気仙沼市の菅原茂市長は7日、市役所で記者会見を開き、14日開会の市議会6月定例会に提出する19議案を発表した。一般会計補正予算では、大島亀山の魅力向上事業のメインとなる山頂テラスの整備費約1億2千万円を計上。今後本格化するモノレール事業と合わせ、大島観光の環境整備を進める。 亀山整備は山頂へのアクセス手段となるモノレール整備事業と、魅力向上事業の2本建てで実施。来年度完成を目指すモノレール事業は、工事費をすでに予算化しており、今月下旬から立ち木伐採に着手する予定だ。 市観光課によると、山頂テラスは、モノレールの駅舎に直結する形で、観光客に眺望を楽しんでもらうために整備。現在ある展望台から東側のエリア約400平方㍍に新設する。 長さ54㍍、幅は4~36㍍のウッドデッキタイプで計画。傾斜に応じて床面は高さを階段状に3段階とする。 別予算でソファや飲み物などを販売するカフェスタンド、トイレも整備