さい。 瀬奈さん 私は不妊治療をして、合計7回体外受精をしました。最初の2回で授からなかったとき、夫が「こういう制度で救える命がある。それも新しい家族の形だと思う」と提案してくれました。最初は「あなたの子を授かるために頑張っているのに」と思ってしまった。でも、夫の提案がなければ息子とも娘とも出会えなかった。だから、当に感謝しています。 千田さん 最初に伝えてから半年後、から「もうちょっと制度について知りたい」と言われました。ぼくも詳しくは知らなかったので、一緒に説明会に行きました。最初は未知な世界で、不安も少しあったのですが、説明会では、先輩のご家族が二組いて、実際に赤ちゃんも抱っこさせていただきながら交流できました。一緒にお昼ご飯をべながら話す時間もあったのですが、そのご夫婦たちも、説明会を一緒に受けている方々も、どこにで

    瀬奈じゅんさんと千田真司さん 特別養子縁組で2人目を迎え入れ「普通の家族」として:朝日新聞GLOBE+
  • さよならTwitter【後編】イーロン・マスク氏はヘイトを放置 ユーザーはどこへ行く?:朝日新聞GLOBE+

    EU(欧州連合)は年内に新デジタル規制DSA(デジタルサービス法)を発効させる。前編で述べたようにTwitterはすでにEUの監視対象だ。Twitterのような巨大SNSでのヘイトスピーチ放置には巨額の罰金が課されるようになる。 この2023年6月下旬にはブルトン欧州委員が同社を訪問してヘイトスピーチ対策をしっかり実施するよう念を押した。それを考えると前述のヘイト監視団体CCDHを初めとする外部団体の指摘はTwitterにとってはありがたい助言のはずだ。指摘された不備を解決しなければEUでの事業継続は無理だからだ。 ところがTwitter2023年7月31日、CCDHを訴える暴挙に出た。この経緯を見ると、TwitterがEUが求めるヘイトスピーチ規制を遵守するとは考えにくい。このままではTwitterのEU撤退は避けられないといえる。あるいは「罰金刑は不当だ」としてEU当局を訴える暴挙に

    さよならTwitter【後編】イーロン・マスク氏はヘイトを放置 ユーザーはどこへ行く?:朝日新聞GLOBE+
  • さよならTwitter【前編】突然の利用制限、ブランド変更にマスク氏の「迷惑体質」:朝日新聞GLOBE+

    マスク氏が買収する以前のTwitterは、高度な技術力を備え合理的な経営をするシリコンバレー流のテクノロジー企業だと思われてきた。だが、マスク氏が買収した後のTwitterの経営を合理的な施策の積み重ねとして理解することは困難だ。むしろ非合理的な、はた迷惑な出来事に目を背けず調べることで、はじめて理解できることが多い。 同社に起きた出来事を調べていくと、あるパターンが見えてきた。オーナーのマスク氏は、技術やビジネスの合理性、持続性よりも、刹那的な注目を重視する傾向がある。そして特に自分と親和性があるグループ——特に差別発言で物議をかもすことでSNSを盛り上げ閲覧数を稼いでくれる極右インフルエンサーとその支持者からの人気を重視する。イーロン・マスク氏自身も「迷惑系インフルエンサー」としての行動を取っているのである。 予告なしの利用制限にユーザーは悲鳴 ある日突然、予告なしに利用制限が始まった

    さよならTwitter【前編】突然の利用制限、ブランド変更にマスク氏の「迷惑体質」:朝日新聞GLOBE+
  • ロシアのタトゥー2人が明かしたドタキャンの真相 タモリさん「番組で一番印象的」:朝日新聞GLOBE+

    タモリさんが司会を務める音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日)が10月、ギネス世界記録に認定された。 理由は「同一司会者による生放送音楽番組の最長放送」。タモリさんの司会期間は番組初期から34年あまり。名実ともにすごい記録はソーシャルメディアでも話題になった。 でも個人的にこのニュースで注目したのは、認定を受けたタモリさんのコメントだった。 番組で一番印象的な出来事として、タモリさんは次のように語った。 「それはやっぱりt.A.T.u.(タトゥー)でしょう。あれは忘れられないですし、あれを超える出来事はないでしょうね……」 タトゥー。1999年に結成されたロシアのリェーナ・カーチナさん(37)とユーリャ・ボルコワさん(36)の女性デュオだ。 2人は当時10代で、抜群の歌唱力と反抗的でレズビアンという設定が注目され、一躍世界中で人気になった。日でもファーストアルバムが大ヒットし

    ロシアのタトゥー2人が明かしたドタキャンの真相 タモリさん「番組で一番印象的」:朝日新聞GLOBE+
  • 新型コロナ「5類」 旅行は無制限?もうインフルと同じ? 高山義浩医師が解説:朝日新聞GLOBE+

    観光客でにぎわう東京・浅草の仲見世商店街=2023年4月29日午後0時54分、東京都台東区、伊藤進之介撮影 コロナは法律上は「インフルエンザと同じ」 職場や旅行で変化 新型コロナウィルスは発生当初の2020年2月、「指定感染症」に指定されたが、2021年2月に「新型インフルエンザ等感染症」に変更され、さらに今回は5類となった。 「法律上はインフルエンザと同じ扱いになった、ということです。例えば、感染した場合に隔離されることはなくなりました。緊急事態宣言など社会全体への活動抑制が行われることもありません。職場などでも感染した場合にどうするかは、それぞれの事業所ごとの判断になります」 ほかにも、濃厚接触者への外出自粛の要請がなくなった。ただし厚労省は感染者には「発症翌日から5日間」の外出自粛を推奨し、10日間はマスクを着用するなど周囲への感染予防を心がけるよう求めている。 「ただし、学校保健安

    新型コロナ「5類」 旅行は無制限?もうインフルと同じ? 高山義浩医師が解説:朝日新聞GLOBE+
  • ジャニーズ事務所のメディアコントロール手法 「沈黙の螺旋」は破られるのか:朝日新聞GLOBE+

    間接的に疑惑認めた、民事訴訟でのジャニー喜多川氏の証言 まず、簡単に番組内容とジャニー氏の性的虐待問題について整理しておこう(内容は国版を参照している)。 この一件を追うのは、モビーン・アザー記者だ。ミュージシャンのプリンスを追った評伝『プリンス 1958-2016』 (2016年)や、イギリスのムスリムが共同生活をするリアリティ番組”Muslims Like Us”(2017年)でイギリスアカデミー賞を受賞した実績がある。 冒頭、アザー氏が向かったのは文藝春秋社だった。1999年から翌年にかけて、『週刊文春』はジャーナリストの中村竜太郎氏を中心に、ジャニー喜多川氏の性的虐待疑惑を連載した。一般にこの問題が広まったのもこの記事の影響が大きいだろう。 だが、この連載が続いていた最中の1999年11月、ジャニー喜多川氏とジャニーズ事務所は文藝春秋側を相手に名誉毀損で民事訴訟を起こす。2002

    ジャニーズ事務所のメディアコントロール手法 「沈黙の螺旋」は破られるのか:朝日新聞GLOBE+
  • ジャニー喜多川氏の少年たちへの性加害疑惑 英BBC番組の制作者「沈黙の壁あった」:朝日新聞GLOBE+

    番組名は「J-POPの捕者 秘められたスキャンダル」(原題=Predator: The Secret Scandal of J-Pop)。イギリス国では3月7日(日時間8日)に放映された。日では3月18、19両日に放送や配信が予定されている。 日での放映に先立って17日、東京都内の日外国特派員協会(FCCJ)で編が上映され、取材にあたったジャーナリストとディレクターとによるオンライン会見が開かれた。 会見で、取材にあたったジャーナリストのモビーン・アザー氏は「私たちは取材でここまで『沈黙の壁』にぶつかるとは思っていませんでした。組織やジャーナリスト、企業、音楽業界の人々は自分たちの経験を共有したがらず、意味のある形で関わろうとしませんでした。番組の最大の狙いは議論を呼び起こすことにあります」と述べた。 オンラインで会見したジャーナリストのモビーン・アザー氏=2023年3月17

    ジャニー喜多川氏の少年たちへの性加害疑惑 英BBC番組の制作者「沈黙の壁あった」:朝日新聞GLOBE+
  • 英語の冠詞や単数・複数、間違えるとネイティブは「一瞬思考が止まる」どういうこと?:朝日新聞GLOBE+

    突然だが、次の短文に違和感を感じるだろうか。 “I went to the school yesterday.” theが不要なのでこの文章は不正解だ。日人が大変苦手な「a(an)」「the」をつけるのかつけないのか問題である。 英語は得意、という人でも、「a(an)」「the」をつけるのか、不要なのか、また、名詞が複数形なのか、単数形なのかで迷うことは多いはずだ。 12月4日、この問題が注目される出来事がTwitter上で起きた。 きっかけは、日への入国者向けに厚生労働省が作った新型コロナウイルス関連の英文配布物で、文の「不自然さ」を指摘したあるツイートだった。 今朝アパートを整理しながら、9月入国した時にいただいたこの書類を見つけました。大きな混乱を招くほどではないですが、文法の間違いや不自然な言い回しが多いので明らかにネーティブチェックを受けていません。なので印象が悪いです。この

    英語の冠詞や単数・複数、間違えるとネイティブは「一瞬思考が止まる」どういうこと?:朝日新聞GLOBE+
  • 【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職:朝日新聞GLOBE+

    小泉悠さんにとって、夏は一つの思い出がよみがえる季節だ。 毎日のように通っていた図書館のある市民センターの2階で、母親が有志と原爆展を開くのだ。 両親は、二人とも反核・反戦運動に熱心だった。母親らが主催していた夏の原爆展では、小泉さんも投下直後の悲惨な写真を毎年見ていた。 『風が吹くとき』『トビウオのぼうやはびょうきです』……。当時読んだ原爆をテーマにした児童書の題名は、いまでもいくつもそらんじられるほど。その恐ろしさは、深く脳裏に刻まれた。 母親らが原爆展をしている階下の図書館で、息子は軍事も、読みあさっていた。自衛隊員と遊んでいることも、親は快く思わなかった。 「両親とはさんざんもめました」 だが、両親との確執は、独特のバランス感覚とさまざまな素養を養うことにもなった。 意見の異なる相手にどう耳を傾け、どうしたら納得してもらえるのか。自分のやっていることを両親に説明しようと必死で考え

    【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職:朝日新聞GLOBE+
  • 【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+

    手元に置いた携帯電話がひっきりなしに鳴っている。ほとんどが取材依頼だという。2月24日のロシアによるウクライナ侵攻後、時の人になった。 引っ張りだこになるのには訳がある。相手に目線を合わせつつ、複雑な事象をわかりやすく説明する力。ロシアにもウクライナにもくみせず、膨大な軍事情報をつないで全体像を描き出す分析力。 「彼は言葉の力で一種の社会現象を起こしている」。そう話すのは、2019年、小泉さんを東大先端科学技術研究センター(先端研)に誘った先端研教授の池内恵さんだ。 「彼が話すと議論が整理されていくんです。いろんな人が投げた球を一つずつ拾い、それに答えつつまとめるという、非常に高度なことをやっている」。だが、人気の理由は、明晰さだけではなさそうだ。ときおり垣間見せるユーモアや、硬軟とりまぜた引き出しの多さ。自ら「軍事オタク」ぶりを見せて、楽しんでいるふしもある。 東京大学先端科学技術研究セ

    【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+
  • ロシアの自由な通信を守る「とりで」が筑波大学にあった 月間100万人がアクセス:朝日新聞GLOBE+

    モノであふれる雑然とした執務スペース。ロシアの自由な通信を守るためのサービスを続ける筑波大学客員教授・登大遊さんは、この長机でアイデアを形にする=須藤龍也撮影 コンピューターのサーバーが積み上げられた部屋で、大量に接続されたケーブルの通信ランプが、それぞれに緑色の点滅を繰り返していた。外部から接続されていることを示すものだ。 接続している人たちは、このサーバーを中継地点にして、世界各国のサイトにアクセスしている。 これは、「VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク=仮想専用線)」と呼ばれるサービスの一環だ。 VPNはもともと、企業など組織内のネットワークに外部から安全に接続する仕組みとして考案された。コロナ禍で在宅勤務をするために使い始めたという人も多いだろう。 VPNにつながる通信はすべて暗号化されており、接続する人がどのサイトにアクセスしているかなど、第三者が知るすべはない。 「

    ロシアの自由な通信を守る「とりで」が筑波大学にあった 月間100万人がアクセス:朝日新聞GLOBE+
  • 銀河英雄伝説の田中芳樹さん「ナンバー2は綱渡り」 オーベルシュタインの不要論語る:朝日新聞GLOBE+

    業界の首位と2位は単純に言えば競い合うだけの関係ですが、同じ組織のトップとナンバー2となると、支えもすれば競いもする複雑な人間模様を描きます。 最初の出版から今年で40年、2度目のアニメ化が進み、国境も世代も越えて読み継がれているSF小説の大作「銀河英雄伝説」(銀英伝)では、その序盤、異彩を放つ登場人物がトップに「ナンバー2不要論」を具申します。「組織にナンバー2は必要ありません。無能なら無能なりに、有能なら有能なりに、組織をそこねます」――。 この発言は物語の展開を大きく変え、多くの銀英伝ファンの心を揺さぶることになるのですが、著者の田中芳樹さんはこの発言にどんな思いを込めていたのでしょうか。(大牟田透) 「銀河英雄伝説」のオーベルシュタインが唱える「ナンバー2不要論」を語る田中芳樹さん 銀英伝は、銀河帝国のラインハルト、自由惑星同盟のヤンという2人の若い戦略家の攻防を軸に描かれた壮大な

    銀河英雄伝説の田中芳樹さん「ナンバー2は綱渡り」 オーベルシュタインの不要論語る:朝日新聞GLOBE+
  • ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+

    ソ連が崩壊してから12月25日で30年になる。史上初の社会主義超大国としてアメリカと世界を二分し、冷戦を繰り広げたが、経済の悪化や、政権弱体化を招いたゴルバチョフ氏の改革などにより、1991年に消滅した。 物不足、厳しい情報統制…そんなイメージが強いソ連だが、実際はどうだったのか。1980年代末から崩壊までのソ連で子ども時代をすごし、現在は日で声優として活躍しているジェーニャさんに「私が生きたソ連」を語ってもらった。 ソ連の記憶について語る声優のジェーニャさん ――ソ連での暮らしぶりを教えて下さい。 私はシベリアのノボシビリスクという都市で生まれたんですけど、父が軍人だった関係でリャザンやゴーリキー(現在のニジニノブゴロド)など転々としていました。 ものは少なかったですね。それはあとから分かったことで、当時は普通だと思っていました。商店に行っても、陳列棚が空っぽの記憶しか残っていません。

    ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+
  • 岡口基一裁判官の弾劾裁判は何が問題なのか 法曹界から上がる危機感、米国制度との違い:朝日新聞GLOBE+

    SNSで不適切な投稿をしたとして、仙台高等裁判所の岡口基一裁判官が国会の弾劾裁判所に訴追されました。 罷免判決を受ければ、岡口氏は裁判官を辞めるだけでなく、法曹資格も失うことになります。 SNSでの発言をめぐって弾劾裁判にかけられるのは前代未聞であり、三権分立を揺るがすとして多くの法曹関係者から反対の声が上がっています。問題点と国民に与える影響について論じます。(弁護士・亀石倫子) 弾劾裁判とは 弾劾裁判とは、国会に設置された裁判官弾劾裁判所が、身分にふさわしくない行為をした裁判官や、職務上の義務に違反した裁判官を辞めさせるかどうかを判断する裁判です。 裁判官は、公正な裁判を行い国民の権利を守るという重要な役割を担っているため、国会や内閣から圧力を受けたり、特定の政治的・社会的な勢力から影響を受けたりしないように、憲法で「裁判官の独立」が保障されています。 その例外が弾劾裁判です。憲法で身

    岡口基一裁判官の弾劾裁判は何が問題なのか 法曹界から上がる危機感、米国制度との違い:朝日新聞GLOBE+
  • 日本の眞子さま・小室圭さん結婚報道、アメリカメディアはあきれながら見ている:朝日新聞GLOBE+

    プリンセスの結婚が決まった。しかしおとぎ話のようなものではない。 A Princess Is Set to Be Wed. But It’s No Fairy Tale. 10月1日付 ニューヨーク・タイムズ紙 イギリスのハリー王子とアメリカ人のメーガン妃が「メグジット」でイギリスを離れてアメリカで暮らすことになり、テレビに出演して心境を語った際、多くのイギリス人が驚愕(きょうがく)したのに対し、アメリカでは多くの人が応援した。 そのため、眞子内親王がcommoner(一般人)の小室圭さんとの結婚を控え、結婚後はアメリカで生活する予定であることや、それにまつわるcontroversy(論争)を報じる際、アメリカのメディアはいち早くハリーとメーガンになぞらえた。ニューヨーク・ポスト紙は、「お金なしのメグジット」とまで呼んだ。 この結婚に関するアメリカの報道を見ると、眞子さまと小室さんが結婚

    日本の眞子さま・小室圭さん結婚報道、アメリカメディアはあきれながら見ている:朝日新聞GLOBE+
  • 日ハム「日サロ」問題でよみがえる「悪意なき差別」の記憶 母が中国の私、怒りと後悔:朝日新聞GLOBE+

    「日サロ行きすぎだろ」と言われた直後の万波中正選手(中央)。苦笑したような表情を浮かべている。球団がTwitterに投稿した動画に一部始終が映っていた(現在は削除)=@FightersPR/Twitter 【関連記事】「日サロ行きすぎ」発言、父がコンゴ人の日ハム・万波選手に? 球団「聞こえるが…」 私は日人の父と中国人の母の間に生まれた。子どもの頃から「悪意なき差別」にさらされてきた。 Twitterで問題の動画を見たとき、私が最もつらかったのは、発言直後に万波選手が見せた苦笑と凍り付いたような表情だ。まるで過去の自分を見ているようだった。 「小川くん、天然だよね。お母さんが中国人だから?」 小学校高学年のころ、同級生からそう言われたことがあった。当時は、差別という概念も知らず、「よく意味が分からない」と思う程度だった。「そうかな?」。何度かやり取りをして終わった。 その何カ月か後。「ハ

    日ハム「日サロ」問題でよみがえる「悪意なき差別」の記憶 母が中国の私、怒りと後悔:朝日新聞GLOBE+
  • 「日サロ行きすぎ」発言、父がコンゴ人の日ハム・万波選手に? 球団「聞こえるが…」:朝日新聞GLOBE+

    「人種差別発言」との批判を浴びたプロ野球・日ハムの「円陣」を撮影した動画。同球団のTwitter公式アカウントが投稿していた(現在は削除)=@FightersPR/Twitter 問題の動画が投稿されたのは今年4月11日。選手たちが試合前、ベンチ前に集まって気合を入れる円陣を組む様子が写っていた。その中心に、声出し役の万波中正選手がいた。万波選手はプロ3年目の若手で、父親がアフリカ・コンゴ人だ。 万波中正選手=日ハム提供 「一昨日と昨日勝てて、今日勝てば今シーズン初の3連勝ということで、全員で勝ちにいきましょう。さぁ行こう」 万波選手がそう声をかけると、ほかの選手らは「なんで?」「1人でやれ、お前」などと冷めた様子。そんなやり取りの中で、誰かが「日サロ(日焼けサロン)行きすぎだろ、お前」と発言した。このとき、周りにいた選手たちは万波選手を見ており、「それはまずい」と言う声も動画に入ってい

    「日サロ行きすぎ」発言、父がコンゴ人の日ハム・万波選手に? 球団「聞こえるが…」:朝日新聞GLOBE+
  • 健常者が持つ「特権」、障害者が求めるのはわがまま? 全盲弁護士の答え:朝日新聞GLOBE+

    おおごだ・まこと おおごだ法律事務所代表。第一東京弁護士会所属。2006年に司法試験に合格、全盲の人としては3人目。翌年、弁護士登録し、2009年から日弁護士連合会の「障がいのある人に対する差別を禁止する法律に関する特別部会」の委員を務める。で全盲のシンガーソングライター、大石亜矢子さんと、2人の子ども、盲導犬と暮らしている。 ――今回の件について率直にどう感じましたか。 一個人の感想ですが、伊是名さんはつらかったろうなというのが第一ですね。 子どもと一緒にとても楽しみにしていた旅行だったでしょう。何も好き好んで駅員と言い合いをしたくは当然なかったでしょうし、目的地に行けたとはいえ、時間も狂ってしまったし、道中、すごく気持ちはよくなかったろうなと思います。 つらかったろうな、よく頑張ったねと心の底から思いますね。 「わきえまる障害者になりたくない」JR東の対応に声上げた、車いすの伊是名

    健常者が持つ「特権」、障害者が求めるのはわがまま? 全盲弁護士の答え:朝日新聞GLOBE+
  • 女性研究者は16%の衝撃 OECD最低レベルの現状に沖縄から挑戦する:朝日新聞GLOBE+

    沖縄科学技術大学院大学(OIST)が開いたサイエンスワークショップ「ハイサイ・ラボ2021」に参加する沖縄県内の中学生と高校生の女子生徒ら

    女性研究者は16%の衝撃 OECD最低レベルの現状に沖縄から挑戦する:朝日新聞GLOBE+