セイコーインスツル(株)は2日、携帯電話機との通信をBluetoothで行なう腕時計の実験機を開発したと発表した。 実験機は、腕時計と携帯電話機との通信をBluetoothで行なう“BT Watch”規格を搭載したもので、既存のBluetooth搭載携帯電話機を利用して、通信の手順や操作性などのシミュレーションを行なったという。ただし、携帯電話機には“BT Watch”規格が搭載されていないため、“SPP:Serial Port Profile(シリアルポート・プロファイル)”上に、“HFP:hands Free Profile(ハンズフリー・プロファイル)”を仮想的に実装したという。 “BT Watch”規格には、2005年12月に“モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC:Mobile Computing Promotion Consortium)”が策定した技術仕様“T