僕は2012年8月26日から、日曜祝日を除くほぼ毎日、ライフハッカーで書評を書き続けてきました。つまり、今年の夏で8年目に突入することになります。 まさかここまで続くとは思ってもいませんでしたし、そもそも自分が書評家と呼ばれるようになるなんて考えたこともなかったので、なんだか不思議な気分ではあります。 それはともかく、きょうはそんな僕の約8年の集大成というべき新刊をご紹介させていただきたいと思います。『書評の仕事』(印南敦史 著、ワニブックスPLUS新書)がそれ。 書評家になるまでのこと、なってからのこと、書評を書くときの考え方、その他さまざまな思いを綴った新書です。 ところで、もしかしたら「別に書評なんか書かないから関係ない」と思われるかたもいらっしゃるかもしれません。 しかし、必ずしもそうではないと個人的には考えています。 実際のところ、書評に関するあれこれは、意外と他の多くのことに応