資産運用の方法として、例えば、定期預金は「ローリスク・ローリターン」で、株式投資は「ハイリスク・ハイリターン」といわれる。もし、「ローリスク・ハイリターン」の金融商品があれば、誰もがそれを購入するだろう。 同様なことは、キャリアプランについてもいえるはずだ。私自身についていえば、周囲の多くは、大学卒業の後、公務員や会社員になったが、私は、大学を卒業した後も、当時はまだ合格率の低かった司法試験の勉強を続けていた(結果として、あまりハイリターンではなかったが、その点はまたいつか)。 しかし、日本の労働市場では、こんな当たり前のことが歪められている。リスクの低い地位に安住する正社員のリターン(賃金)の方が、ハイリスクの非正規雇用者の賃金を大きく上回っているのだ。そんなことなら、非正規雇用者も、ローリスク・ハイリターンの正社員になればいいのだが、そうはいかない。正社員は、容易に自らのイスを譲らない
1975年山形県生まれ。東北大学法学部卒業。2003年に弁護士登録。杜若経営法律事務所に所属(パートナー)。経営法曹会議会員。労働法務を専門とし、企業(使用者側)の労働事件を数多く取り扱っている労務問題のプロ弁護士。企業のハラスメント問題を数多く手がけ、ハラスメント予防研修の講師も務めている。 著書に『管理職のためのハラスメント予防&対応ブック』『社長は労働法をこう使え! 』(ダイヤモンド社)、『書式と就業規則はこう使え!』(労働調査会出版局)、『最新版 労働法のしくみと仕事がわかる本』(日本実業出版社)など。 社長は労働法をこう使え! 「経営者側」の労務専門の弁護士は、全国に100人ほどしかいません。そのため、会社と労働者のトラブルでは会社に正義があることも多いのに、多くの社長が孤独な戦いを強いられています。そんな状況を少しでも改善しようと出版された『社長は労働法をこう使え!』の著者・向
(CNN) 米ファストフード大手マクドナルドの社内サイトに、ハンバーガーなどのファストフードは食べない方がいいという助言が掲載されていたことが分かり、メディアに注目されている。同サイトは25日、「メンテナンス中」との告知が掲載され、アクセスできなくなった。 今回注目を集めることになったのは、社内サイト「マックリソース」に掲載された写真。チーズバーガーとフライドポテトと赤いカップに入った飲料の写真には「不健康な選択」という説明書きがあり、その隣のサンドイッチとサラダと水の写真には「健康に良い選択」という説明が添えてあった。 さらに、「ファストフードは自宅で料理するのに比べて手っ取り早く値段も手頃ですぐに用意できます。便利で経済的な半面、ファストフードは一般的に高カロリーで脂肪、飽和脂肪、糖分、塩分が多く、太り過ぎになる危険があります」という注意書きも掲載されていた。 同サイトはもともとマクド
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