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ブックマーク / www.jst.go.jp (13)

  • 共同発表:イネの収量を増加させる画期的な技術開発に成功~食糧増産と二酸化炭素や肥料の削減に期待~

    ポイント 細胞膜プロトンポンプの発現を高めたイネの過剰発現体において、根における養分吸収、気孔開口、光合成、成長が促進されることを世界で初めて証明した。 4カ所の野外圃場において、イネの収量が30パーセント以上増加することを明らかにした。 植物の成長と収量を高める技術のブレイクスルーであり、さまざまな実用作物での応用が期待される。 地球温暖化の原因となっている二酸化炭素や環境汚染の原因となっている肥料の削減が期待される。 東海国立大学機構 名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の木下 俊則 教授、大学院理学研究科のヂャン・マオシン 研究員、南京農業大学 資源環境科学学院のヂゥー・イーヨン 教授らは、イネの1つの遺伝子(細胞膜プロトンポンプ)を増加させることで、根における養分吸収と気孔開口を同時に高める技術を開発し、野外水田でのイネの収量を30パーセント以上増加

    共同発表:イネの収量を増加させる画期的な技術開発に成功~食糧増産と二酸化炭素や肥料の削減に期待~
    kamei_rio
    kamei_rio 2021/02/04
    いいね!集める新米アイドル激川ゆいにあとで教える
  • 共同発表:浅い眠りで記憶が消去される仕組みを解明~なぜ夢は起きるとすぐに忘れてしまうのか~

    ポイント 睡眠時に記憶がどのように固定され、消去されるのかその仕組みはよく分かっていなかった。 マウスを用いた実験で、視床下部に少数存在するメラニン凝集ホルモン産生神経(MCH神経)がレム睡眠中に活動し、記憶を消去する役割があることを発見した。 MCH神経が記憶に影響を与えるメカニズムの解明は、強い恐怖心を伴った経験の記憶がトラウマとして残ってしまう心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療法開発への貢献が期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、名古屋大学 環境医学研究所の山中 章弘 教授らの研究グループは、脳のメラニン凝集ホルモン産生神経(MCH神経)注1)がレム睡眠注2)中に記憶を消去していることを明らかにしました。 これまでの研究から、MCH神経が摂行動や睡眠覚醒の調節に関わっていることは分かっていましたが、記憶への影響は不明でした。 研究グループは、超小型顕微鏡を用

    共同発表:浅い眠りで記憶が消去される仕組みを解明~なぜ夢は起きるとすぐに忘れてしまうのか~
    kamei_rio
    kamei_rio 2019/09/21
    浅利七海かと思ったら浅い眠りだった
  • 共同発表:量子計算の正しさを事後チェックする方法の提案~安心安全な量子インターネットの実現に向けて~

    ポイント 量子コンピューターはノイズに弱いため、量子計算結果の正しさを効率的にチェックする方法が必要不可欠である。 量子計算の正しさを計算終了後に事後チェックできる効率的な方法を世界で初めて開発した。 遠隔にある量子クラウドの計算の正しさもチェックできるため、今後、安心安全な量子インターネットを実現するうえで基盤となる技術である。 JST 戦略的創造研究推進事業において、京都大学 基礎物理学研究所の森前 智行 講師らは、量子計算の結果の正しさを効率的に事後チェックできる方法を開発しました。 コンピューターの計算結果の正しさのチェックは、我々が普段使っているコンピューターにおいても内部で自動的に行われている、必要不可欠なプロセスです。量子コンピューターの場合、ノイズに弱いという弱点があるため、計算の正しさのチェックはいっそう重要となりますが、これまで提案されていた方法では、計算体と計算チェ

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    kamei_rio 2018/01/22
  • 共同発表:空間を飛び回るミリメートルサイズのLED光源を実現~手で触れる空中ディスプレイ向けの発光画素への応用に期待~

    ポイント 超音波集束ビームを用いて空中浮遊・移動する直径4ミリメートルの極小LED光源を開発しました。 無線給電を使用した電池の不要化と、LED点灯に必要な無線給電用受信回路の専用IC化の2点を工夫したことで小型・軽量化を実現し、超音波による微弱な力でも浮き上がらせることに成功しました。 極小LED光源の空間中の移動と点灯・消灯はコンピューターから無線で制御でき、将来は手で触れる空中ディスプレイ向けの発光画素への応用が期待されます。 東京大学の高宮 真 准教授、川原 圭博 准教授、星 貴之 客員研究員と慶應義塾大学の筧 康明 准教授らの研究グループは、手で触れる空中ディスプレイ向けに3次元空間を飛び回るLED注1)内蔵のミリメートルサイズの発光体を作製することに成功し、蛍のように光ることからゲンジボタルの学名より「Luciola(ルシオラ)注2)」と名付けました。 これまでの超音波集束ビー

  • 共同発表:「弱い」計算能力の量子コンピューターでも、古典コンピューターの性能を上回ることを理論的に証明

    群馬大学 大学院理工学府電子情報部門の森前 智行 准教授は、ノイズが非常に多く計算能力が「弱い」量子コンピューターであっても、古典コンピューターの性能を十分に上回ることを理論的に証明しました。これにより、非常に複雑な汎用の量子コンピューターを作らなくても、近い将来に実現できる技術で、量子コンピューターの古典計算機に対する優位性を実演できるようになると期待できます。 研究成果の一部は独立行政法人 日学術振興会科学研究費助成事業(若手B)、および文部科学省 科学研究費補助金新学術領域研究「多面的アプローチの統合による計算限界の解明」によって得られました。 研究成果は10月5日に米国物理学会の学術誌「Physical Review A Rapid Communications」に掲載されました。 研究成果の一部は、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST) ACT-I「情報と未来」(文

  • 共同発表:エタノールが植物の耐塩性を高めることを発見~かんがい農地で農作物の収量増産に期待~

    ポイント 作物の成長・収量に被害をもたらす塩害から、植物を守る技術の開発が望まれていた。 エタノールが、植物の耐塩性を強化することを発見した。 安価で入手が容易なエタノールによって植物の耐塩性を強化し、作物の収量増産につながることが期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業の一環として、理化学研究所 環境資源科学研究センター 植物ゲノム発現研究チームの関 原明 チームリーダー、佐古 香織 特別研究員、横浜市立大学 大学院生命ナノシステム科学研究科のフォン・マイ・グエン 大学院生らの研究グループは、エタノールが植物の耐塩性を高めることを発見しました。 世界のかんがい農地の約20%で塩害が発生しており、作物の成長や収量に大きな被害をもたらしています。こうした塩害から植物を守る技術の開発が望まれています。 研究グループは、モデル植物であるシロイヌナズナとイネを用いて、エタノールが活性酸素の蓄

    共同発表:エタノールが植物の耐塩性を高めることを発見~かんがい農地で農作物の収量増産に期待~
    kamei_rio
    kamei_rio 2017/07/06
    エタノール!そういうのもあるのか
  • 共同発表:わずか1日の調査で魚種の8割を検出~海水からのDNA解析法で~

    ポイント 海の中にどんな魚が生息するかを明らかにするには、これまで多大な労力と長期間の調査、高度な専門知識が必要だった。 海水中のDNAを解析し、わずか1日の調査で128種もの魚類のDNAを検出した。 採水だけで短期間に多地点の魚類相を明らかにでき、外来種の侵入や分布拡大の調査、アクセスが難しい深海や危険な汚染水域、生物採集の禁止区域での活用が期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、山 哲史 学術研究員(神戸大学)、益田 玲爾 准教授(京都大学)、荒木 仁志 教授(北海道大学)、近藤 倫生 教授(龍谷大学)、源 利文 特命助教(神戸大学)、宮 正樹 生態・環境研究部長(千葉県立中央博物館)らの研究グループは、海水中に含まれる排泄物などのDNAから周辺に生息する魚種を明らかにする新技術を使うことで、目視観察よりも効率の良い魚類生物相調査が可能なことを明らかにしました。 従来、

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    kamei_rio 2017/01/18
    "環境DNA多種同時検出法(メタバーコーディング)"
  • 共同発表:精子が卵子を活性化する新しい仕組みを解明~線虫において精子導管仮説を支持する分子実体を同定~

    理化学研究所(理研) 生命システム研究センター 発生動態研究チームの大浪 修一 チームリーダーと髙山 順 研究員の研究チームは、線虫C. elegans注1)の受精の際に精子のカルシウム透過性チャネル注2)が卵子の中に「受精カルシウム波注3)」を引き起こすことを明らかにし、精子が卵子を活性化する新しい仕組みを解明しました。 動物の一生は、精子と卵子が受精することから始まります。卵子は物質の合成をほとんど行わない不活発な細胞ですが、精子と受精すると活発に物質を合成し、細胞分裂を始める胚へと状態が大きく転換します。これを「卵子の活性化」と呼びます。この転換のきっかけとなるのが、卵子内のカルシウム濃度変化が伝播していく現象「受精カルシウム波」です。 研究チームは、精子が受精カルシウム波をどのように引き起こしているかを明らかにするため、体が透明かつ遺伝学的実験が容易な線虫C. elegansを用い

  • 無用の長物と考えられていた虫垂の免疫学的意義を解明~炎症性腸疾患の制御に繋がる新たな分子機構~

    大阪大学 大学院医学系研究科 感染症・免疫学講座(免疫制御学)/免疫学フロンティア研究センターの竹田 潔 教授らのグループは、私たちの体で不必要な組織と考えられていた虫垂に存在するリンパ組織が、粘膜免疫で重要な役割を果たすIgA注1)の産生に重要な場であり、腸内細菌叢注2)の制御に関与していることを突き止めました。研究グループは、実験的に虫垂リンパ組織を欠如したマウスを作成したところ、このマウスでは大腸のIgA産生細胞の数が減少し、大腸の腸内細菌叢が変化することを見いだしました。IgAは腸内細菌叢の維持に重要な抗体であることから、虫垂は腸内細菌叢のバランス異常によって発症する炎症性腸疾患注3)の制御にも関わる重要な組織であると考えられます。今後、虫垂を標的とした炎症性腸疾患への新たな治療法の開発が期待されます。 研究成果は、2014年4月10日(英国時間10時)に英国科学誌「Natur

  • 微生物が互いに電子をやり取りする未知の「電気共生」を発見

    ポイント 微生物は金属微粒子を「電線」にして電子を流し、お互いに助け合っている 導電性酸化鉄の添加で共生的代謝(酸化還元)が10倍以上促進することを発見 微生物燃料電池やバイオガスプロセスの高効率化に期待 JST 課題達成型基礎研究の一環として、JST 戦略的創造研究推進事業 ERATO型研究「橋光エネルギー変換システムプロジェクト」(研究総括:橋 和仁)の加藤 創一郎 研究員(現 産業技術総合研究所 研究員)と渡邉 一哉 グループリーダー(現 東京薬科大学 教授)は、微生物が導電性金属粒子を通して細胞間に電気を流し、共生的エネルギー代謝を行うことを発見しました。 プロジェクトでは、クリーンエネルギー分野において期待される微生物燃料電池注1)の研究開発を行ってきました。微生物燃料電池はバイオマスから電気エネルギーを生産するプロセスとして、また省エネ型廃水処理プロセスとして有望であり、

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    kamei_rio 2012/06/06
  • 共同発表:脳回路が驚くほど精密に配線されていることを発見(新開発の撮影技術で、数十年来の脳科学の謎を解決)

    <研究の背景と経緯> 脳はニューロンと呼ばれる神経細胞からなり、各々のニューロンが、少しずつ情報を処理しています。その処理結果は、ニューロン間の特殊な結合(シナプス)を介して、次のニューロンに伝えられます(図1)。 ニューロンには多くの樹状突起と呼ばれる枝分かれした線維があり、ここにあるシナプスは、樹状突起の先端部分「スパイン」と呼ばれる突出構造を介してほかのニューロンからの情報を受け取ります。樹状突起は複雑に分岐するだけでなく、種々のイオンチャネル注1)や受容体注2)を持つため、「どのスパインが、いつ、どんな入力を受けたのか」が、ニューロンの情報処理に大きく影響します。 ニューロンは主として樹状突起からの入力を受けますが、樹状突起上のシナプス配置のパターンについては、現在、2つの仮説が提唱されています(図2)。1つは、同期した入力(ほぼ同時刻に来る入力)は樹状突起上のある特定の箇所に集中

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    kamei_rio 2012/01/20
  • スプレーするだけでがん細胞が光り出す蛍光試薬を開発-外科・内視鏡手術における微小がん見落としの問題に大きく貢献-

    <研究の背景と経緯> がんは、早期発見・治療が重要な疾患です。転移する前であれば原発巣(げんぱつそう)を、転移後であっても転移微小がんを完全に取り除くことで、患者の予後は劇的に改善します。治療法も近年では、開腹を必要とする外科手術から、より負担の少ない内視鏡・腹腔鏡を用いた摘出術へのシフトが加速しており、除去すべきがん部位を手術者に正確に把握させる技術、すなわち、がん部位の精密検出法の確立が強く求められています。 がんの検診法としては、PET検診、MRI検査、X線CT検査などが現在広く用いられていますが、これらの技法によって検出できるがんの大きさは1cm程度が限界で、数mmサイズのがんを見つけることは極めて難しいのが現状です。また、放射線被ばくの問題や大がかりな高額装置が必要である点も、医療技術の一般への普及を考える上で問題点として指摘されています。 このような背景のもと、光を活用したがん

  • サイエンスチャンネルの制作に関するブログ記事について|皆様からいただいたご意見と回答|科学技術振興機構

    サイエンスチャンネルの制作に関するブログ記事について、質問がいくつか寄せられておりますので、以下のように回答します。 ブログ記事アドレス http://shibalabo.air-nifty.com/tawake/2011/02/post-2fca.html JSTの職員が指示したとされている内容については、サイエンスチャンネル用に制作している「自然観察の達人」全10話について、JSTの担当者と制作会社の担当者の間で行われた種々の打ち合わせの内容がブログ著者に伝わり解釈され、一部が取り上げられたものです。結果としてJSTの担当者の意図が誤って受けとられることになり、たいへん不意な内容になっています。JST担当者と制作会社の担当者とのやりとりについては、担当者同士の業務上の打ち合わせですので、その内容をつまびらかにする記録はとられていませんが、以下に、ブログに取り上げられた3点について、J

    kamei_rio
    kamei_rio 2011/02/22
    公式に回答。建設的な方向に進んでくれるといいな
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