『1999年に生まれて』(シャルロッテ・ケルナー著)という本(小説)を読んだ。 衝撃的な中身だった。 この作品の舞台は1999年のドイツ。 2022年の現在からは23年前の過去だが、バイオ技術の応用が大きく進んでいた。 (「バイオ」は生命のこと。人間のことならきわめて個人的で、プライバシーにかかわるので 世には大ぴっらにされにくい。 生命倫理に抵触しそうなことなので、世間にかくれるよう密かに実験されているのでは?と疑う。 この本のなかだけでも、関連した生殖技術として他に「代理出産」「代理母」も出てきた) 小説は、思春期をむかえた主人公(カール)は自分が「体外受精」技術で生まれた ことは養父母(隠す必要もないと考えている)から聞きしっており、自分の出生を調べ ルーツを探し、そしてアイデンティティをもとめる物語。 ーーーーー 「体外受精」。 言葉は知っていても、私は日本での実態がどうなのかは知
