こんにちは、結城浩です。 今日は、「ほんとうに相手は理解しているのか」をチェックしたいときにどうするかというお話をします。 打ち合わせにおける対話の例 A「じゃ、そういう手順でお願いします。ここまでの話、わかりました?」 B「わかりました」 さあ、ここで問題です。 いま「わかりました」と言ったBさんは、ほんとうに「わかった」のでしょうか。 わかったかもしれないし、わかっていないかもしれませんよね。「わかりました」と言うことは誰でもできますが、実際にわかっているとは限りません。別にBさんが嘘をついているといいたいわけではなく、本人はわかったつもりになっているけれど、Aさんが求めるほどの理解に達していないかもしれないということです。 では、どうやってBさんが「わかっている」かどうかを確かめたらいいのでしょうか。 こんなふうに「念を押す」ように尋ねればいいでしょうか。 △「ほんとうに、わかりまし
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