在京の民放キー局5社が、放送後のテレビ番組をインターネットで無料で流す共同サイトを作る検討を始めることで合意した。日本民間放送連盟の井上弘会長が18日、定例記者会見で明らかにした。実現すれば番組視聴のあり方が大きく変わるとみられるが、地方テレビ局の経営に与える影響など課題も多い。 井上会長は、ネットに民放番組を流す違法行為が横行していることや、番組を録画で見る「タイムシフト視聴」など、テレビ番組の見方が多様化している実態を重視。共同サイトではCMを飛ばして見られない技術を導入し、広告収入を得て無料で配信したい考えだ。「来年度にも実験できないか」としている。 構想が実現すれば、スマートフォンなどで「いつでもどこでも」テレビ番組を見られるようになる可能性がある。ただ、実現には課題も多い。経営難にある地方の系列テレビ局から理解を得た上で、出演者らから著作権上の許諾を得る必要がある。 現在は、NH
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