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ブックマーク / okachimachiorz.hatenablog.com (14)

  • システムの「価値」をどう考えるのか?〜なんで人月換算基準がなくならないか、について - 急がば回れ、選ぶなら近道

    「なんで人月換算基準がなくならないか」については、これは作る側での議論が非常に多いのですが、逆側から見た議論があまりにも少ないので、自分の考えを記録しておきます。そもそも、発注した側ではシステムの価値をどう見るのか?という議論があまりにもなさ過ぎの印象があります。いくら作る側が頑張っても、発注サイドで「いやだから、結局いくらかかったか内訳見せろ」という話になった途端に、残念ながら人月単価が登場するわけで、話は振り出しに戻ります。 まず一義的にはユーザーから見たシステム開発は投資になります。確かに、毎年作っているでしょう、という話もありますが、普通は数年に一回作っては動かして、メンテナンスにモードに移行させる、という形になります。投資として、通常はキャッシュ・アウトに相当するコストで資産を認識します。リースにすれば、定常的でしょうという話もありますが、オン・ブックになった途端に普通に取得原価

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    kamatama_41
    kamatama_41 2013/07/17
    システムの資産性(価値判断の基準)をユーザー、ベンダーともに持つべきという話。内製webサービスの会社の場合のサービスの資産性ってどう判断しているんだろうか。
  • パトリオット法は日本のDCに適用されるのか?についてのメモ - 急がば回れ、選ぶなら近道

    ・Disclaimer自分は弁護士ではないし、その手の専門家ではありません。よってここに書いてあることを信じて、何かを行ってヤバい事になっても一切責任は負いませんし、それは自身の責任で処理してくださいね。まじめに会社の公式見解でもなければ、クラウドベンダーの代弁でもありません。 ・問題 自分の問題は以下、単純に「業務系システムを日国内のDCのクラウドに上げている状態で、パトリオット法が適用された時に、そのクラウド上の業務系データが、一方的に米局政府に差し押さえられるということが起こりうるか?」という点につきます。 ・個人的な結論 結論から言うと、それは「ない」ですね。つまり、一方的かつ直接的に国内DCのデータが米国政府に押さえられることはないと思います。勿論、一定の要件を満たしたテロ等の嫌疑がある場合にはすべて正式の手続きに則った上で、米国当局の要請をうけて日の司法がしかるべき手続きを

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  • クラウド上にEDIを「移行する」ということの意味 - 急がば回れ、選ぶなら近道

    ニュースリリースというか記事はこちら。日経の中田さんの記事ですね。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130306/461423/ この辺の解説を記録のために書いておきます。個人的にはちょっとしたマイルストーンなので。 まずEDIの定義ですが、これはElectronic Data Interchangeの略で、B2Bでの電子データ交換の仕組み自体をさします。歴史的にはIT歴史と同じくらい古い。当然インターネットよりも古い。昔は(場所によっては今も)電話で”ぴー”とか”がー”とかやっていた代物です。多分50年以上の来歴を誇る仕組みですね。業界ごとにその業界に応じたプロトコルが制定されており、いわゆる標準化がもっとも進んだ分野のひとつです。そして、大抵はミッションクリティカルな業務に属します。エンタープライズ系のITでは最下層に位置するレイ

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  • 情報システム部はどうであると得するのか? - 急がば回れ、選ぶなら近道

    いまさらの感もあるのですが、特にいろいろと日全国を飛び回るようになって、いろいろなお客さんにお世話になっています。ということで、その辺りで感じたことで、特にエンドユーザーの情報システム部はどうあると、「有利」なのか、ということを書いてみます。 対象は、お金を湯水のように使えないエンドユーザーさんです。とにかくリスクヘッジのためなら何百億円使おうと問題ではない、というユーザーさんはフルリスクを取れという要求以外であれば、SI屋さんの方から「無理なので、ご遠慮します」ということはありません。そのようなユーザーさんは、例外だとは思いますので、ちょっと対象外です。(なんか最近そうでもない説はありますが) 以下、あくまで自分の経験なので、不快な気分の方は、完全スルーでご容赦をお願いします。ベンダー風情が生意気な事を書きやがって、という方もいらっしゃると思いますので、そういう方には事前に、謝罪してお

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  • バッチ処理を再考する - 急がば回れ、選ぶなら近道

    最近そもそもバッチ処理というものを知らない人達を見ることが多くなりました。某プロジェクトで「いや、ストプロってよくわからないんですよ。最近書いたことないし。」という話をずーっと聞いていたのですが、人はバッチ処理という意味で話していたことが後から判明した、ということがありました。 ああ、この人はSQLでのバッチ処理しか知らないのですね、とちょっと衝撃ではありました。とうとうそーゆー時代になったかと。 まず、誤解のないようにいうとバッチ処理、という言葉自体はIT固有のものではないです。生産管理や物流や、そういった業務では普通に「バッチ」という言葉をIT以外で使います。ただし意味はある程度同じで、「一定の塊を一度に処理をする」ということです。物流システムの業務要件なんかを詰めているとバッチっていうと、どっちのこと?なんて普通に聞かれたりします。その意味ではバッチの対義語がリアルタイムというのは

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  • Welcome back to the TRANSACTION! - 急がば回れ、選ぶなら近道

    最近、トランザクションの再勉強を始めていて、先日クラウド温泉でも発表させてもらった手前、ちょうどいいので一回まとめておく。はじめに断っておくと自分は別にDBやTXの専門家ではない。なので以下の内容の正確性については保証しない。内容については自分で勉強してくださいね。 1.「なんでまたTXなのか」 まずもって何故にTXなのか?というお話から始めます。もう枯れてんじゃないか?今頃RDBMSでもないだろう。それはそうですが、以下の流れは無視できません。 ・RDBMSの特許切れ NIIの佐藤先生の指摘にもあるように、1980-90年代のRDBMS関連の特許が切れ始めます。これにより商用一辺倒で、OSSではどうしても勝てなかったRDBMSでの技術革新や、その技術を応用した別のもの(RDBMSとは限りません)が登場してくる可能性が高いです。各ベンダーもそれを見越して、一斉にRDBMS関連への「逆張り」

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    kamatama_41
    kamatama_41 2012/09/17
    難しすぎて途中で投げ出したので、あとで読む
  • 技術革新は何のためにあるのか? - 急がば回れ、選ぶなら近道

    技術革新は須く斬新的なものであるべし、という肩に力の入った信念の人は流してください。ちょっと、力の抜いた小ネタなので。 最近というかここ10年来、いわゆる業務系のシステムに関わっていてよく思うことではあります。特に最近、NoSQLやHadoopといった「新技術」が登場するにつけて強く感ることではあるのですが、なんというか、「こんな感じ」のことができます、というようなプロダクトアウト的でありながら、かつ、漠然とした抽象的な話が多すぎる気がします。要は、全般的に問題の設定が苦手だよなということです。 特定の技術の各論はともかく、まず、大上段に構えると、実はITでは一般の人が想像する以上にユーザーとベンダーで期待ギャップがあります。ユーザーから見ると、大抵は「こんなこともできないのか?」ということがごく普通にできません。一方、一般のTVとか報道とかは、スパコンや遺伝子やビッグデータや、なんやらか

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  • 業務系エンジニアはどうしていくべきか? - 急がば回れ、選ぶなら近道

    まず超個人的な見解です。あとWeb系の人は関係ないので、そういう人は読んでも無駄です。ここでいう業務系エンジニアというのは、主にSI屋で特定企業向けのシステムを構築しているエンジニアの人たちをさします。 まず、非常に難しい時代になったと思います。 端的に、ちゃんとしたSIをやることが難しくなりました。まず、技術的には面倒なことが増えた、というかできるオプションが制御できないくらいに増えているので、うまく制限をしないとコードや仕組みが劣化する一方になりました。エンジニアリングに自由を!というのは聞こえはいいのですが、チームプレーをするのに、いちいち約束事決めないと回らないようになっているような気がします。それも毎回。始めるたびに。 別段、いきなりチームメンバーの能力があがったり、さがったりするわけではないのですが、なぜか外すと酷いことになる振れ幅が増大したような気がします。ルール決めをいちい

    業務系エンジニアはどうしていくべきか? - 急がば回れ、選ぶなら近道
    kamatama_41
    kamatama_41 2012/06/17
    Webにも必要なことですよね
  • いわゆる仕様と業務例外について - 急がば回れ、選ぶなら近道

    最近とにかく、移動が多いので、その中でちょいちょい考えたことをまとめておきます。まずは仕様の理解の仕方とか、業務例外とか、押さえておきましょうという視点から。別にこれが正解で必須というわけではないので、あくまで個人の経験をまとめただけです。 モデリングとか、なんというかそういう高尚な話ではなくて、実際に仕様をまとめるときに、現実的に落ちる穴を、経験的に書きます。大抵のプロジェクトでは、仕様が固まらずに、または手戻りが発生して酷くコストが膨らむということがやはり多いわけで。理屈はともかく自分の経験的な対策案です。 (なんというか、開発方法論や手法・ドキュメントのまとめ方は、なんとかBOKから始まって、アジャイルや押しくらまんじゅうやらでいくらでもであるのですが、その一方で丁寧な要求定義や設計それ自体ができる人材は、むしろ急激に減っているような印象すら受けます。海外からの翻訳や輸入はやたらと多

    いわゆる仕様と業務例外について - 急がば回れ、選ぶなら近道
    kamatama_41
    kamatama_41 2012/02/22
    業務例外って疎かにしがちなので、注意しないとなぁ
  • "BigData"では何が問題なのか? - 急がば回れ、選ぶなら近道

    ”ビッグデータで奇跡が起こる” はいどうも。まず、個人的には楽天的な進歩史観には、まったく組しない。 従って、突然に新技術ができて、なんか凄い事になる、というのはさらにまったく同意しない。すべからくブレイクスルーは課題解決により起こると思っているので、問題意識のないところに、こんなものできました的な発想は、基的にプラスにならないことが多いと思っている。現状のビッグデータブームは2011年の秋口現在は完全にハイプになっており、バブルと言ってもいいと思う。印象として、十数年前のナノテク・ブームに似ている。 とはいえ、過度の期待という側面を除けば、それなり効果もある部分もあり、”そこだけ”を見ていけばそれなりに効果はある(と思う)。大体において、今後は以下の二つのユースケース・カテゴリーに集約されると思う。すなわち、ビッグデータの拠り所はまずもって以下の2点だ。 1 Webのログ解析 というか

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  • AWSと国内DCサービス - 急がば回れ、選ぶなら近道

    自分的な話題なので書いておきたい。 まず立場的はっきりさせて置く。AWSを基的にはエンタープライズ・ユースで考えています。もっと直裁にいえば、Asakusaの実行基盤として、すなわちEnterpise Hadoopの実行基盤として見ています。クラウドの利用は単社ではできないことをできるのが特長であり、それは現時点では分散処理です。多数のノードを利用する分散処理は、単社で持つにはコスト的にペイしません。ので、一種のハードの共同利用としてクラウドを利用すべきです。単純にレンタル・サーバーの延長上で見るのであれば、クラウドのメリットはないでしょう。分散処理を一定の計算資源を利用して行うことがクラウドでできるかどうかがポイントと考えています。AWSは十二分にこの目的には合致しています。特にパブリックではないVPCの存在は非常に大きい。 (分散処理としてHadoopMapReduceが最適か?とい

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    kamatama_41
    kamatama_41 2011/11/28
    弊社もパブリッククラウド検討したらいいのに、と思ってます
  • システムはどこまで内製化できるか - 急がば回れ、選ぶなら近道

    どこでも何回も何十回も言われているが、システムを経営の変化に対応させるにはある程度のシステムの開発を内製化すべきである、という論調が強い。この問題は、古くて新しい問題であり、と同時におそらく、いままでとは違うコンテクストで語られることになるような気がしている。ここ10数年の流れを見れば、内製化の議論はアウトソーシングの流れとそのより戻りの反復運動の繰り返しだといっていても過言ではなかったと思う。近年はむしろ、SI屋さんの全体的な弱体(特に技能として)化とクラウド等によるインフラの導入しやすさと相まって別の背景で語られることが多くなってきている。また、見逃せない背景としては、そもそもの就労可能若年層の減少と、若年層の総体数減少による能力のばらつきの顕在化も強くあげられる。特にシステム開発の供給サイドの問題は、エンドユーザーの内製化の議論においては、今までのコンテクストでは語られることがなかっ

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  • 大規模SIは少数精鋭で乗り切れるのか? - 急がば回れ、選ぶなら近道

    まず現状の認識は以下の通り 1.20-30代の就業人口の減少これは大前提になる。 また情報共有も進むためよりブラックな会社が 人を集めること自体のハードルがあがる。 結果として、人員を集めるということがより厳しくなる。 これはITに限らず、労働集約的産業全体の課題でもある 2.能力格差の拡大今の40-50代よりも間違いなく、現状の20-30代は 勉強している人としていない人の格差は広がっている。 ゆとり云々とは別に、社会的なプレッシャーから、 むしろ勉強しないと勝ち残れないという強い意識のある集団と、 ゆるふわほんわか草集団の差が非常に非常に広がっている 3.資源の拡大要するに、割とハード・リソースに余裕が出てきている まず、クライアントサイド。 要はなんでもできる状態になりつつある。 jsあたりはほぼ無法地帯の感もある。 一時、jsでOSみたいのまでいけるぜ、というデモもあったが 技術

    大規模SIは少数精鋭で乗り切れるのか? - 急がば回れ、選ぶなら近道
    kamatama_41
    kamatama_41 2011/09/04
    少数精鋭、か。。。
  • 何が必要なのか - 急がば回れ、選ぶなら近道

    ちょっと最近というか、ここ数年はというか、ここ10数年は、 常に強迫的に勉強せざるえない状況が続いておりまして、 まぁその辺の反省も踏まえて、 特に今後のIT屋さんとして何が必要ですか、 という点をまとめておく。 「マスターしておきたい技術」という感じです。 今は汎用機・オープン化に変化があった時期以上の転換期でもあり、 twitterのTL上の知り合いのほぼ8割強が ここ一年で転職するという異常事態になっています。 自分自身も現状の会社では満足に仕事ができないということで 会社を作ったという経緯もあり、 そんな中で、動く人たち「共通の仕様」みたいなものを感じます。 そんなこんなで、 要は、特に一線で活躍している技術者の人たちには、 共通のコモンセンスというのがあるな、 ということを良く思う訳です。 これは冷静に見ると、汎用機の時代からあまり変わってなくて、 つまり基礎(基ではないですよ

    何が必要なのか - 急がば回れ、選ぶなら近道
    kamatama_41
    kamatama_41 2011/08/02
    何年たっても色あせない技術、身につけたいものです。
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