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ブックマーク / book.asahi.com (33)

  • ことばと新人賞・池谷和浩さん 信奉と創作は共存する――千葉雅也になれない僕が書く、僕だけの小説 連載「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」#9|好書好日

    第5回ことばと新人賞受賞作「フルトラッキング・プリンセサイザ」 写真から3Dデータを起こすなど、デジタル技術を使った仕事をしているうつヰ。帰宅後は「プリンセサイザ」というソーシャルVRを楽しむ。どうやら実在する駅をデジタル空間に作り込むことで、その駅の王女になれるというものらしい。会社の同僚や学生時代の先輩、友人、そしてプリンセサイザの王女たちと交わり、淡々とした日常を送るなか、うつヰはふと思う。わたし何か見逃しているだろうか――。 圧倒的だった「千葉先輩」のかっこいい文章 この連載の更新をXで告知すると、毎回「いいね」を押してくれる人がいた。アカウント名「池谷和浩」を覚えた頃、その名前を〈ことばと新人賞〉決定のニュースに見つけた。勝手ながら身内が受賞したように感じ、とても嬉しかった。 「連載第1回で市川沙央さんが千葉雅也さんの作品に影響を受けたとお話しされていて、それをきっかけに毎回読む

    ことばと新人賞・池谷和浩さん 信奉と創作は共存する――千葉雅也になれない僕が書く、僕だけの小説 連載「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」#9|好書好日
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    kamanobe 2024/04/11
  • 【特別版】芥川賞・九段理江さん「芥川賞を獲るコツ、わかりました」 小説家になりたい人が、芥川賞作家になった人に聞いてみた。|好書好日

    九段理江さん=撮影・武藤奈緒美 第170回 芥川龍之介賞受賞作「東京都同情塔」 舞台は、ザハ・ハディドによる国立競技場が世論に翻弄されることなく完成した、もう一つの東京。犯罪者を同情されるべき人々=「ホモ・ミゼラビリス」として手厚く扱うべきという社会学論が一世を風靡し、まるでタワマンのような刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。建築家・牧名沙羅は、それが当に建てられるべきなのか、生成AIやナンパした美しい青年・拓人と言葉を交わしながら自身の考えを構築しようとするが――。 読むより先に書いていた 「私、よく人間ぽくないって言われるんですよ。小さい時から親にも、りえちゃんは人間じゃないからねって言われてました」 そう言って逆光のなか悠然と微笑む九段さんは、たしかにVRのようだ。 受賞歴も常人離れしている。2017年、18年と2年連続で文學界新人賞の最終候補に。2021年で見

    【特別版】芥川賞・九段理江さん「芥川賞を獲るコツ、わかりました」 小説家になりたい人が、芥川賞作家になった人に聞いてみた。|好書好日
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    kamanobe 2024/04/10
    オモロ。自伝なりエッセイなり早く読みたい。面白そう。
  • ド・マン、デリダと語り合った日々:私の謎 柄谷行人回想録⑪|じんぶん堂

    記事:じんぶん堂企画室 ポール・ド・マン(左端)と柄谷さん(右)。中央は、作家の冥王まさ子さん。イェール大学近くのカフェの前で。「78年だと思う。同席していたデリダが撮影したんじゃないか」と柄谷さん=パトリシア・ド・マンさん提供 書籍情報はこちら ――ポール・ド・マン(1919~83)との関わりについて、もう少し聞かせてください。ド・マンは、フランスの哲学者ジャック・デリダ(1930~2004)の“脱構築”を文学批評に展開してイェール学派の中心人物としてアメリカの文学界で大きな影響力を持つようになりますが、柄谷さんが渡米した1975年時点の実感としては、どうでしたか。 柄谷 まだイェールでも知る人ぞ知る存在ですよ。アメリカ国内で知られるようになっていくのは、80年前後じゃないですかね。僕は名前も知らなかった。だから、ド・マンに認められてうれしかったというのも、彼が有名だからとか何とかいうよ

    ド・マン、デリダと語り合った日々:私の謎 柄谷行人回想録⑪|じんぶん堂
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    kamanobe 2024/01/18
  • 世界17ヵ国で翻訳・出版の話題のバンド・デシネ『LA BOMBE 原爆』著者インタビュー【前篇】——広島への原爆投下までを克明に描く|じんぶん堂

    じんぶん堂TOP 歴史・社会 世界17ヵ国で翻訳・出版の話題のバンド・デシネ『LA BOMBE 原爆』著者インタビュー【前篇】——広島への原爆投下までを克明に描く 記事:平凡社 1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下された。原爆ドーム(当時は広島県産業奨励館)が激しく燃え上がる。 書籍情報はこちら 『LA BOMBE 原爆』(上下巻、脚=ディディエ・アルカント、L.-F.ボレ、絵=ドゥニ・ロディエ、翻訳=大西愛子・平凡社) 日で刊行されるという意味 写真左より、脚を担当したディディエ・アルカント、L.-F.ボレ、絵を担当したドゥニ・ロディエ。 ボレの写真のみ© Fab Jouss ——この7月、日で『LA BOMBE 原爆』(上下巻)が刊行されます。日は世界で唯一の被爆国です。日で刊行されるにあたり、現在、どのようなお気持ちでしょうか。 ディディエ・アルカント(以下、アルカン

    世界17ヵ国で翻訳・出版の話題のバンド・デシネ『LA BOMBE 原爆』著者インタビュー【前篇】——広島への原爆投下までを克明に描く|じんぶん堂
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    kamanobe 2023/09/05
    これ気になっているんだけど上下巻で一万円近くなってしまうので思い切れず。図書館でリクエストしようかな。/バンデシネは買い支えの文化と思ってるけど、作家買い以外は内容わからないから躊躇しちゃうんよね。
  • 「君たちはどう生きるか」宮崎駿監督が、新作映画について語っていたこと。そして吉野源三郎のこと|好書好日

    宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」ポスター=スタジオジブリのTwitterより 「私自身、訳が分からない」 「おそらく、訳が分からなかったことでしょう。私自身、訳が分からないところがありました」。 2023年2月下旬、東京都内のスタジオで上映された、「君たちはどう生きるか」の初号試写。米津玄師の歌うピアノバラードが流れ、エンドロールが終わった瞬間、灯りが点き、宮崎駿監督のコメントが読み上げられた。 客席から軽い笑い声が漏れた。私もその一人だった。あまりの展開の速さと、盛り込むだけ盛り込まれた情報を消化しきれず、茫然と座り込んでいたが、その言葉で我に返った。 これは「宮崎アニメ」の集大成なのか、吉野源三郎の著書『君たちはどう生きるか』の再解釈なのか。とにかく、1回見ただけではとても全容を把握できなかった。 「自分のことをやるしかない」 今回の作品は、公開前のプロモーションも、メディア関

    「君たちはどう生きるか」宮崎駿監督が、新作映画について語っていたこと。そして吉野源三郎のこと|好書好日
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    kamanobe 2023/07/14
    映画は端的にいって駄作だったので傑作を笠に着たという点で自分の中では『ゲド戦記』と同じ箱に入った。前半はよかったし本が出てきたときは泣いちゃったんだけどね!わけわかんないどころか説明過多だよ。
  • 文學界新人賞・市川沙央さん 「なにか職業が欲しかった」ままならぬ体と応募生活20年の果てに 「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」#1|好書好日

    第128回文學界新人賞 受賞作品「ハンチバック」 親が遺したグループホームで裕福に暮らす重度障害者の井沢釈華。Webライター・Buddhaとして風俗体験記を書いては、その収益を恵まれない家庭へ寄付し、Twitterの裏垢では「普通の人間の女のように子どもを宿して中絶するのが私の夢」と吐きだす。ある日、ヘルパーの田中に裏垢を特定された釈華は、1億5500万円で彼との性交によって妊娠する契約を結ぶ――。 療養生活という名の引きこもり 取材は市川さんが両親と暮らす自宅で行われた。お母さんに案内された部屋で、市川さんと目が合った瞬間、その射貫くような眼差しに気圧された。市川さんは筋疾患先天性ミオパチーという難病により、人工呼吸器を使用しているため、発話に大変な体力を使い、リスクもある。そのため取材も、あらかじめメールで回答をもらい、補足のみ、最小限お話いただく形をとった。 目力の強さはそれが市川さ

    文學界新人賞・市川沙央さん 「なにか職業が欲しかった」ままならぬ体と応募生活20年の果てに 「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」#1|好書好日
  • 円城塔さん「怪談」インタビュー 「直訳」で浮かび上がる不思議の国・日本|好書好日

    円城塔さん=撮影・有村蓮 円城塔(えんじょう・とう)作家 1972年北海道生まれ。2007年「オブ・ザ・ベースボール」で文學界新人賞、12年「道化師の蝶」で芥川賞、17年に「文字渦」で川端康成文学賞などを受賞。著書に『Self-Reference ENGINE』『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著)『シャッフル航法』『文字渦』『ゴジラ S.P』など。 ホーイチはヘイケ・グレイブヤードでビワを激しくプレイする ――円城さん訳の『怪談』は、日人に長年親しまれてきたラフカディオ・ハーンの名作に、「直訳」という手法で新たな光を当てた一冊です。まずは翻訳にいたる経緯を教えていただけますか。 たまたま原文で読んでみたんですよ。2013年にアメリカに行くことになって、無駄な抵抗として機内で英語でも読んでおこうかなと。なぜ『怪談』を選んだのかは忘れましたが、大した理由はなかったと思います。ところが読んでみた

    円城塔さん「怪談」インタビュー 「直訳」で浮かび上がる不思議の国・日本|好書好日
  • 産婦人科医・遠見才希子さんが「性とからだの絵本」シリーズを刊行 4歳から読み聞かせできる、性教育絵本|好書好日

    写真:柳原久子 遠見才希子(えんみ・さきこ)産婦人科医 1984年、神奈川県生まれ。聖マリアンナ医科大学卒業。「もっと気軽に楽しくまじめに性を伝える場をつくりたい」という思いから、大学在学中の2005年より性教育活動を始め、全国1000か所以上の中学校・高校で講演会を行う。著者に『ひとりじゃない~自分の心とからだを大切にするって?~』(ディスカヴァー・トゥエンティワン )、『だいじ だいじ どーこだ?』(大泉書店)。2児の子育て中。 「早く知りたかった」声におされて ―― 子ども向けの性教育の絵を作ろうと思ったのはなぜですか。 大学生の頃から、全国の中学校や高校で性教育の講演を続けてきたのですが、その中で何度も「もっと早く知りたかった」と言われたんですね。中には、意図しない妊娠や性暴力被害などをこっそり打ち明けてくれる子もいました。それはその子たちの責任ではなく、性的同意を含む正しい知識

    産婦人科医・遠見才希子さんが「性とからだの絵本」シリーズを刊行 4歳から読み聞かせできる、性教育絵本|好書好日
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    kamanobe 2022/08/24
    『72時間』の大病院回で栄養ドリンクを一気飲みしてた先生だ。
  • ヤマザキOKコンピュータさん「くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話」 お金に思いを乗せる投資術|好書好日

    文:小沼理 写真:ヤマザキOKコンピュータさん提供 ヤマザキOKコンピュータ 1988年生まれ。投資家、文筆家、ウェブメディア運営者。バンドで活動しながらライブハウスで働いた経験などをもとに、パンクの視点からお金を考える。「お金の情報格差をなくしたい」をテーマ掲げるウェブメディア「サバイブ」や、沖縄のオルタナティブスペース「NEOPOGOTOWN」の運営に携わっている。 を作ることはお金が動くこと ――投資家としても活動しているヤマザキOKコンピュータ(以下、ヤマコン)さんですが、このは具体的な投資のテクニックではなく、お金の仕組みや流れ、ヤマコンさんのお金への価値観について書かれています。 お金って特別に信仰されていたり、汚いものとしてめちゃくちゃ嫌われていたりしますけど、僕にとってはあまり特別なものではないんです。いくら稼いだとか、どれだけ持っているかを競うのはどうでもいいし、かと

    ヤマザキOKコンピュータさん「くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話」 お金に思いを乗せる投資術|好書好日
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    kamanobe 2021/03/02
  • アニメの少年、女性が演じるのはなぜ? 「アニメと声優のメディア史」石田美紀さんインタビュー|好書好日

    文:安達麻里子 写真は石田美紀さん提供 石田美紀(いしだ・みのり)新潟大学経済科学部教授(視聴覚文化論) 1972年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。実写映画研究を経てアニメーション・メディアの研究を行う。著書に『密やかな教育――<やおい・ボーイズラブ>前史』(洛北出版)など。 きっかけは「銀河鉄道999」の鉄郎 子どもの頃に見た「機動戦士ガンダム」のキャラクター、マ・クベの冷気を含んだ独特な声がきっかけとなって、キャラクターの「声」を意識し始めたという石田さん。その後、「銀河鉄道999」の主人公、鉄郎の声を女性(野沢雅子さん)が演じていると知って衝撃を受け、それ以来、声優の声が持つ不可思議さに魅了され続けている。 「私は1972年生まれで、アニメを見て育ってきた世代。女性声優が少年キャラクターを演じている例は、最初は驚いたものの当にいっぱいあって、そういう環境に馴染

    アニメの少年、女性が演じるのはなぜ? 「アニメと声優のメディア史」石田美紀さんインタビュー|好書好日
  • コウケンテツさん「本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ」インタビュー 簡単レシピの時代、男性料理家の使命とは|好書好日

    コウケンテツ 1974年生まれ。大阪府出身。料理研究家である母・李映林主催の「eirin’s kitchen」でアシスタントを経験後、2006年に独立。旬の素材を生かした簡単でヘルシーなメニューを提案し、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍中。新刊『アジアの台所に立つとすべてがゆるされる気がした』(新泉社)が発売中。プライベートでは3児の父親として日々子育てに奮闘中。 公式Twitter @kohkentetsu14公式Instagram公式YouTubeチャンネル 音を言うと、もう毎日しんどい ――これまで多くのレシピを出版されていらっしゃいますが、作が初めてのエッセイになりますね。書こうと思ったきっかけがあったのでしょうか。 僕は3人子供がいるのですが、周りのママやパパのお話を聞いていると、みんな「どんなご飯を作るのか」ということが問題ではなく、毎日のごはん作りに追い詰められてい

    コウケンテツさん「本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ」インタビュー 簡単レシピの時代、男性料理家の使命とは|好書好日
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    kamanobe 2020/11/11
  • 「台風一過」の植本一子さんインタビュー 「一番大切なのは私が元気で精神的にも安定していること」|好書好日

    一子(うえもと・いちこ) 1984年、広島生まれ。写真家、作家。2003年にキヤノン写真新世紀で荒木経惟から優秀賞を受賞。著書に『働けECDーわたしの育児混沌記』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』『フェルメール』など。 自分の中で流れている時間、その瞬間の感覚を大切にした ――このは日記形式になっていますが、一冊のとしてまとめるためにどのような調整をしたんですか? にするためにつじつまを合わせるような調整は特にしませんでした。文章的に気になるところは直しましたけど。このは雑誌「文藝」の連載「24時間365日」と「トーチweb」の連載「行けたら行きます 15~20」をくっつけたものなんです。もともと編集さんからは「私の中で流れている時間を大切にしてほしい」と言われていました。一日ごとの特異性、例えば昨日「嫌い!」と思ったことが今日は「好き」となっても良いというか。誰しも

    「台風一過」の植本一子さんインタビュー 「一番大切なのは私が元気で精神的にも安定していること」|好書好日
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    kamanobe 2020/07/05
  • 「新あいどる聖書」ZOC香椎かてぃさんインタビュー 「死にたい」なんてもう古い|好書好日

    文:朴順梨 写真:『新あいどる聖書』(扶桑社刊)より 香椎かてぃ(かしい・かてぃ) 1998年生まれ。“孤独を孤立させない”がテーマのアイドルグループ『ZOC』のメンバー。横須賀の実家にいた頃は、ヤンキー過ぎる兄から虐げられる日々を送る。「ミスiD2017」で大森靖子賞を受賞したのがきっかけでメンバーに。ZOCでの担当カラーは紫。2019年にブランド『CULT TOKYO』を立ち上げ、ファッションプロデューサーとしても活動中。 Twitter @KatyHanpen Instagram @pantykaty いつかにするために、ネタを貯めていた ――ファッションコスメなど、好きなものを集めたスタイルブックを作った理由は何ですか? 小学生の時にギャルが好きで、ギャルの子がスタイルブックを出していたのを見ていて面白いなって思って。自分もスタイルブックを出せたらいいなって思ったんです。だから

    「新あいどる聖書」ZOC香椎かてぃさんインタビュー 「死にたい」なんてもう古い|好書好日
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    kamanobe 2020/06/23
    良書だった……
  • 中国発の本格SF「三体」劉慈欣さんインタビュー 科学の力、人類の英知を信じて執筆|好書好日

    文・写真:延与光貞(朝日新聞中国総局) 劉慈欣(りゅう・じきん)作家 1963年、中国・山西省生まれ。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を書き始め、雑誌〈科幻世界〉に『三体』を連載。2008年に単行として刊行。「三体」「黒暗森林」「死神永生」の三部作は2100万部を超す売り上げを記録している。2015年、英訳版がアジア人作家して初めて、SF界最大の賞・ヒューゴー賞を受けた。 文化大革命(1966~76年)で父を亡くしたエリート女性科学者は、失意の日々を送るなか、謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこで行われていたのは、人類の未来を左右しかねない極秘プロジェクトだった。彼女が宇宙に向けて発信した電波は、惑星「三体」の異星人に届き、数十年後、科学的にありえない怪現象が人類を襲う。壮大な「三体」三部作の第1弾。 SFは異文化間で共鳴しやすい 小説のアイデアは、物理学の難問「三体問題

    中国発の本格SF「三体」劉慈欣さんインタビュー 科学の力、人類の英知を信じて執筆|好書好日
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    kamanobe 2020/06/23
    “最近のお気に入りは新海誠監督の「秒速5センチメートル」だ” やっぱりーーー!!(II 読了後の感想)
  • 司馬遼太郎×『ゲーム・オブ・スローンズ』=『竜女戦記』?  破格の歴史ファンタジー漫画が登場!|じんぶん堂

    記事:平凡社 『竜女戦記 1』(2020年5月22日発行)三匹の竜が住まう国・陀国。戦の絶えないこの国で、 また一つ、新たな争いが勃発する。国を追われた「たか」は、家族の命運を背負いながら、 この世界にどう立ち向かうのか!? 主婦が天下を取る、壮大な歴史ファンタジーの幕が上がる! 書籍情報はこちら 世界観のあるエンタメの作り方とは ──今回は、初めて歴史をテーマにした作品に挑戦していますね。 子どもの頃から世界史が好きで、歴史的な事物を描きたいという気持ちはずっとありました。大学で文化人類学に進んだのも、世界史好きの延長で、異なる文化世界、壮大な人類史のロマンに惹かれた、ということがあります。50歳をすぎて、当に自分の描きたいものは何かを考えた結果、やっぱり歴史を描きたいという気持ちに戻ったと言えます。 ──今回の『竜女戦記』では、過去の歴史を素材としつつ、ファンタジーを絡める発想が面白

    司馬遼太郎×『ゲーム・オブ・スローンズ』=『竜女戦記』?  破格の歴史ファンタジー漫画が登場!|じんぶん堂
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    kamanobe 2020/05/30
    『ナチュン』『ムシヌユン』の都留泰作の新作!
  • 志村貴子さん「おとなになっても」インタビュー 群像のなかの〝大人百合〟描きたかった|好書好日

    小学校の先生をしている綾乃は、久しぶりに立ち寄った行きつけのバーで、朱里に声をかけられる。二人は初対面ながら意気投合し、そのまま朱里の部屋へ!? しかし綾乃には秘密があって……。30代になってもまだ全然おとなじゃない。すこしビターな恋物語。 社会の中で生きる大人の女性同士の恋 ――志村さんの「大人百合」、待っていた読者も多いはず。『おとなになっても』執筆のきっかけを教えてください。 『こいいじ』を描いている時に、次は百合というか女性同士の話を描きたいと思ってたんです。『こいいじ』を「これもうどうやって終わらせよう」ってあせってたっていうのもあるんですけど、未来の自分が全然違うものを描いているビジョンを心の拠りどころにしていて(笑)。そうしたら担当編集者の上村さんが「大人百合を描きませんか」と言ってくれたんですね。 上村(以下U) あるインタビューで「今後描きたいものありますか」っていう質問

    志村貴子さん「おとなになっても」インタビュー 群像のなかの〝大人百合〟描きたかった|好書好日
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    kamanobe 2020/03/30
  • ブックデザイナー・佐藤亜沙美さんの「苦しんでいる人に届く本を」作る仕事|好書好日

    文:篠原諄也 写真:北原千絵美 佐藤亜沙美(さとう・あさみ)グラフィックデザイナー、ブックデザイナー 1982年、福島県生まれ。2006年から2014年にブックデザイナーの祖父江慎さんの事務所・コズフィッシュに在籍。2014年に独立し、サトウサンカイを設立。ブックデザイン担当作に、季刊文芸誌「文藝」、カルチャー雑誌「クイック・ジャパン」、『どうせカラダが目当てでしょ』、『急に具合が悪くなる』、『超歌手』、『生理ちゃん』、『これからの屋読』など。 デザインする上で「自分は不在」 ――ブックデザインはのどの部分をデザインするんでしょう? なかなか説明が難しいんですよね。親に何回説明しても「あなたは絵を描いているの?それとも文章を書いているの?」と言われて。どっちもできないんだっていう(笑)。 私が独立する前に所属していた祖父江慎さんの事務所のコズフィッシュでは、基的に文設計(文のレ

    ブックデザイナー・佐藤亜沙美さんの「苦しんでいる人に届く本を」作る仕事|好書好日
  • ベストセラー「日本文学全集」全30巻完結、編者・池澤夏樹さんインタビュー 日本文学の大きな特徴は「恋愛中心」|好書好日

    構成:宮田裕介、中村真理子 「選者はぼく一人」必死で進めた こういう大きな仕事はうかつに始めてしまうもの。始めたら前に進むしかない。目の前の責務を必死でしていたら、気が付くと出口にいるんですよ。 『世界文学全集』は、河出書房新社の編集者が僕が住んでいたフランスまで来て依頼されました。もう全集の時代ではないよ、と断った。ただ、選者はぼく一人というのが気になった。断ったのに、家へ戻ると何となくリストを考え始めているわけ。最終的には、東ヨーロッパやラテンアメリカが増え、女性作家が多くなり、移動が主題の作品が目立った。文学は世界の変化を書いてきたのです。 2011年3月に『世界文学全集』の最終刊が出ました。その間、『日文学全集』を出したい、その編者にもなってほしいと依頼されたのですが断っていた。海外文学は読んできたけれど、日の古典や近代は僕にはできないと。完結した翌日に、東日大震災が起きまし

    ベストセラー「日本文学全集」全30巻完結、編者・池澤夏樹さんインタビュー 日本文学の大きな特徴は「恋愛中心」|好書好日
  • 映画「影裏」主演の松田龍平さん 俳優人生20年を振り返り「作品に育てられたとしか言いようがない」|好書好日

    文:福アニー、写真:家老芳美 松田龍平(まつだ・りゅうへい) 1983年生まれ、東京都出身。99年に映画「御法度」で俳優デビューし、数々の新人賞を総なめにする。2002年には「青い春」に主演し、圧倒的な存在感で注目を集める。13年、「舟を編む」にて日アカデミー賞最優秀男優賞を受賞。主な出演作に、映画「探偵はBARにいる」「泣き虫しょったんの奇跡」、ドラマ「獣になれない私たち」、舞台「イーハトーボの劇列車」等。 会社の転勤で岩手に移り住んだ今野秋一(綾野剛)は、そこで同い歳の同僚、日浅典博(松田龍平)と出会う。慣れない土地でただ一人、日浅に心を開いていく今野。しかしある日、日浅はなにも言わずに会社を辞めてしまう。しばらくして再会した2人だったが、ぎこちなさはぬぐえず、その後は顔を合わせることなく時が流れていった。そんな折、日浅が行方不明になっていることを知った今野は日浅を捜すが、その過程で

    映画「影裏」主演の松田龍平さん 俳優人生20年を振り返り「作品に育てられたとしか言いようがない」|好書好日
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    kamanobe 2020/02/17
    インタビュアーは原作読んでないんだろうか。悲しすぎるインタビューだ……。
  • 文豪たちの金銭感覚って? 「令和の文士」の穂村弘さん(歌人)と町田康さん(作家)が語り尽くす!|好書好日

    文:福アニー、写真:松嶋愛 穂村弘(ほむら・ひろし) 1962年、札幌市生まれ。歌人。85年より短歌の創作を始め、90年に『シンジケート』でデビュー。2008年には『短歌の友人』で伊藤整文学賞、17年には『鳥肌が』で講談社エッセイ賞を受賞。18年、17年ぶりの歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞した。ほか、歌集『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、詩集『求愛瞳孔反射』、エッセイ集『世界音痴』など著書多数。 町田康(まちだ・こう) 1962年、大阪府生まれ。作家、パンクロッカー。町田町蔵の名で歌手活動を始め、81年にパンクバンド「INU」の「メシ喰うな」でレコードデビュー。96年に初の小説『くっすん大黒』を発表、翌年のドゥマゴ文学賞と野間文芸新人賞を受賞した。以降、2000年『きれぎれ』で芥川賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞を受賞。『土間の四十八滝』『権現の踊り子』『パンク侍、斬られ

    文豪たちの金銭感覚って? 「令和の文士」の穂村弘さん(歌人)と町田康さん(作家)が語り尽くす!|好書好日