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歴史と問題に関するkahn77のブックマーク (4)

  • ◆ 美しい壺日記 ◆ 「慰安所はまさに地獄の場所だった」…水木しげる

    日の水木サン』より 「戦争中の話だが、敵のいる前線に行くために、「ココボ」という船着場についた。ここから前線へ船が出るのだ。そういうところには必ずピー屋がある。ピー屋というのは女郎屋のことである。(中略)ピー屋の前に行ったが、何とゾロゾロと大勢並んでいる。日のピーの前には百人くらい、ナワピー(沖縄出身)は九十人くらい、朝鮮ピーは八十人くらいだった。これを一人の女性で処理するのだ。僕はその長い行列を見て、一体いつできるのだろうと思った。一人三十分としてもとても今日中にできるとは思われない、軽く一週間くらいかかるはずだ。しかし兵隊はこの世の最期だろうと思ってはなれない、しかし・・・・・いくらねばっても無駄なことだ。僕は列から離れることにした。そして朝鮮ピーの家を観察したのだ。ちょうどそのとき朝鮮ピーはトイレがしたくなったのだろう、小屋から出てきた。 (彼女がナニカを排泄する様子の描写)

    kahn77
    kahn77 2010/08/21
    実際に「地獄」を見た人の言葉ほど雄弁なものはない。
  • 水木しげる『姑娘』に描かれた皇軍兵士による強制連行と性暴力 - dj19の日記

    http://www.geocities.jp/norin/gegege/books/etc/senki/sensoumanga.htm 『水木しげる戦記ドキュメンタリー・全4巻』(1991年から1992年にかけて講談社から出版) 第1巻『総員玉砕せよ!』、第2巻『敗走記』、第3巻『白い旗』、第4巻『姑娘』 この中の『総員玉砕せよ!』は メジャーな戦争漫画であるが、それ以外の3巻が、朝ドラ『ゲゲゲの女房』の影響からか、ことし7月から8月にかけて講談社から文庫化され復刻されていることを知る。 5つの短編漫画がおさめられている戦争漫画『姑娘(クーニャン)』 姑娘 (講談社文庫)posted with amazlet at 13.05.29水木 しげる 講談社 (2010-08-12) 売り上げランキング: 8,316 Amazon.co.jpで詳細を見る この表題作になっている戦争漫画『姑娘』

    水木しげる『姑娘』に描かれた皇軍兵士による強制連行と性暴力 - dj19の日記
  • 恐怖の人体実験 医学は何をして来たのか

    アラバマ州タスキギーで行われたことからタスキギー研究と呼ばれる人体実験は1932年秋から1972年まで行われた。 米公衆衛生局の医師たちは被験者である貧しい黒人小作農夫600人に梅毒を注射した。 医師たちは、399人を「実験」、201人を「コントロール」に分け、「実験」の399人には治療を行わず、梅毒の進行過程を観察した。 タスキギー梅毒人体実験とも呼ばれるこの行為が40年間にわたって行われたのだ。 無料で治療を受けられるとの宣伝で集められた600人の被験者は、まず胸部レントゲン写真と心電図などを取られ、完全な健康診断をされた。血液検査が繰り返された後で、全員が「血液に悪性の病気があり、治療のため長期にわたって注射をしなければならない」と申し渡された。「治療」の名の下に梅毒が注射されたのである。 こうして始まった研究は、日常的には地元の郡保健省と公衆衛生看護婦が維持した。地元の人

  • ハンセン病患者から生まれた子供たち-奄美大島における妊娠・出産・保育・養育のシステムの軌跡

    「日ハンセン病学会雑誌」第78巻3号(2009年9月発行)所収: 日ハンセン病学会の許可を得て掲載しています。 (1) (2) (3)                                           →次ページ ハンセン病患者から生まれた子供たち-奄美大島における妊娠・出産・保育・養育のシステムの軌跡― 森山一隆1)、菊池一郎2)、石井則久*3) キーワード:奄美大島、カトリック、出産、ハンセン病療養所、保育 ハンセン病療養所において、妊娠・出産が可能であった国立療養所奄美和光園について、時代背景などを追いながら考察した。 和光園の創設は1943年と新しく、1946 年から1953 年までの米軍占領を経て、日のハンセン病行政体制に組み込まれた。 1949年頃より、松原(のちの和光園事務長)の和光園でのカトリックの宣教、1951年からのパトリック神父の宣教は入所者の

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