社会 過呼吸で生徒5人搬送 教室にユタ呼びおはらい「気分悪い」2008年10月22日 【宜野湾】宜野湾市立真志喜中学校(比嘉正夫校長)で21日夜、吹奏楽部の生徒が過呼吸などの症状を訴え、女子生徒5人が病院に搬送された。5人は当日中には帰宅し、うち3人は22日の授業に出席しているという。比嘉校長は「思春期特有の集団的な不安心理が働いたと思う。すでに生徒は落ち着いているが、精神的ケアをしていきたい」と話した。同校は22日朝、臨時朝会で全校生徒に説明した。 同校によると、以前から部員の体調不良などがあったため、父母会の有志がユタを呼び、音楽室などの“おはらい”をしていたところ、午後7時半ごろから約20人が気分が悪いと訴えた。過呼吸などの症状が出た5人が救急搬送された。医師は興奮状態による過呼吸とし2人は安定剤を服用して帰宅したという。発生時、現場には部員約60人と保護者6、7人、顧問の教諭が