※追記あります。 拙書を読んで下さった人から面白いメールをもらった。「ところでラッセンって何だったの?」という話(本の内容とは直接関係ない)。 ‥‥ラッセンか。そう言えばいたなそんな人が。 ハワイの海やイルカの絵を描いているあのラッセンです。御存知ないですか。別に知らなくてもいいのですが。日本向けのホームページに絵の画像がたくさんある。「あー、あのサーフィンショップとかに飾ってありそうなイラストか」と思い当たる人はいるだろう。もっともイラストじゃなくてアート、絵画として売られている。 こちらを見ると、絵以外のところでかなり評判が悪い。エコロジストのサーファー画家ということで売っているラッセンだが、ほとんど不良外人の扱いだ。 しかし、なぜラッセンの絵がそんなに人気があるのか。 日本人ってそんなに海とイルカが好きだったのですか。 以下、その方の承諾を得てメールから抜粋(ちょっと長いです)。途中
テレビ番組を見ていると本村健太郎弁護士が出て来て、法律知識について話していた。その中でなるほどと思ったこと。 痴漢冤罪で自分がやっていないのであれば、駅長室に同行してはダメ、ということらしい。駅長室に行くと、まず警察に突き出され、警察では拘留され、否認しても今の日本の刑事裁判は99.9%有罪、否認していても97%有罪という現状では、まず勝ち目はない。やっていないのであれば、速やかに現場を立ち去らなければならない、ということであった。出演者の「免許証などを出せばいいんですよね」という質問に対しては「どうしても出さないと、という雰囲気であれば仕方がない」というニュアンスであった。基本的にはそのようなことも必要ないのだろう。それはそうだ。任意同行のレベルだから、応じる義務はない。本村弁護士は「話せば分かる、ということはありません。向こうは決めつけてきますから」と注意喚起していた。刑事裁判を多く手
BP(ビーピー 英: BP plc、旧ブリティッシュ・ペトロリアム 英:The British Petroleum Company plc)は、イギリス・ロンドンに本社を置き、石油・ガス等のエネルギー関連事業を展開する多国籍企業。現在世界の石油関連企業の中でも特に巨大な規模を持つ国際石油資本、いわゆる「スーパーメジャー」と総称される6社の内の1社である。 ロンドン証券取引所(LSE:BP)、ニューヨーク証券取引所(NYSE:BP)、フランクフルト証券取引所(FWB:BPE)へ上場しており、ロンドン証券取引所においてはFTSE100の構成銘柄になっている。 BPのガソリンスタンド BPのオイルトレイン 第二次世界大戦後から1970年代まで、世界の石油の生産をほぼ独占状態に置いたセブン・シスターズ7社の内の一社である。BPは油田・ガス田の探査・採掘事業や精製事業、輸送・マーケティング、石油化学
「近頃の若いやつときたら…」という枕詞は、「なっとらん」と続き、さらに「わしが若い頃は…」と説教モードになる。これは「たらちねの→母」や、「とりあえず→ビール」と同様、慣用句として扱われるべき。したがってこの場合は、「母」や「ビール」と言いたいように、「わしが若い頃は…」と自慢話がしたいだけ。 そんなジジイババア連中も、「若いやつ」だったときがあり、その当時は、やっぱり「最近の若者は…」とやり玉に挙げられてた。そして、耳に痛い「なっとらん」部分を更生しないまま、オッサンになり、ジジイになる、オバサンになり、ババアになる。 ■昔から言われていた「最近の若者は…」 変わったのはツラの皮の厚さだけという爺婆に向かって、「そのセリフ、大昔から言われてたんですよね」なんて返すと、途端に防御の姿勢をとる。自分がそう言われていたことと、その「欠点」がエエトシこいても直っていないことに思い至るのか、顔を真
教育の荒廃が叫ばれている。 学校、保護者、子ども自身、そしてそれらを取り巻く環境――官僚、政治家、教育委員会、地域社会が制度疲労に陥っている。教育亡国論が喧しくとも思考停止と非難合戦、手をこまねいているばかり。教育現場は完全に活力を失っており、責任転嫁の応酬に明け暮れている。 ■ 教育改革の担当者は誰か? 象徴的な例を、いくつか挙げよう。ひとつめは、NHK世論調査(※1)だ。「教育改革の担当者は誰か?」という問いかけに対し、こんな結果が得られた。 注目すべきは、教育のまさに現場にいるはずの「教師」と答えたのが、たった8%ということ。あまつさえ、「父母」と答えたのがわずか2%は情けない。いわゆる「お上」任せである。「教育」は政争の具に貶められ、人質化している。そして、いまどきの教師、両親は、当事者意識を完全に欠如しており、犠牲になるのは子どもたちだ。 ■ 4本脚のニワトリ、絵の具でできる「き
イギリスで伝説の広告クリエイター、 故ポール・アーデンの著書にある言葉。 その著書にこんな話がある。 無鉄砲なエリカ 若い頃、彼女はエディほど魅力的な人物ではなかった。 少なくとも、会社員向きではなかった。 職場におけるエリカはやかましくて、周囲をかなりいらつかせた。 それでも仕事に対しては情熱的で、 次から次へと狂ったようなにアイディアを出し続け、 そのおかげでかろうじてクビにはならなかった。 エリカのアイディアの大半は 「現実的ではない」といわれていた。 あまりに大胆すぎるか、あまりにバカバカしかったからである。 ところがある時、社内にいる誰かが、 彼女の野性的なアイディアに目をつけ、それが採用されることになった。 他とは違って新鮮で、目立っていたというのが理由だ。 それから3年間、調子に乗ったエリカは、 立て続けに使えないアイディアを量産する。 彼女はますます周囲をいらつかせることに
最近話題になっている東京都青少年健全育成条例の改正問題、「非実在青少年」と称してマンガなどの表現を不当に取り締まる恐れのある条文が提案された件(本件については当ブログの過去記事でもいくつか紹介しました)に関して、先日当ブログでも報じましたが、左のような書物が徳間書店の『月刊COMICリュウ』編集部によって編まれました。小生は以前より『リュウ』誌を愛読しており、また青少年健全育成条例などの問題にも多少の関心を持っている者としては、やはり本書は手元に置かねばと思い、先月31日の発売日に入手しました。 で、同書を一読しましたので、以下に簡単な感想を述べておきます。なお、今検索した時点では、他に同書の感想はまだ上がっていないようですが、サイト「天使行路」さんが編集部に同書について問い合わせをされた記事「非実在青少年読本の版元に聞いてみました」がアップされております。参考になるところの多い記事ですの
税制の議論で、朝日新聞と大手テレビ局が先頭に立って推進した消費税増税の大キャンペーンが奏功し、与党・民主党と野党第一党・自民党がともに「消費税増税」を打ち出すことになった。これで、参院選の帰趨を決めるという地方の一人区では、税制問題は争点から外された。なぜそういえるかというと、地方の一人区では、大部分の県で民主党と自民党の一騎打ちの構図になっており、どちらの候補も消費税増税を主張することになるからだ。これではどちらが勝とうが意味がない。保守二大政党制とは、国民から選択肢を奪う制度である。 小沢一郎も菅直人も、1990年代の「政治改革」を引っ張った人たちであることを思い出す必要がある。ネット内を含む世間では、「反小沢」対「親小沢」だなどと未だに言っているが、「政治改革」の立役者も、かつて「福祉目的税」の名目で消費税率を倍以上に引き上げようとしたのも、2007年に自民党との「大連立」を企てたの
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