グーグルは昨年秋に、最新版Android OS(ver. 5.0「Lollipop」)を採用する全端末でデータの全面的な暗号化(full-disk encryption)を義務化する考えを明らかにしていたが、最近になって同社がこの要件を緩和していたことが明らかになったと、Ars Technicaなど複数の媒体が伝えている。 Ars Technicaによれば、2015年1月にリリースされたAndroid 5.0の最新ハードウェア要件では、端末データの全面的暗号化機能のサポートについては必須となっているものの、この機能を常時作動させる点については必須ではなく推奨となっており、今後のAndroidで改めて義務化していく旨が記されているという。 この件についてグーグルに問い合わせたEngadgetによれば、グーグルは全面暗号化をオンにすると端末のパフォーマンス低下がみられる場合があることから、同機