アジアを代表するクラブになる可能性は十分にある――ディー・エヌ・エー(DeNA)が経営に参画する、プロサッカークラブ「SC相模原」を運営するスポーツクラブ相模原 代表取締役会長を務める望月重良氏は、描いている未来像としてこう語った。 望月氏は、1996年に入団した名古屋グランパスエイトをはじめとして、プロサッカー選手としてJリーグの舞台で活躍。さらには日本代表としても国際Aマッチに14試合出場し、2000年のAFCアジアカップ決勝戦では決勝ゴールを決め、優勝に貢献するなど活躍した経歴を持つ。 そしてSC相模原は、日本代表選手としての経歴がある元Jリーガーがゼロから立ち上げ、Jリーグの舞台まで進んだという珍しい一面がある。母体となる企業チームではなく、望月氏が自ら資本金を用意し、神奈川県相模原市を拠点とするクラブとして2008年に創設。アマチュアの神奈川県社会人リーグ3部からスタートし、6年