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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (105)

  • まじめの罠 ☆☆ - 琥珀色の戯言

    まじめの罠 (光文社新書) 作者: 勝間和代出版社/メーカー: 光文社発売日: 2011/10/18メディア: 新書購入: 2人 クリック: 174回この商品を含むブログ (26件) を見る 出版社/著者からの内容紹介 ◎ 著者の言葉 このは「まじめな人」に捧げるです。 「まじめな人」とは、ある目標に向かって一所懸命に突き進んでしまう人。 「まじめ」は日では誉め言葉ですが、当に褒め言葉に値するものなのでしょうか。 そのことを疑ってほしい、というのが書の考え方です。 ◎ 内 容 「まじめの罠」とは、何かに対してまじめに努力した結果、 自分や社会を悪い方向に導いてしまうリスクを指す。 そして、いま、日社会全体がこの罠にハマっていると考えると、 いろいろな謎を解くことができる。 あなたは、この罠にハマっていませんか? 「究極の優等生」として悩みながら働いてきた著者が 渾身の力を込めて

    まじめの罠 ☆☆ - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/12/09
    「まじめ」を叩くふりして、「バカ」を叩いたようだな、今回は。
  • 「ナンバーワン教育」と「オンリーワン教育」の終わりなき葛藤 - 琥珀色の戯言

    参考リンク(1):苦手な人たち増量中 - 北沢かえるの働けば自由になる日記 ああ、嫌な人だなこの<参考リンク(1)>に出てくる「Bランク」の女性は……と思いながら読みました。 この人は自分が努力していて、キャリアを積み上げていることを誇りたいのだろうけど、「高卒の同僚」を叩く必要はありませんよね。 でも、その一方で、「狭い会社という世界のなかで、『自分よりレベルが低い人間』をつくって、優越感に浸ることに生きがいを感じ、それを「その会社とは関係のない友人」の前で話してしまうというこの人の無防備さに、僕はなんだかせつなくなってしまいました。 なんか悲しい人だな、って。 努力、キャリアアップ、生活レベルの上昇! その結果、得られたものが、高卒の同僚に対する優越感と、「生活レベルを落としたくない」という強迫観念なんて。 でもなあ、結局のところ、ある種の人たちの「生きがい」みたいなのが、こういうとこ

    「ナンバーワン教育」と「オンリーワン教育」の終わりなき葛藤 - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/12/04
    これ読んでの感想書きました♪
  • 「昔のインターネットは面白かった」 - 琥珀色の戯言

    「昔のゲームは面白かった」 僕もそんなふうに思うことがある。 でも、実際に僕がテレビゲームというものにはじめて触れた、1980年代前半くらいのゲームというのは、なかなか凄まじい代物だった。 昔のマイコンゲームなんて、いまだったら、絶対に1時間もしないうちに投げだすと思う。 画面に線が引かれ、色が塗られて絵が完成するまでのあいだ、数分間待たなければならないアドベンチャーゲーム。 コマンド入力は英語なのだけれど、一日中辞書を引きながら片っ端からいろんな動詞を入力しても、「ココデハ ○○ デキマセン」しか返ってこないこともあった。 (「ナニヲ ○○ スルノデスカ」と表示されると、それは「どこかで使える動詞」なので、けっこう嬉しかった」 テープ版があるのは良いものの、階段で上の階や下の階に行くたびに、1時間くらいロードするアクションRPG。 「3D」を売り物にしていたが、とにかく処理速度が遅く、1

    「昔のインターネットは面白かった」 - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/11/30
    ゲームとwebが不便だったころの思い出。「まあ、アフィリエイトなんて影も形も無い時代に、苦労して個人サイトをつくっている人間は、「普通じゃない」」 今思うと、狭い世界でよく揉めてたよなw
  • 「落語とは人間の業の肯定である」 - 琥珀色の戯言

    訃報:落語家の立川談志さん死去、75歳(毎日jp) カリスマ的人気を誇った落語家で元参院議員の立川談志(たてかわ・だんし<名・松岡克由=まつおか・かつよし>)さんが21日午後2時24分、喉頭がんのため東京都内の病院で死去した。75歳。葬儀は23日、密葬で行われた。後日お別れの会を開く予定。喪主は則子(のりこ)さん。 東京都出身。1952年、16歳で五代目柳家小さんに入門、小よしを名乗った。63年、五代目談志を襲名し真打ちに昇進した。 「伝統を現代に」を掲げ、江戸情緒を大切にしながらも現代的な感性で古典落語を捉え直し、新たな息吹を与え、戦後落語界の風雲児となった。欠点だらけの人間の生きざまを描くのが質として「落語とは人間の業(ごう)の肯定」と唱え、卓越した心理描写で語る「芝浜」や「紺屋高尾」などの人情ばなしを得意ネタとした。 昨日、立川談志師匠の訃報を聞きました。 僕は直接談志さんの高

    「落語とは人間の業の肯定である」 - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/11/24
    「現代と言わずとも、パーソナリティに作品は負けるんです」これに気付くとキツイよなぁ。受ける人間になるってことと、自分がやりたいことのズレ。笑いって怖い。
  • なぜ日本人は落合博満が嫌いか ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    なぜ日人は落合博満が嫌いか? (角川oneテーマ21) 作者: テリー伊藤出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/05/10メディア: 新書購入: 2人 クリック: 160回この商品を含むブログ (38件) を見る 内容紹介 選手としても監督としても実績は抜群なのに、落合博満への評価は低すぎるのではないか。落合流の超合理主義こそ、今日人が参考にすべきリーダー像ではないか。無類の野球好きのテリー伊藤が鋭く突っ込む。 日シリーズは3勝3敗で第7戦まで勝負が持ち越される熱戦となりました。 最終的には、今シーズン全球団から勝ち越すという驚異的な記録を打ち立てたソフトバンクが勝ち、8年ぶりの日一に。 落合体制での集大成としてこのシーズンに臨んだ中日は、惜しくも敗れてしまいました。 落合監督は、退任が決まってから、あらためてその存在感がクローズアップされて

    なぜ日本人は落合博満が嫌いか ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/11/23
    野球ファンの夫いわく、「いくら勝とうが、おもしろくない。それで、客が入らなくなったってのはダメってことでしょ」
  • ある「落第監督」の記憶 - 琥珀色の戯言

    『なぜ日人は落合博満が嫌いか?』という新書紹介のエントリを昨日書いたのですが、かなり大勢の人が読んでくれて驚きました。 それで、今日はその続きというか、落合監督のことを書いていて思い出した、ひとりの監督の話をしようと思います。 その監督は、マーティ・ブラウン。 彼は、低迷を続ける広島カープの「改革」の一環として、アメリカから招かれ、監督に就任しました。あちらの3Aでは最優秀監督の実績がありましたが、メジャーリーグでの監督実績はなし。 正直、監督としての手腕は微妙で、中継ぎ陣の整備や東出選手の復活、コンディショニングの改善など、功績は少なからずあったものの、チームの成績はいまひとつ。 広島市民球場最終年は、「さよなら市民球場フィーバー」の勢いもあって、あと一歩でクライマックスシリーズも見えたのですが息切れ、捲土重来を期して望んだ2009年シーズンも、定位置の5位で、彼はカープの監督を追われ

    ある「落第監督」の記憶 - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/11/23
    野球に限らず、地域に根付いたスポーツチームってのは、ブラウン監督みたいな人がいたよね。応援してもらうって、こういうところからはじまるもんだし。
  • ジブリの哲学 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ジブリの哲学――変わるものと変わらないもの 作者: 鈴木敏夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/08/11メディア: 単行購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (17件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 世界中で愛されているアニメーション映画を、どのように作ってきたのか。そこには人との出会いがあり、大好きな映画を観てきた日々があり、プロデューサーとしての「戦略」がある。さらに、異分野・異世代の人たちと頻繁に語りあい、堀田善衛、加藤周一など時代をつくった人たちからも、直接に多くのことを学んできた。そして宮崎駿監督、高畑勲監督との日常の何気ない会話から生まれてきたことも…。ものづくりの愉しさと、著者の熱い思いが伝わってくる、ドキュメントエッセイ。 この、スタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんが、さまざまなメディアに発表した文章の「寄せ集め

    ジブリの哲学 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/11/13
    「どんなに優秀なスタッフを育てても、彼らがいなくなったら、それは、「ジブリの作品」ではなくなってしまうのでしょうね」
  • 『ベストセラー作家だけど質問があるよ?』に答えてみました。 - 琥珀色の戯言

    いまさらながら、『ベストセラー作家だけど質問があるよ?』に答えてみました。 何でぼくのことを承認欲求の強い人間だと思うの? このエントリのような質問をすることそのものが「おさえきれない承認欲求」のあらわれなのだと思われるのでしょうね。 「こんなこと書いたら叩かれるかな」と自粛する人が大多数でしょうから。 何でぼくがブックマークのためにブログを書いてると思うの? 「1000ブクマいったら、○○します」というような「ブックマーク数を条件にしたエントリがあるからなのでは。「100万円くれたら、××します」と表明している人がいれば、「ああ、この人はお金が欲しいんだな」と思うのと同じです。 なぜぼくの悪いところだけを取りあげて良いところを見ようとしないの? 僕は良いところ(面白いところ)も見ているつもりです。ただ、これまでの『はてな』での流れをみていると、おそらく、あなたが「成功してしまった、しかも

    『ベストセラー作家だけど質問があるよ?』に答えてみました。 - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/10/23
    メモとして。
  • 「よくできた偽物」は、「本物」の代わりにはなれない。 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:日で一番すごい美術館 - Chikirinの日記 このエントリを読んでいて、先日行った、この博物館のことを思い出しました。 北九州市立 いのちのたび博物館【自然史・歴史博物館】 この博物館、『スペースワールド』という大きな遊園地(ギャンブルパパも安心の『WINS八幡』も併設)のすぐ近くにあるのですが、入場料は、なんと500円!巨大な恐竜の標も多数展示されており、化石や九州の伝統文化も満載。好奇心を非常にくすぐられる博物館です。 もけっこう楽しんでいましたので、「自然科学なんて大嫌い!」という人でなければ、性別に関係なく楽しめると思います。 僕も大きな恐竜の標に圧倒されて、写真を撮りまくり、息子と大はしゃぎしていたのですが、その展示をよく見てみると「レプリカ」の文字が。 あっ、ここにも、あれも…… 大きな恐竜の標は、みんな「レプリカ」なんですよねこの博物館。 それを見た

    「よくできた偽物」は、「本物」の代わりにはなれない。 - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/10/13
    「直接襲われたこともないはずなのに、恐竜の見た目の何を基準に「怖い」「怖くない」を区別しているのか、考えてみるとすごく不思議」
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 国防論 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ゴーマニズム宣言SPECIAL 国防論 作者: 小林よしのり出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/08/31メディア: 単行購入: 6人 クリック: 116回この商品を含むブログ (16件) を見る 内容説明 この国を守れ!衝撃の国防の書、登場。 『戦争論』から13年―― 国家の要諦、ここに完結! 日の国防を担う自衛隊の存在価値を今回の東日大震災をきっかけに誰もが再認識した。さらには、尖閣諸島への中国工作船の接近などから、より自衛隊の役割が増している。 拡大する中国の脅威、迫る糧危機、牙を剥くグローバリズム、 突きつけられたエネルギー安保――もう目を背けてはいけない! そもそも「国防」とは何か。未曾有の国難に直面し、あらためてそれが問われている。 被災地における自衛隊の活動を中心に、領土保全、災害支援、糧安保と多岐にわたるテーマで論じる。 読んでいて、「ああ、こんなことは

    ゴーマニズム宣言SPECIAL 国防論 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/09/29
    「僕たちの大部分はガンダムに乗れるわけじゃなくて、ジムとかボールに乗って、「じゃまだ!」とシャアに蹴っ飛ばされて爆死」 それは毎度思う。飛んで行ったミサイルの下にいるのが、僕ら/最後の一文は完全同意。
  • 「あなたはパソコンに支配されている」 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:最近のインターネットの人口分布を、自分の観測範囲から分析してみた。 - orangestarの日記 先日、から「あなたはパソコンに支配されているみたい」と言われたのですが、それ以来、ちょっと考えこんでいるのです。 「じゃあ、もうネットなんてやめて、現実に戻る」っていうのも、なんか変だし。 最近はすっかり、ネットと現実の境界は、曖昧になってきています。 いや、もともと無かったのかもしれないけれども、少なくとも僕の周囲の人には「パソコンを使って何かをすること」そのものが異常だと感じる人はいないようです。 昔は「ネットサーフィンが趣味」という人が少なからずいたけれど、いまは、そんなことを言う人はいない。 ネットを使うことは、カッコいいことでもないし、珍しいことでもない。 「ネットで何をやるか」は、たしかに問題なんだろうけれども。 僕自身にも「言い分」みたいなものはあるのです。 僕は

    「あなたはパソコンに支配されている」 - 琥珀色の戯言
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    kaerudayo 2011/09/15
  • 韓流エンタメ 日本侵攻戦略 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    韓流エンタメ 日侵攻戦略 (扶桑社新書) 作者: 小野田衛出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2011/09/01メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (5件) を見る 内容紹介 少女時代、KARAはなぜ売れた? 日人の知らないK-POPビジネスの光と影を、関係者の証言をもとに構築 2003年、ぺ・ヨンジュン主演のドラマ『冬のソナタ』から始まった韓流ムーブメントは、2010年に少女時代やKARAなど K‐POP勢が日進出したことによって新章に突入した。当初はオバさんばかりだったファン層も、今では完全に様変わりし、 「韓流の聖地」と化した新大久保ではド派手なハングル文字のネオンが深夜までギラギラ光り、週末ともなると若いK‐POPファンの若い女性が 束となって道に溢れている。事実、新大久保に年間訪れる旅行者の数は東京タワーを超え、いまや第二の原宿と化しているほどだ。

    韓流エンタメ 日本侵攻戦略 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/09/12
    国の規模から言うと、韓国国内だけでは経済発展は難しいんだとか。芸能も同じ流れにあるだけ。
  • 神様のカルテ ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ: 自然あふれる長野・松庄病院で、内科医として働く栗原一止(櫻井翔)。24時間365日体制で医師不足の問題を抱える病院で、前向きな職員たちと共に診療をこなす一止にとって、最愛の・榛名(宮崎あおい)らと語らうことが日々の楽しみだった。そんなある日、一止はある患者と出会い、人生の岐路に立つこととなり……。 映画『神様のカルテ』公式サイト 2011年22作目の劇場鑑賞作品。 9月1日のレイトショーで、1000円均一だったためか、観客は30人くらいとなかなかの盛況でした。 外は、けっこう激しい雨だったんですけどね。 現役医師・夏川草介さんの大ヒット小説が原作のこの映画、ネットでの前評判は賛否両論というか、やや「否」が多いかな、という印象でした。 僕は原作にちょっと恨みもあるので、「怖いものみたさ」というか、「あら探し」気分で観に行ったことをあらかじめ書いておきます。 観終えての感想

    神様のカルテ ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/09/03
    想定の範囲内か。
  • 嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    嘘みたいな当の話 [日版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト 作者: 内田樹,高橋源一郎,ほしよりこ出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2011/06/23メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 32回この商品を含むブログ (10件) を見る 内容紹介 泣いた、笑った、驚いた! 日中から届いた149の実話たち 「人生にはいろんなことがあるよねって僕は読んでてホッとしました」 ──内田樹 ★ほしよりこの楽しいイラストに、 柴田元幸×内田樹による〈特別対談〉も収録! ひとはいつだって、それぞれの現実を生きている ◎スリに遭い、大事な写真がなくなった!でもある日、郵便受けを開けたら……(「写真」) ◎死のうと思った。二歳の息子と車に乗ってエンジンをかけたそのとき……(「死のトンネル」) 「あるある」から「まさか!」まで、どこかの誰かの身に起きた、当にあったストーリー。

    嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/09/03
    メモとして。
  • 「島田紳助的な人心掌握術」は引退しない。 - 琥珀色の戯言

    僕は島田さんの、子分を集めて濃密な人間関係をつくり、そのなかで「絆」や「感動」をどんどん生産していく手法が好きじゃないので、引退については、「そうか、もう観なくてすむのか」という感じです。 いや、そんなこと言う前に、最近テレビで観ているのは、スポーツ中継とCSの『ゲームセンターCX』くらいなんですけど。 でもまあ、あの会見をみながら、いろいろ思うところはありました。 そりゃもう、逮捕されるレベルの「犯罪」なら、致し方ないのでしょうが、「そういうことじゃない、社会的通念上の問題」であるのなら、こういう形での「引退劇」って、ちょっとやりすぎなんじゃないか、と。 こんなに突然にやめるんじゃなくて、もっとゆるやかに「引退」していっても、誰もそんなに文句は言わなかったはずです。 これは「潔さ」の演出であり、最後に「どうだ、俺がいないと、みんな困るだろう」ということを再確認したかったんじゃないかな。

    「島田紳助的な人心掌握術」は引退しない。 - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/08/26
    ザックリとした印象だけど、この騒動を見ていて、「島田紳助的な人心掌握術」に嫌悪感を抱いている人たちが、こんなに増えているのにホッとしたよ。
  • メメント・モリ(Memento mori) - 琥珀色の戯言

    今朝、車を運転していたら、道路に轢かれた犬が転がっていた。 あまり見たいものではないけれど、そんなに珍しくはない光景だ。 ちらりと眺めたあと、ふと、昔のこんなことを思い出した。 小学生の頃は、友達と一緒に、30分くらい歩いて毎日通学していたのだが、通学路には、いろんな生き物の死骸があった。 車に轢かれた犬、ひっくり返って、どぶ川に浮かんでいる魚、ときには、蛇がつぶれていたこともあった(このときは、さすがにダッシュで逃げ、しばらくその道を通るのをやめてしまった)。 当時、僕たちのあいだでは、「生き物の死骸を見たら、それに向かって唾を3回吐かないと自分も死んでしまう」という「決まり事」があった。 僕は当時から、「死者に対して、そんな失礼なことをするほうが、よっぽど呪われるのではないか?」という気がしていたのだが、みんなが唾を吐いているのに、自分だけやらないと「仲間はずれ」になりそうな気がしたし

    メメント・モリ(Memento mori) - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/07/12
    立派な舗装道路ができてから、死体をよく見るようになった。飼っていた犬が散歩の途中で逃げて、その道を渡ったとき、「ダメ、ダメ、死んじゃう」と叫んだっけ。
  • 収監 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    収監 僕が変えたかった近未来 作者: 堀江貴文出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2011/06/07メディア: 単行購入: 3人 クリック: 291回この商品を含むブログ (21件) を見る 内容紹介 懲役2年6カ月の実刑が確定したホリエモン。収監を目前に控えた彼が、インターネットから特捜検察、婚活や東日大震災まで、問題を抱える日の近未来を鋭く予測し、ばっさり斬る。批評家・東浩紀氏との対談も収録した注目の書。 『週刊朝日』に連載されていたからなのか、いつもの堀江さんのに比べると、ちょっと堅い感じがするエッセイ集。 もっと「刑務所に入る前の心境」とかが、ざっくばらんに語られているのではないかと期待していたのですが、その点はちょっと残念でした。 (『週刊朝日』に「ホリエモンの近未来大予測!」が連載されていたのは、2010年7月から、2011年5月号までだそうなので、ほとんどは、

    収監 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/06/22
    メモ。「この年齢での「2年」は、本当に大きいよ」産休程度でもしんどいからね。
  • 原発のウソ ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    原発のウソ (扶桑社新書) 作者: 小出裕章出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2011/06/01メディア: 新書購入: 34人 クリック: 1,192回この商品を含むブログ (172件) を見る 内容紹介 危険性を訴え続けて40年 “不屈の研究者”が警告する原発の恐怖 “安全な被曝量”は存在しない! 原発を止めても電力は足りる! いま最も信頼されている原子力研究者の、3.11事故後初の著書 著者の小出裕章氏は、かつて原子力に夢を持って研究者となることを志した。 しかし、原子力を学ぶうちにその危険性を知り、考え方を180度変えることになる。 それ以降40年間、原子力礼賛の世の中で“異端”の扱いを受けながらもその危険性を訴え続けてきた。 そんな小出氏が恐れていたことが現実となったのが、2011年3月11日に起きた福島第一原発事故だった。 原発は今後どうなる? 放射能から身を守るにはどうすれ

    原発のウソ ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/06/18
    原発推進派は、なぜ、こういう本が書けないのだろうか?
  • 村上春樹さんの「カタルーニャ国際賞スピーチ」への雑感 - 琥珀色の戯言

    村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(上) - 毎日jp(毎日新聞) 村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(下) - 毎日jp(毎日新聞) 6月9日、スペインのカタルーニャ国際賞授賞式で配布された、村上春樹さんの受賞スピーチの原稿全文が紹介されています。 「ちょっと長い」と思われるかたも多いのでしょうが、ぜひ、10分あるいは15分だけ時間を割いて、読んでみていただきたいと思います。 以下は、僕がこのスピーチを読んで、いま考えていることです。 僕はこのスピーチ、すごく心に染みたのと同時に、「村上さんはちょっとズルいなあ」とも思ったのです。 エルサレム賞のスピーチ『壁と卵』に関しては、村上さん自身があのとき置かれていた状況もあり、「作家として、『敵地』で、よくあそこまで踏み込んだスピーチができたものだ」と僕は感動したのですが。 なぜこのような悲惨な事態がもたらされたのか

    村上春樹さんの「カタルーニャ国際賞スピーチ」への雑感 - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/06/13
    これだけの事故でも意見表明できない空気があったが、村上さんはハッキリそれはなにか指差したわけで。クール過ぎるその姿に嫉妬を抱くのさ。お前、うまくやり過ぎw 反原発を貫いていた人への敬意は欲しかったな
  • 日垣隆さんとセキュリティチェックの攻防 - 琥珀色の戯言

    『トンカチからの伝言』(椎名誠著・文春文庫)に、日垣隆さんのこんなエピソードが紹介されていました。 雑誌『WiLL』に作家の日垣隆氏が連載している「どっからでもかかって来い!」――売文生活日記」はきっぷがよくていつも面白い。三月号に羽田空港でのちょっとした騒動を書いている。北海道にスキーに行こうとした筆者の持っていたワックスが空港のセキュリティチェックにひっかかった。 「これの何が危険なんですか?」 「引火すると燃えるから危険なのです」 「それをいうならあなたの髪も引火すると燃えますよ」 係員は日垣氏のこういう大人のジョークに無縁の反応である。ワックスがいけないという根拠は? と言うと「上の者」が出てきた。 「スキーのワックスは規則で乗せることはできません」 「じゃあその規則を見せてく下さい」 さらに「上の者」が出てくる。が、その規則というのは見つからない。とにかくこれは空港で預かって帰り

    日垣隆さんとセキュリティチェックの攻防 - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2011/06/06
    わかる。こういうところで譲らない人は多い仕事だし、そういう芯がないと、こんな面倒やっていられないぜって仕事。