テニスの東レ・パンパシフィック決勝で、カロリナ・プリスコバ(チェコ)と対戦した大坂なおみ=9月23日、ロイター ことの発端は9月13日、全米オープンに優勝して帰国した大坂選手が開いた記者会見。ある記者が「海外で、大坂さんの活躍や存在というのが、古い日本人像を見直したり、考え直すきっかけになっているという報道があります。ご自身のアイデンティティというのをどのように受け止めていらっしゃるか、お考えを聞かせてください」という質問をしたこと。大坂選手は「私は私でしかない」とかわしましたが、この質問が差別的だと批判の声が上がりました。 この会見までの数日間にも、日本のメディアでは頻繁に大坂選手の「日本人」の面に焦点を当てた報道が繰り返されていました。「抹茶アイスが食べたい」という発言を大きく扱ったり、セリーナ・ウィリアムズを破った後に彼女が発した「こんな終わり方ですみません。ただ、試合を見てくださっ
![大坂なおみの報道であなたが感じたモヤモヤ、それは「ハーフあるある」です:朝日新聞GLOBE+](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5f7af9773a1746c458b2ff6e4316fd89897a3e1a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fp.potaufeu.asahi.com%2F17bc-p%2Fpicture%2F13779575%2F0eef4b365d2a9c7c3bac1cdc48f02045.jpg)