文化とこころに関するkagurakanonのブックマーク (19)

  • 『天気の子』の心理学的考察 みんなが感じた「違和感」の正体を探ってみた【ネタバレ注意】 - ナゾロジー

    公開1ヶ月後で興行収入100億円を突破した、新海誠監督の映画最新作『天気の子』。大ヒットの前作『君の名は。』にどこまで迫るかが注目されています。 筆者は前回『君の名は。』考察記事(別サイト)を書いて大反響をいただいたのですが、「みんな(セカイ系で中二病な)新海監督が好きなんやな!」という手応えを感じました。 なので、今回も『君の名は。』のようなセカイ系ファンタジーな作品を期待していましたし、正直、また良い感じにオカルトとか神話目線からの考察記事が書けちゃうんじゃないかという下心をもって公開初日に鑑賞したわけです。 ところがどっこい。 この作品は「違和感」だらけでした。単なるファンタジーではない「現実社会」の何かを描こうとしている。新海監督から挑戦状を叩きつけられた気分でした。 そして鑑賞後、「オカルト的な考察では火傷する」という警告が私の頭の中で発生したのです。 まず、『君の名は。』とはま

    『天気の子』の心理学的考察 みんなが感じた「違和感」の正体を探ってみた【ネタバレ注意】 - ナゾロジー
    kagurakanon
    kagurakanon 2019/10/14
    良い分析記事。超自我の視点で天気の子は読み解ける。記事中の「良い超自我」と「悪い超自我」というのは、ラカン派のタームで言えば自我理想と統計学的超自我という所でしょうか。
  • 享楽の在処としての〈もの〉、あるいは神尾観鈴の不安発作

    〈もの〉とは、人が感覚器官を通じて捉えた外的刺激を心的装置に記録する過程で決定的に取り逃がした「何か」です。 周知の通り、ラカンの有名な標語からすれば「無意識とは言語によって構造化されたものである」ということになります。つまり外的刺激は「言語=シニフィアン」に変換され、言語的な無意識である「象徴界」を構成する。 けれども、この分節化の過程でどうしてもシニフィアンによって補足し切れなかった残滓が生じるわけです。これらが〈もの〉として「現実界」を構成する。 我々は身体に言語を刻み込まれ象徴界の主体として生きている。つまり主体と〈もの〉の間には「言葉」という壁がある。そうである以上、我々は〈もの〉に到達することは不可能です。そこは内的な外部であると言うことになります(外密性)。 この点、象徴界は不快を避けて快楽を追求する快楽原理のシステムで駆動しています。従って〈もの〉とは快楽原理では処理不能な

    享楽の在処としての〈もの〉、あるいは神尾観鈴の不安発作
    kagurakanon
    kagurakanon 2018/07/23
    観鈴ちゃんの誕生日だったので駄文を書いてみました。
  • おじさんがおじさんの可愛さに嫉妬する地獄の2018年

    バ美肉おじさんの登場。地獄の釜の蓋が開いた2018年 『バ美肉おじさん』といった言葉をご存知でしょうか? バーチャルな美少女に受肉するおじさんの略称であり、『おじさんたちがバーチャルYouTuberとして活動できる美少女アバターを持つ』という意味で使われています。この2018年は大量のバ美肉おじさんが誕生した年でもありました。地獄ですね 『バ美肉おじさん』には2種類のおじさんがいます。1つは男性の声のままで喋るおじさん、もう1つは特殊な発声やボイスチェンジャーを利用して女性の声で喋るおじさんです。前者は男性として振る舞い、後者は女性として振る舞うことが多いという違いがあります。後者のほうが地獄ですね 今回ご紹介する「マグロナちゃん」はボイスチェンジャーをつかって女性の声で喋るバ美肉おじさんです。そのマグロナちゃんはどんな声なのか、まずはこちらの動画を御覧ください。 いったいおじさんはどこに

    おじさんがおじさんの可愛さに嫉妬する地獄の2018年
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    kagurakanon 2018/07/11
    「内なる異性像」との折り合いというユング的視点で言うと、今はある意味で良い時代という事にもなるんでしょうね。
  • 22才で発達障害がわかったピアニストの本音「ほっとした」

    5月13日、高知県立県民文化ホール・オレンジホール。この日、鍵盤を軽やかに叩いていたのはピアニストの野田あすかさん(36才)だ。 1982年に広島県で生まれたあすかさんは、父・福徳さん(68才)と母・恭子さん(66才)、2才年上の長男の4人家族。女の子がほしくてたまらなかった福徳さんは、長男が生まれてすぐ「次は女の子だ」と名前を考えた。 「言葉の響きが未来に広がるイメージから“あすか”という名前に決めました。心の優しい子に育ってほしくて、漢字ではなくひらがなにしました」(福徳さん) 父の願いとともに生まれた女児は3480g、泣き声も大きく元気な子だった。しかし、両親がイメージ通りの幸せな未来を思い描くには、彼女にはあまりにも大きなハードルがあった。 ◆言われたことは「その言葉通り」にする。相手の表情や態度を読むことができない 最初に“ちょっとおかしいのかな”と感じたのは、1才6か月健診の時

    22才で発達障害がわかったピアニストの本音「ほっとした」
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    kagurakanon 2018/06/30
    「あなたはあなたのままでいい」。この言葉を本当の意味で自らのものにする為に、きっと血の滲むような努力があったんだと思います。
  • 欲望と享楽の円環、根源的幻想の横断、あるいは「魔法少女まどか☆マギカ」

    「根源的幻想を横断した主体は欲動をどのように生きるのでしょうか。分析の彼岸とはこのことであって、いまだかつて接近されたことがありません。」 (ジャック=ラカン「精神分析の四基概念」368頁より) フランスの精神分析医ジャック=ラカンによれば、人のこころは「想像界」「象徴界」「現実界」というそれぞれ異なった3つの位相によって構成されています。 「想像界」とは感覚器官を通じて知覚される領域、「象徴界」とは言語によって認知される領域、「現実界」とは知覚や認知の外側にある客観的現実そのものの領域です。 まず「想像界」は「鏡像段階」において成立します。生後6~18ヶ月の子どもは外部の鏡像を通じて自己イメージを視覚的に先取りする。ここで人は「自我」を獲得することになります。 ついで「象徴界」はエディプス段階における「父性隠喩」によって成立します。子どもにとっての「母親の現前-不在」という原象徴的秩序

    欲望と享楽の円環、根源的幻想の横断、あるいは「魔法少女まどか☆マギカ」
    kagurakanon
    kagurakanon 2017/12/31
    今年最後の更新です。どうか皆様、良いお年を。
  • 「全体性の回復」としての影とアニマ、あるいは「Fate/stay night」

    ジークムント・フロイトによれば、人の心は意識(前意識)と無意識に分けられるとされます。これに対して、フロイトと一時期盟友関係にあったカール・グスタフ・ユングは無意識をさらに「個人的無意識」と「集合的無意識」に分けることを提唱し、フロイトとその袂を分かちました。 集合的無意識というのは、ユングによれば個人的体験を超えた人類に共通する先天的な精神力動作用である「元型」によって構成されるといいます。世界中の神話、伝説、昔話の間に何らかの一定の共通した典型的なイメージが認められるのは、この「元型」の作用に他ならないということです。 典型的な元型として例えば「グレートマザー」という「母性の元型」があります。母性はその根源において「何かを産み育ていく」という肯定的な側面と、そして「何もかもを呑み込んでしまう」という否定的な側面を併せ持ちます。ユング派の分析家である河合隼雄氏は、いわゆる対人恐怖症は母性

    「全体性の回復」としての影とアニマ、あるいは「Fate/stay night」
  • 転移の水準と愛の水準、あるいは「カードキャプターさくら」

    「フロイトは、非常に早くから、転移の中で生じる愛は真正のものかどうかという問題を提起しました。一般的には、それは端的に言うと一種の偽の愛、愛の影であると考えられています。」 (ジャック=ラカン「精神分析の四基概念」162頁より) 「転移」とは一般的には精神分析の場において、両親などの過去の人物との間の感情を反復することなどと言われますが、より質的なことを言えば「象徴的他者=〈他者〉」に対する「わたしを愛して」という「要求」に他なりません。 では〈他者〉とはなんでしょうか?〈他者〉とはその辺の「他人」とはまた違う、ある人にとって絶対的な象徴的秩序を体現する存在をいいます。 一般的に言えば、人生最初の〈他者〉は「〈母親〉=実母あるいは養育者」ということになるでしょう。ヒトの子どもは出生を経て現実界から象徴界に参入する代償として「享楽」を決定的に失うため、これを回復するための運動を試みます。

    転移の水準と愛の水準、あるいは「カードキャプターさくら」
  • SsSと欲望の領野、あるいは「君の膵臓をたべたい」

    分析家の位置 「分析家とは誰でしょう。それは転移を利用することで解釈をおこなう者なのでしょうか。転移を抵抗として分析する者なのでしょうか。それとも現実性について自分が持っている観念を押しつける者なのでしょうか。」 (ラカン「エクリⅢ」より) 精神分析の臨床において分析家は分析主体にとって「知を想定された主体(SsS)」でなければならないといわれます。なんとなれば、精神分析という営みの場においては分析主体の「無意識」こそが最終的な権威であり、治療の進展の鍵を握るのは分析主体の「無意識の意識化」だからです。 そうである以上、分析主体の「無意識を意識化」促すには、分析家は分析主体の「無意識の代理人」として機能する必要があるということです。 そのためには分析家はーーー句読法、あるいは解釈など諸技法を駆使することでーーー分析主体にとって「知を想定された主体(SsS)」、つまり何か重要なことを知ってい

    SsSと欲望の領野、あるいは「君の膵臓をたべたい」
  • 『性表現規制の文化史』えっちがいけないことなのは何故か - HONZ

    書、表紙が素敵なのだ。 裸の成人女性からうまい具合に乳首を隠したイラスト、線画の描写ゆえ生々しさはなく90年代に流行ったオシャレ系マンガの表紙のようである。 とは言えハダカはハダカ、サラリーマンばかりの通勤電車で読むのは平気だった私もさすがに目の前に小学生男子が立っている中では書の続きを読むのをためらった。 こんな風に感じるのは何も私だけではないだろう。そもそもたとえ乳首が隠されていたとしても裸の成人女性が描かれた表紙を人前で出すこと自体やりたくないという人も多いはずだ。(うん、屋さんでカバーかけて貰えるのってとっても大事かも)。 この「通勤電車ならいいや」と「でも小学生男子には刺激が…」の線引きをしている私の気持ちは一体どこから生じているのだろうか。 えっちなのは、いけません! 我々(少なくとも私は)はそう刷り込まれている。だから、公共の場でえっちなイラストの表紙のを出すのがため

    『性表現規制の文化史』えっちがいけないことなのは何故か - HONZ
  • エロマンガ先生最終話における「芸術の論理」と「去勢の論理」 - かぐらかのん

    honeshabri.hatenablog.com エロマンガ先生の最終話において、沙霧ちゃんの書いたエロマンガの局部描写にはモザイクがかけられており、ムラマサ先輩の書いたミケランジェロのダビデ象は無規制であったという問題です。 結論からいえばこれは社会常識的に妥当な処理でしょう。しかしながら何故これを大多数の人がこのような処理を「妥当」だと感じてしまうのか?というその理由を色々と考察するのはそれなりに面白いものがあります。 まず、上記リンクが言及しているように、ミケランジェロのダビデ象は「芸術作品」であり、沙霧ちゃんのエロマンガはただの「ポルノ」だからという理由。 これを仮に「芸術の論理」と名付けます。そして上記リンクはそのような区別は「芸術カースト」だと批判しています。 論理としては大変明快です。ただ、ここでの規制基準は「芸術の論理」ではないんだと思うんですよ。どうしてもそれだけでは回

    エロマンガ先生最終話における「芸術の論理」と「去勢の論理」 - かぐらかのん
  • いつも世界は私を拒絶する

    認知行動療法の発展に多大なインパクトを与えたアーロン・T・ベック博士によれば、うつ病を引き起こす認知の三大特徴として「自己否定(自分はダメだ)」「過去否定(世の中悪いことばかり)」「将来否定(この先いいことなんかあるわけない)」があると言われます。 ここでいう認知とは知覚した事象の捉え方をいい、人それぞれで異なるものです。認知、行動、気分、生理は円環的に連関しており、どのような認知をもっているかはその人の気分、行動、体調に多大な影響を及ぼすといわれます。 そして認知のレベルは自動思考とスキーマに分けられ、自動思考とはある状況に対して瞬間的に浮かぶ「状況の捉え方」をいい、スキーマとは自動思考の背景にある自己認識、価値観、世界観などの個人的な中核信念、つまり「その人の生き方を規定するルールのようなもの」をいいます。スキーマは精神分析でいうコンプレックスに相当するものであり、「その人にとってあま

    いつも世界は私を拒絶する
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    kagurakanon 2017/06/26
    サクラクエストの凛々子回の考察書きました。
  • 偶然なんてこの世にはないわ。全ては必然よ。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.00055 - 本棚

    【投稿者】 40代 女性 【で出会った素敵な言葉・好きな一節・感動した一文】 偶然なんてこの世にはないわ。全ては必然よ。 【タイトル・著者】 CLAMP「ホリック」 ×××HOLiC(1) (KCDX) posted with ヨメレバ CLAMP 講談社 2003-07-25 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 【その言葉が好きな理由・感動した理由】 漫画ではありますが、1番記憶にも心にも残っています。偶然と思っていた事柄、たまたまの現象、等々思い込んでいた物が偶然など無いとこのの中で語られます。の内容は物語ですが、現実の私達の世界では偶然は偶然として語られます。勿論自分も、~の偶然でこんな事があったと人に話します。ですが、このを読んでから「偶然は必然」という言葉が、頭に浮かび上がります。この世の出来事は全て必然で成り立っているという新しい価値観を教えてくれた

    偶然なんてこの世にはないわ。全ては必然よ。 - 本で出会った素敵な言葉 vol.00055 - 本棚
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    kagurakanon 2016/08/12
    CLAMPさんって多分、ユング心理学の造形がかなり深い。この言葉からは共時性の理論を想起させる。
  • 吃音(きつおん)、月9でドラマ化の衝撃 福山雅治主演『ラヴソング』

    フジテレビ・月9で新ドラマ『ラヴソング』が始まった。第1話ではヒロイン役の藤原さくらが、世間ではあまり知られていない障がい「吃音」(きつおん)をリアルに演じていた。 吃音は、言葉をスムーズに話すことが出来ない障がいだ。話すときにつかえたり、言葉の最初の発声に詰まったりする。「あ行が言いにくい」「母音が苦手」など症状の種類や重さはさまざま。成人の1%に見られるというから、決して珍しい障害ではない。 『ラヴソング』の第1話では、電話ができない・お店で注文ができない・職場でコミュニケーションがうまくとれない・周囲に理解されないといった吃音の苦悩を、ヒロイン役の藤原さくらさんがリアルに演じていた。Twitterには「まるで自分みたい」「直視できない」など、自らの経験に重ねてドラマの感想を述べているツイートも見かけた。実は筆者にも吃音があるのだが、過去の辛い記憶を何度も思い出した。それほど彼女の演技

    吃音(きつおん)、月9でドラマ化の衝撃 福山雅治主演『ラヴソング』
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    kagurakanon 2016/04/21
    なんとなく『嫌われる勇気』の赤面症の例を思い出したけど、こういう症状を全て目的論で処理するのは無理がある気がする。
  • 「私が大好きなアニメを見れなくなった理由」まとめ

    みこと様のTWEETをふと目にし、私的にまとめてみました。 好きな物を否定されると、自分の感性や自分の存在その物すら否定された気分になる。ままあることです。 追記:関連事項として次のまとめも参照してください。 「私が大好きなアニメを、さらに好きになった理由」http://togetter.com/li/945501 「好きなアニメを友達に批判されたときの正しい対応」http://togetter.com/li/945546

    「私が大好きなアニメを見れなくなった理由」まとめ
  • フランスは国民に合わせて法律が変わる ドラ・トーザンさんに聞く日本の難点|ウートピ

    『フランス人は「ママより女」』著者 ドラ・トーザンインタビュー フランスは国民に合わせて法律が変わる ドラ・トーザンさんに聞く日の難点 東京とパリを行き来しつつ、「日とフランスの架け橋」として様々な活動をしている国際ジャーナリスト、ドラ・トーザンさん。彼女の著書『フランス人は「ママより女」 』が、小学館から出版されました。バカンスをたっぷり取るのにGDPが世界5位だったり、「結婚」という制度に縛られず、事実婚やパックス(共同生活)、一人暮らしなど多様なライフスタイルを自由に選択していたり、94年に1.66まで下がった出生率が、08年には2.02まで上昇したり。おまけに「不倫」にも寛容という、わたしたち日人にはにわかに信じられないフランスの国民性(「フレンチ・パラドックス」)を、様々な切り口で紹介しています。 高度成長期以来の旧態依然とした「男性社会」に限界が来て、実は男性も生きるのが

    フランスは国民に合わせて法律が変わる ドラ・トーザンさんに聞く日本の難点|ウートピ
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    kagurakanon 2016/02/17
    ロリータコンプレックスが優越性コンプレックスの裏返しという意味では、むしろ正しい用法ではないかと。
  • 「萌えキャラ」は、やはり性犯罪を助長するという説 香山リカ氏の東京新聞コラムが大物議

    「(性犯罪の)加害者は、萌えキャラを見ているうちに、少女を性の対象だと考えるようになったのではないか」――東京新聞に掲載されたコラムの中で、精神科医で立教大教授の香山リカさんがこう主張した。美少女をモチーフにしたキャラクター、いわゆる「萌えキャラ」が性犯罪の温床になっているのではないか、という趣旨の発言だ。 これに対し、ネットユーザーから「説得力はかなり薄い」「ただの個人的な感想じゃないか」と多くの批判が寄せられている。 「ちょっぴりセクシーな少女」に視線を集める風潮を疑問視 香山さんのコラム「ふわっとライフ 少女キャラに罪なし?」は2015年9月22日付け東京新聞朝刊に掲載された。萌えキャラを使った地方自治体の町おこしに触れ、性犯罪と絡めつつ、それに疑問を投げかけるといった構成だ。 まず、ミニスカートなど露出度の高い服を着た萌えキャラのポスターや「ちょっと色っぽくしないと注目されないんで

    「萌えキャラ」は、やはり性犯罪を助長するという説 香山リカ氏の東京新聞コラムが大物議
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    kagurakanon 2015/10/08
    概ねどうでもいい言説だけど、記事の最後の萌えフォビアという視点は興味深い。一種の社会不安なんだろうか。
  • 物語を消費するのがしんどくなってきた

    「物語を消費する」とかクッソ偉そうなこと書いたけど、要はアニメ観るのがしんどくなってきた。 例えば、重厚で深い設定を読み込む必要のある物語や悲しくも美しく泣かせる物語みたいに、少し身構える必要のあるアニメじゃなくても、観るのがしんどい。 ヤマカン言うところの「美少女動物園」とかでも、まず第一話を観るのがしんどい(これから物語にいざなわれる、その体験がまず面倒くさい)。 重い腰を上げて第一話を観ると意外と楽しめたりするんだけど、途中で飽きて最後まで観られなかったりする。最後まで観ることに成功して「ああ、よかったなあ」と思っても、その「ああ、よかったなあ」が続かなくて、やはり最終話まで観ることがない。 そういえば前期は「長門有希ちゃんの消失」を楽しく観ていたはずなんだけど、途中で観なくなってしまった。何か特別な理由があるわけではなくて、ぷつりと観なくなってしまった。 「別にアニメなんて観なくて

    物語を消費するのがしんどくなってきた
  • 90年代って肉食系最低みたいな風潮が普通だったよね

    今の若い人はどうかしらないけどバブル~バブル残滓世代(氷河期世代の尻尾の尻尾、いま30ぐらい?)までは 男性が滅茶苦茶言われてた印象がある。 特にメディアで。 それが現実にも侵して上位層以外の男性が恋愛文化全般にネガティブな印象持ったり 恋愛や女性にもやーっとした敵意を表明しだしたりいわゆる「非モテ」みたいな言論もその流れだったような。 俺は今年で35でバブル期といえば中学生だったんだけど、言ってる時代の雰囲気みたいなものは分かる。 ただ「敵意」っていう感じではなくて、マスコミで語られてる「恋愛」なるものが非常に薄っぺらでかつ、 それを利用して儲けようという金の匂いがやたらするっていう代物で、 なんか自分は全然興味のない空虚なブームみたいな印象だったんで妙な抵抗感はあった。 ちなみになぜかあまり指摘されることがないんだけど、90年代って「肉系の男なんて最低!」みたいな風潮が普通で、 9

    90年代って肉食系最低みたいな風潮が普通だったよね
  • 夏至は男女の出会いの日? 欧州の伝統行事

    (CNN) 6月21日は1年で昼が1番長い夏至。北半球では歴史的に、夏至といえば「性欲をかき立てる日」とされてきた。夏至は収穫を迎える夏の始まりを告げる日でもあり、植物にとっても人類にとっても、繁殖と結びつくのは自然なことかもしれない。 夏至についての著書もあるスウェーデンの民俗学者によると、同国では夏至を祝う「ミッドサマー」の祝日から9カ月後に生まれる子どもが多いという。 スウェーデンではこの日、「メイポール」と呼ばれる柱(男性性器のシンボルとする説もある)を囲んでダンスを踊り、ニシン料理とウオツカで夏至を祝うしきたりがある。 かつては未婚女性が夏至の日に塩辛いものをべたり、さまざまな種類の花を集めて枕の下に入れて眠ったりすると、未来の夫の夢を見るという言い伝えがあった。 同じような言い伝えはギリシャにもある。多神教の夏至の風習がキリスト教に取り込まれて「聖ヨハネの日」と名前は変わった

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