高知県室戸市でバーを経営する兄弟が、加工品開発と飲食を手がける水産会社「East水産」(室戸市室津)を立ち上げた。水産業経験ゼロから出発した2人は、地元漁師のサポートも得て「魅力ある室戸の海産物を県内外にPRしたい」と張り切っている。 兄の野町拡台(こうだい)さん(25)と弟の拓史さん(24)は、2020年5月、同市内にバー「East」を開いた。常連客には地元漁師が多く、海産物談議に加わるうち「キンメダイやマグロだけじゃない。室戸の水産業にはまだまだ可能性がある」との思いが強まった。特に伊勢エビは漁獲量が多い割に、室戸産としての認知度が低いという。 会社経営を見据え「自分たちで取ったものを扱いたい」と昨年2月には漁船を購入。漁業経験も皆無だったが、バーの漁師たちが指南。漁具の作り方や仕掛けの投入方法、鮮度の保ち方などをみっちり教わった。 飲食の店舗は国道55号沿いにある社屋と兼用。先月22
干満の差が大きい有明海の特徴を生かし、古くから行われてきた「スクイ」漁。歴史的にも価値があるスクイを活用しようと、11回目の「スクイまつり」が長崎県島原市の長浜海岸で5日にあり、家族連れなど千人を超す参加者でにぎわった。 地元で「スクイ」と呼ばれる「石干見(いしひび)」は、遠浅の海岸に半円形に築いた高さ1~2メートルほどの石垣の中で魚をとるための仕掛けだ。干潮で海水が引いてスクイの中に取り残された魚を網ですくったり、石垣に隠れた獲物を手づかみしたりする。 有明海は干満の差が最大約6メートルと日本有数で、同海沿いの島原半島には江戸時代の古文書などによると、1707年に158基、1892年には216基、1929年の調査では同年129基のスクイがあったとされる。漁船漁業の発達や海岸線の整備などで次第になくなり、同市内では1基のみとなった。 そうした歴史的価値を有するスクイを保全し、活用しようと2
宮崎県延岡市(のべおかし)は、宮崎県最北端、大分県との県境に位置し、九州では二番目に広い面積を有するまち。山・川・海と多彩な環境に恵まれており、新鮮な食材が豊富にあります。 今回は、延岡市のふるさと納税返礼品「岩牡蠣(大) 3kg」を紹介します。 「岩牡蠣(大) 3kg」について ・返礼品名:岩牡蠣(大) 3kg ・提供事業者:七條水産 ・宮崎県延岡市伊達町1丁目5846番地 ・内容量:3kg ・寄附金額:1万4000円 延岡市のふるさと納税返礼品「岩牡蠣(大) 3kg」は、殻付きのまま冷蔵で届く返礼品です。貝殻の開け方説明書も付いているとのこと。 海水がきれいな岩礁に生息する天然の岩牡蠣を、漁師が素もぐりで採取し、洗浄・UV殺菌冷却海水で殺菌処理しています。安心して生食で味わえます。 延岡のきれいな海で育った天然の岩牡蠣は、濃厚でクリーミーな味わいが特徴。生食でつるっと味わってもよし、焼
Share 2 Tweet Hatena 1 2023.05.22 【動画】南森町に「大衆酒場 とろ鯖」 サバ料理専門店「SABAR」の新業態 大阪メトロ南森町駅近くに5月12日、「魚とおでんと瓶ビール 大衆酒場 とろ鯖 南森町店」(大阪市北区)がオープンした。運営はコズミックダイナー(同)。 サバ料理専門店「SABAR」の新業態 魚とおでんと瓶ビール 大衆酒場 とろ鯖 南森町店 同店は、三陸沖で獲れた通常よりも脂がのった天然の「とろ鯖」をメインに提供するサバ料理専門店「SABAR」の新業態。「大衆酒場」テーマに、サバ料理のほか、おでんなどの居酒屋メニューも提供する。 サバ料理や居酒屋メニュー提供 サバ料理がメイン メニューは、「とろさば造り4種盛り合わせ」(990円)、「メガとろさばの塩焼き」(1,980円)、「名物炙りとろ〆鯖」(880円)、「とろさば棒寿司」(650円)などのサバ料理
●珠洲の乗組員2人出港、笑顔で送り出す家族に感謝 石川県漁協所属の中型イカ釣り船では今年度最初の出漁となる「第58金剛丸」が12日、能登町小木港を出発し、北太平洋でのアカイカ漁に向かった。乗組員10人のうち2人が地震で被災した珠洲市の住民で、自宅で家具や電化製品が壊れるなどした。2人は不安を抱えながらも「大漁で被災地に希望を届けたい」と声をそろえ、日本から3千キロ以上離れた漁場へと急いだ。 2人は甲板長の小木正幸さん(59)と料理人の板村伸雄さん(58)=いずれも珠洲市飯田町=。ともに5日の震度6強の地震発生時は長丁場となる漁に備え、自宅でくつろいでいた。 小木さん方は地震で壁が崩れ落ち、床もはがれた。小木さんは「復興を信じながらイカをたくさん捕るしかない。少しでも珠洲に元気を届けたい」と決意を示した。 板村さんは片付けに追われる家族に負担がかからないようにと、8日に災害ごみの仮置き場が設
日本で水揚げされるノドグロやマナガツオといったいわゆる高級魚の行き先が、国内から海外に移っていると言われている。背景には、刺身でも食べられる日本の“鮮魚”に目覚めたアジアの巨大な胃袋があった。九州の近海でとれるおいしい魚が魅力の福岡でも、その影響がじわりじわりと広がっている。 (福岡放送局記者 早川俊太郎) 「ボーとしていると、あんたらそのうち魚食べられんくなるぞ」 福岡の鮮魚市場の関係者のことばに、応接室で出されたお茶を飲む手が思わず止まる。魚の輸出が急拡大していて、市場の仲買人たちの目は、すでに海外に向いているという。 福岡に転勤して、カワハギをはじめとする九州の地魚に魅せられた者として、なんとも気になる話だ。 現状をこの目で確かめようと、全国有数の水揚げ額を誇る博多漁港を擁し、あの長浜ラーメンでもおなじみの長浜鮮魚市場を取材した。
渡島管内福島町は国内でも珍しい「アワビの陸上養殖」に取り組み、事業化4年目の今年、生産が軌道に乗り始めています。陸上養殖は、海のいけすなどで行う海面養殖と比べ、しけなど天候の影響を受けにくく、1年を通して安定的に出荷できるのが強み。町は20年以上の試行錯誤を経て、2020年に事業化に成功、本年度は3万個の出荷を見込みます。町内ではご当地メニューや特産品の開発も進み、まちおこしの切り札として期待されています。(木古内支局 大庭イサク) 4月中旬、福島漁港内にあるアワビ養殖加工施設。約680平方メートルの作業場に、繊維強化プラスチック(FRP)製の水槽がずらりと並んでいます。水槽は全部で千基あり、計11万4千個のエゾアワビが養殖されています。施設を管理する町の水産技術員、谷藤朗さん(47)は「クセが少なく食べやすい味。天然物と違って陸上養殖は同じサイズで通年出荷できるので、業者や飲食店にとって
苔やフジツボを体にくっつけた生き物は、雄大な海のヌシという貫禄を感じますが、実際本人たちは痒かったようです。 豪グリフィス大学(Griffith University)はこのほど、オーストラリア東岸部にて、ザトウクジラが海底の砂地を転がり回り、体に付着した寄生虫や古びた皮膚をこすり落とす行動を初めて発見したと報告。 これまでに船上からの目撃例はあったものの、カメラによる直接的な撮影に成功し学術的にこの行動が記録されたのは今回が初めてです。 巨体を誇るザトウクジラたちは一体どんなアカスリをしていたのでしょうか? 研究の詳細は、2023年3月12日付で科学雑誌『Marine Science and Engineering』に掲載されています。 Whales stop by GC for day spa fix with full body scrubs https://news.griffit
新潟県上越市は5月12日、市立水族博物館うみがたり(上越市五智2)でマゼランペンギンにかみつかれて負傷したとして来館者が市を相手取り、300万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したと発表した。 市によると、原告は2020年5月11日、マゼランペンギンにかみつかれてけがを負い、指定管理者の横浜八景島(横浜市)と交渉を重ねていた。 第1回弁論は東京地裁で6月27日に開かれる。市は「負傷の箇所や程度など詳細は答えられない。代理人弁護士と協議しながら、誠実に対応していく」としている。 市によると、うみがたりでは当時、ペンギンを間近で見られる状況だったが、展示スペースと来館者の通路はロープで隔てられていたという。
基準を超える汚水を海に排水していたとして、茨城海上保安部は12日、食品大手「マルハニチロ」の子会社で茨城県ひたちなか市にある水産加工会社を水質汚濁防止法違反の疑いで書類送検しました。 書類送検されたのはひたちなか市の水産加工会社で食品大手マルハニチロの子会社のマルハニチロシーフーズです。 茨城海上保安部によりますと、マルハニチロシーフーズは、おととし12月からことし2月までの間、あわせて5回にわたって会社近くにある排水口から、基準を超える濁った水を海に流していたとして、水質汚濁防止法違反の疑いがもたれています。 茨城海上保安部が排水を採取した結果、いずれも最大で油や廃棄物などの浮遊物の量が基準の7.5倍となる、1リットルあたり1200ミリグラム検出されたということです。 茨城海上保安部では、ことし2月にこの会社に捜索に入り、基準を上回っていたことを示す社内の調査結果の資料などを押収したとい
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