タグ

内原恭彦に関するkakanekoのブックマーク (6)

  • 日出(いづ)るところの新宿

    年末はわりとよく新宿に出かけて写真を撮っていた。このところ郊外をうろついて写真を撮ることが多かったので、その反動かもしれない。空っ風が吹きつける人気のない荒川河岸で腐ったナスビの写真なんかを撮っていると、身も心も寒々としてくる。時には歳末気分でざわめく繁華街の雑踏にまぎれ込みたくもなる。新宿を撮ろうと思った動機はその程度のものである。 そもそも、ぼくは新宿という街にさほど思い入れがあるわけではない。ただ、以前に新宿の近くに住んでいたこともあって、なんだかんだでよく出かける馴染み深い街ではある。数年前にデジタルカメラをはじめて手にした時も、毎日のように新宿に出かけては意味も無くパチパチとスナップ撮影をし、それが写真を始めるきっかけともなった。 そういった意味では、ぼくにとって新宿を撮ることはなつかしい行為だということもできる。思い返せば、20年ほど前の新宿はコマ劇場の前の広場が池になっていて

  • 第10回 風景の“ノード”を撮る

    ■ 写真を撮る道具としての自転車 ぼくにとって写真を撮る上で自転車はカメラと同じくらい重要な道具である。毎日平均すると40kmは自転車に乗って写真を撮っているからだ。時間にすると6時間くらいだろうか。Googleマップ上で距離を測るページ「僕の歩いた跡に道はできる」( http://www.nanchatte-charider.com/gis/test/michinori.html )に、ある日の移動ルートを書き入れてみると、68kmほどの移動距離だった。 68kmも自転車に乗っているというと過酷そうに思われるかもしれないけど、ゆっくりと走っているので全然たいしたことはない。徒歩よりははるかに楽だ。どこかで読んだのだが写真家の渡辺兼人さんは1日に30km歩きながら写真を撮るのだそうだ。ぼくも1日30km歩いたことがあるが、そのあと1週間は歩くのに不自由するくらい痛みが残った。以前、横浜で中

  • 【インタビュー】デジタル一眼レフで巨大画像を制作する内原恭彦氏

    キヤノンによる新人写真家発掘のためのコンテスト「写真新世紀展2004」が東京 恵比寿の東京都写真美術館で開催中されている。その会場で同時に昨年の同展グランプリ受賞者である内原恭彦氏の個展「うて、うて、考えるな。」が併催されている。 内原氏は2003年の写真新世紀グランプリのほか、2002年のエプソンカラーイメージングコンテスト大賞も受賞している。また、ニコンD100などのデジタル一眼レフカメラで1日に4GBに及ぶスナップを撮影し、その日のうちにホームページに掲載する活動でも知られている。 今回の個展に展示されているのは、D100やキヤノン EOS-1D MarkIIで1つの被写体を数十に分割して撮影し、その画像を貼り合わせることで数億ピクセルにも及ぶ巨大な超高解像度画像を作り上げる「スティッチング」という技法で生み出された作品。ファイルを開くだけで30分かかるなど、その壮絶な制作過程は弊社

  • 第1回 内原恭彦「Web写真界隈とは何か?」

    今さら言うまでもないことだけど、昨今ではWebで写真を発表する人が非常に増えてきている。プロ、アマを問わず個人の写真サイトは数え切れないほどあり、FlickrやFotologといったネット上で写真を共有するサービスも次々と登場している。その原因は主にブロードバンド接続とデジタルカメラの普及によるもので、それ自体はごくあたりまえの変化として当初から予想されていた事態でもある。ネットやデジタルカメラの発展が続くかぎりこの傾向はとどまる事はないだろう。 ただ、ここにおよんでWeb写真というものの量的な変化が質的な変化を生んでいるのではないかという気がしてならない。「質的な変化」というのが何であるかを言葉で説明するのは難しいのだが、Webとデジタルカメラによって形作られた写真に対するある種の新しい価値観のようなものである。 ぼく自身はおおげさに言えばネット中毒気味なところがあって、毎日さまざまなW

  • 内原恭彦氏の現場

    エプソンカラーイメージングコンテスト2002でグランプリを獲得。そして2003年の写真新世紀展(キヤノン主催)でもグランプリ受賞に輝いたアーティスト、内原恭彦氏。独学で写真を習得して4年半。内原氏の撮影スタイルは、日に数百枚の写真を毎日取り続けることだという。 デジタルだからこそ実現できたという大量撮影の継続は、まさしくデジタル写真時代の技術習得の王道といえるだろう。しかし写真は、撮影技術さえ身に付ければいいものでないことは言うまでもない。 写真以外のことはやりたくなくなった これまでに複数のCGや写真のコンテストでグランプリを受賞してきた内原恭彦氏は、芸術の天分に恵まれたデジタルクリエーターとして各方面で認知されている。この内原氏を取材すべく、横浜市内の自宅へ押し掛けてみた。 内原氏、自宅にて。3DCGをやっていた内原氏の机にはWindowsノートがあった。「でも3DCGはやめたから、ま

    内原恭彦氏の現場
  • Site not found

    Your request did not find this site in the web server! Probable cause: Did not bind this domain name or IP to this site! Configuration file not in effect! How to solve: Check whether already bound to the site, if true, try reloading the Web services. Check if the port is correct. If you are using a CDN product, try clearing the CDN cache. For ordinary website visitors, please contact the webadmin.

  • 1