「自転車だと思っていました」――そんなユーザーの無理解から「ペダル付き原付」いわゆるモペットの違法走行が横行しているため、道交法が改正されます。ユーザーは無届、無保険、無免許まで、一気に問われる可能性があります。 もう「自転車だと思っていました」ではすまない 原付バイクと同等の性能を持ちながら、自転車のように歩道を走る“ペダル付き原付”(いわゆるモペット)の違法走行が目立つなか、その「原付」としての位置付けを明確化した道路交通法の改正が2024年11月1日から施行されます。動力を切ってペダルを漕いで乗ったとしても、自転車のように歩道を走ることはできません。 拡大画像 ペダル付き原付はアシスト自転車と見分けがつき辛いケースもある。写真はイメージ(中島みなみ撮影)。 松村祥史国家公安委員長は、ペダル付き原付の位置付けを明確化する目的について、国会でこう話していました。 「ペダル付き原動機付自転