Treatment of Posttraumatic Stress Disorder: An Assessment of the Evidence nationalacademies.org "Department of Veterans Affairs on the treatment of posttraumatic stress disorder"というかたちで発表されたステートメント PTSDの回復、治療期間、早期介入を含めたいくつかの事項の要約 ・ エビデンスでは心理療法はPTSD治療に有効であると結論づけるには不十分 ・ エビデンスでは認知再構築、スキルトレーニングの取り組み、眼球運動脱感作・再プロセッシング、他の心理治療、グループ療法がPTSD治療治療に有効であると結論づけるには不適切 ・ エビデンスではPTSD治療に使用するどの薬剤が有効であるか結論づけるのは不適切。薬剤と
註:心理データ解析演習(2001-)の発表資料の一部を分析法別に整理したものです.番号は古い順です. 戻る 心理データ解析演習のページへ 2013.8.3 Kusumi
The Insignificance of Statistical Significance Testing 統計学的な有意性検定の意味のなさ Johnson, Douglas H. 1999. The Insignificance of Statistical Significance Testing. Journal of Wildlife Management 63(3):763-772. Jamestown, ND: Northern Prairie Wildlife Research Center Home Page. http://www.npwrc.usgs.gov/resource/1999/statsig/statsig.htm (Version 16SEP99). この論文の存在は, 久保拓弥さん(北大)の ページで知りました. The Wildlife Soci
■インチキ医療がなくならない理由で述べたように、比較対照試験を行なう努力をしない治療者を信用するべきではない。実例を挙げる。バイオプレートは、下あごのズレを矯正するマウスピースのことで、バイオクリニックの主張によれば、「下あごのズレは、脳に大きなストレスをかけ、それが全身の不調をもたらす原因となっている」とのことである。 ■バイオプレートが有効な症例(URL:http://www.biotreat.net/bio-asso/HTM/yuko2.html) 症状項目 受診者数(人) 有効な症例数(人) 割合(%) 虚弱体質 21 20 95.24 易疲労感 49 46 93.88 耳鳴り 29 27 93.10 歯ぎしり 28 26 92.86 アトピー 13 12 92.31 貧血 13 12 92.31 しびれ感 33 30 90.91 夜尿症頻尿 11 10 90.91 寝つき寝起きが
最近、立て続けにインチキ医療を擁護する人と議論した。彼らの言い分は、体験談および「効かない治療法なら廃れているはずだ」という理屈。「臨床的にも成果を生んでいるからクリニックが成立している」「殆ど効果のないものが医療機関で使われるとは考えられない」というわけ。 実際のところは、効果がない治療を「効果あり」と誤認することはいくらでもある。有名なところでプラセボ効果(偽薬効果)。あるいは、自然治癒や、たまたま治療後に病状が良くなる時期が重なれば、「効果があった!」と誤認してしまう。治療を行うのは病状が悪くなった時期が多いので、自然の経過として病状が良くなる時期がその後に続くことになる。自覚症状だけでなく、血圧や血糖値は変動しやすい。「血糖値が高かったのでこの健康食品をはじめたら、以降はずっと下がっています!」。いやそれ何かのはずみでたまたま血糖値が高かったのが普通の状態に戻っただけですから。イン
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