【音楽をもたらす】 ケツァルコアトル(絵はケツァルコアトルで描いてますが、原典では、風(エヘカトル)だそうです)がテスカトリポカ様に頼まれて、太陽の家へ行き、音楽士をつれてきて、地上に音楽をもたらす。 青土社の『マヤ・アステカの神話』にでてくる長い詩が好きです。 「来たれ、おう、風よ!来たれ、おう、風よ!」 「目覚める暁に、夢見る男に、待っている母に、流れる水と飛びゆく鳥に、生きることはすべて音楽となれ!」 ■■■■■ 【花の起源】 約翰さまに教えていただいた、「マリアベッキアーノ絵文書」の花の誕生神話より。 ケツァルコアトルの精より生まれたコウモリが、眠っているショチケツァルの秘所の肉片を切り取り、神々がそれを洗ったところ、花が生まれた。しかし、その花はいい香りがなかったので、コウモリはそれを冥界の王ミクトランテクトリのところへもっていった。ミクトランテクトリが洗うと、いい香りの花が誕生