マコンブ、利尻コンブ、羅臼コンブ…。北海道にあるさまざまなコンブのうち、今回の主役はナガコンブです。全長15メートルにもなる長~いコンブ。昆布巻やつくだ煮などに使う「食べるコンブ」として人気です。いま北海道で、研究者や生産者、食品会社が連携して新たな加工方法を模索しています。それは、漁師たちの負担を少しでも減らすため。コンブ漁の現場では重労働が日常です。採ったコンブを干す作業がとても大変で、若い人が漁から離れる原因にもなっています。漁師の作業を軽くして、食べるコンブをいつまでも食卓に届けたい―。そんな思いで立ち上がった研究者たちがいます。一体どんな秘策があるのか。現場をのぞいてきました。(経済部・牧内昇平)
鳥取市内の60代女性から「北海道が本場のニシンが、市内で鳥取産として安く販売されている」との情報が本紙に寄せられた。ニシンといえば北海道近海で取れるイメージが強く、実際に全国の漁獲量の99%以上が北海道産だ。なぜ鳥取県で地元産のニシンが店頭に並ぶのか。海水温に変化があり、生息域が変わったのか? 魚の専門家らに取材した。 女性が鳥取産ニシンを見たのは、道の駅西いなば気楽里(鳥取市)。同駅に出店している鮮魚店が3~5月、県内各港で水揚げされたニシンを1匹100円前後で販売しており、女性は「初めて見た」と驚いた。 鳥取産ニシンがあまり流通していない理由について、総合食品卸の徳田商店(同市)の徳田豪社長は「県民はカレイやハタハタなどなじみのある魚以外は手を伸ばさないので、需要が少ない」と説明してくれた。
大人気!「とろサバ」のみりん干しにチャレンジ 2024.06.08 連載 : 刺身より旨い干物をつくる!〜「島源商店」干物修業体験記〜 今回伝授してもらったのは、伊東の人気干物店「島源商店」の看板商品の一つ、とろサバみりん干し。静岡の人気リゾートホテルの朝食に出され人気を博している一品だ。脂のしっかりのったサバを臭みなく仕上げる秘密は、漬けダレに加える、ある果物にあった! 濃厚でジューシーな看板商品、「とろサバ」のみりん干しをつくろう 無添加天日干しをモットーにする島源商店。その看板商品の一つが“トロさば味醂醤油天日干し干物”。静岡県内の星野リゾートの朝食でも提供され、人気を博している一品だ。 とろサバとはいかにも美味しそうなネーミングだが、とろサバの正式名称はタイセイヨウサバというらしい。北大西洋でノルウェーの漁船が獲ることが多いため「ノルウェーサバ」「ノルサバ」などとも呼ばれ、日本も大
宮城県塩釜市の水産加工業者が、円安による原料高騰に苦しんでいる。北洋海域での遠洋底引き網漁船「北転船」の基地として栄えた塩釜はスケトウダラなど輸入原料への依存度が高い一方、近海の「前浜もの」の利用が少ないため、買い付け価格の上昇が経営を圧迫。エネルギーや物価、人件費高騰が追い打ちをかける。(せんだ…
東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受け、再生が進められている岩手県陸前高田市の高田松原で、松枯れ被害が深刻化している。昨夏の猛暑でつる性植物の「クズ」が急速に繁殖し、マツに覆いかぶさったり、幹に絡みついたりして光合成を妨げているのが原因だ=東北総局 富永健太郎撮影 2024年5月24日公開
イワシやサバといった日本近海で捕れる大衆魚が、地球温暖化によって小型化(体重減少)していることを東...
八戸港でマイワシの水揚げが本格化しけさは今シーズン初めて1,000トンを超えました。 八戸港の第1魚市場にマイワシをけさ水揚げしたのは茨城県や福島県などの巻き網船団の運搬船5隻です。東通村沖できのうの夜から未明にかけて漁獲しました。けさは5隻合わせて1,071トンと、水揚げが始まって3日目にして初めて1,000トンを超すまとまった量になりました。いつもは7月に入ってからが本格的な水揚げですが、去年に続いてことしもやや早いシーズン到来です。入札では10キロあたり高値651円、安値550円と、まずまずの価格で取引されました。サイズが小ぶりなため多くは加工用や飼料の原料ということです。 ★八戸魚市場 深川正人 市場部長 「去年よりはだいぶん早い水揚げになってことしはこのままずっと漁が続いてくれれば水産業界みんな喜んで期待しています」 イワシの群れは北上しているということで今月下旬に始まる北海道東
大中型巻き網船が太平洋の青森県沖で漁獲したマイワシの水揚げが、八戸港で本格化している。7日は東通沖で操業した運搬船5隻が同港第1魚市場に入港し、今季初めて千トン以上となる計1071トンを水揚げした。付近海域ではマイワシの漁場が形成され、5日から3日連続で好調が続いている。
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">
2024年5月、笠岡市沖で沈没した水産庁の取締船が、6月9日に引き揚げられることになりました。水産庁は7日、地元の漁業者などに向けた説明会を開き、作業への理解を求めました。 「改めて、心からお詫び申し上げます」 地元の漁業者や岡山県、笠岡市の職員など約30人が参加した2回目の説明会。水産庁は再び深く頭を下げました。 この事故は5月21日午前、笠岡市の梶子島の近くで、14人が乗った水産庁の漁業取締船「白鷺」が座礁・沈没。けが人はいませんでしたが、船には燃料の軽油約23トンが積まれていて、流出した油を取り除く作業が続けられていました。 説明会では船体に亀裂があることが報告され、そこを補修した上で9日午前から委託したサルベージ会社によって引き揚げる方針が示されました。 (水産庁 藤田仁司次長) 「何より安全確保が重要。近くを航行する船舶は安全配慮をして、仮に油が出たらしっかり防除したい」 水産庁
▲ 小友町の小友浦干拓跡地付近で見つかったアカツクシガモ(5月25日、陸前高田市立博物館・浅川崇典学芸員撮影) 陸前高田市小友町で5月、県内で観察の記録がないアカツクシガモが確認された。東日本大震災で被災した文化財資料の安定化処理に取り組む同市の㈱共立ソリューションズ(本社・東京都)陸前高田営業所の学芸員・金野悠さん(40)が発見した。同市では今年1~4月にも県内で確認例のない冬鳥1羽が飛来しており、関係者は「県内初の野鳥が2羽続いた」と驚いている。(高橋 信) 陸前高田市立博物館によると、アカツクシガモは雑食性の大型のカモ。ユーラシア大陸で繁殖し、日本では西日本で観察の記録が多いとされる。ほぼ全身が橙褐色で、頭部は淡色なのが特徴という。 金野さんが発見したのは5月25日。午後1時すぎ、小友町の小友浦干拓跡地付近で、緑藻などの餌を食べている成鳥1羽を確認し、カメラで撮影。その後、市立博物館
寿司の代表的なネタ、マグロにも注目 初競りに興味 ――フルーツ以外ではどうでしょうか? 「フルーツ以外では、世界でも人気を集める寿司の代表的なネタ、マグロにも興味を持ったようです。2019年、築地の初競りでマグロが3億円で競り落とされた際は、クルーと一緒に大間のマグロ漁船に乗りましたよ」 ――マグロ漁船の乗り心地はいかがでしたか? 「6時間ほど乗船したのですが、5メートルの波を初めて経験。あまりの揺れで気持ち悪くて、動けませんでした。海水はマイナス10度。『ここから落ちたら死ぬよ』と言われました。過去には何人も落ちていると聞き、命がけで漁に出る漁師のみなさんを尊敬しました」 ――初競りに賭けるマグロ漁はどんな様子でしたか? 「最新のレーザー装備に1億円以上かけた大型船から、家族で漁に出る小さな船まで20隻ほどがいっせいに海に出て、漁に励んでいました。マグロ漁は大型船だから有利ということでも
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く