少し前から、何かと注目を浴びるようになった理系の人たち。文系の人からすると「その発想はなかった!」というようなことをぽろっと呟いたり、力説したり。一体どんな思考回路で生きているのか不思議に感じることが多々ある。 そんな中、書店で見つけたのがこの本『理系あるある』(小谷太郎/幻冬舎)。この本には、「ナンバープレートの4桁が素数だと嬉しくなる」、「花火を見れば炎色反応について語り出す」、「揺れを感じると震源までの距離を計算し始める」、「液体窒素でバナナを凍らせる」など、文系からすると衝撃的すぎるあるあるがずらりと並んでいる。こ、これは本当なのだろうか? そこで、実際に理系の人たちに本書を見せつつ、あるあるを聞いてみた。 【まずは、本書の内容について】 ●1000mgは1gだろ、と突っ込む(P.21) 「これは表記の仕方で求める精度が変わってくるため、区別する人が多いと思う」 ●数は0から数えな