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2017年7月15日のブックマーク (2件)

  • 劉暁波氏――中国が消せなかった人 - BBCニュース

    劉暁波氏は2009年、法廷でこのように表明した。そしてそれから刑務所で過ごした長い8年の間、民主主義への思いを決して撤回しなかった。中国の指導者たちは、生きる劉氏を恐れたと同じくらい、死してなお、劉氏を恐れている。無理もないことだ。 中国共産党はかつては、信念の政党だった。党のために殉教する覚悟の同志は大勢いた。しかし権力を握ってから70年近くたった今の中国共産党は、硬直的でシニカルな権力者だ。憲法上の権利を求める人を投獄し、投獄した人たちについて国内で話題にすることさえ禁じ、経済力を対外的に駆使して外国政府に沈黙を強いる。習近平国家主席の下、中国はこうした抑圧を熱心に推進し、成功を収めてきた。そのなかにあって、劉暁波氏は例外的な、中国にとっての敗北だった。 劉氏が2010年のノーベル平和賞を受賞したことから、中国政府にとっての問題は始まった。平和賞受賞によって劉氏はただちに、信念のために

    劉暁波氏――中国が消せなかった人 - BBCニュース
    kaikaji
    kaikaji 2017/07/15
  • 石橋湛山の「全植民地放棄論」の先見性から考える今の日本(加藤直樹) (アジアプレス・ネットワーク) - Yahoo!ニュース

    私たちはよく、何かを大きく変えることが必要だという人に対して、「それは現実的ではない」「現実にはそれは難しい」などと言う。あまりに大きな転換は無謀であり、危険だということだ。多くの場合、その通りだろう。ところが、思い切った転換こそが実は現実的である場合もある。たとえば道を誤ったときは、逡巡せずに最初の曲がり角に戻った方が、結局は目的地に早く着く。 大正から昭和にかけて活躍したジャーナリストの石橋湛山(いしばし・たんざん)が唱えた植民地放棄論は、後から見ればそういう意味で「現実的」な主張だった。彼が1921年(大正10年)に書いた「大日主義の幻想」という論文は、「朝鮮・台湾・樺太も棄てる覚悟をしろ、支那や、シベリヤに対する干渉は、勿論やめろ」という大胆な出だしで始まる。 当時の日は日清、日露戦争によって台湾と朝鮮を植民地とし、南満州にも租借地(関東州)などを持っていた。さらに中国にじ

    石橋湛山の「全植民地放棄論」の先見性から考える今の日本(加藤直樹) (アジアプレス・ネットワーク) - Yahoo!ニュース
    kaikaji
    kaikaji 2017/07/15