オリパラを開催したのに感染者激減 パンデミック下のオリパラ開催──。2021年夏の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、文字どおり歴史に残るものとなったが、その開催に当たっては賛否が大きく分かれていたのも事実だ。オリパラの開催が次なる感染の波を呼び起こすのではないかという懸念から、オリパラ後の東京の新型コロナウイルス感染者数の推移を、日本だけでなく世界が注視していた。 だが、蓋を開けてみれば、そこには意外な展開が待ち受けていた。 たしかに、オリンピックの熱戦が終わってパラリンピックの開幕を迎えるまでの期間、東京の新規感染者数は増加していた。デルタ株の広がりを受けて8月13日には過去最高の5,908人を記録。さらに、お盆の帰省で人の移動が増えることを考慮すれば、このまま爆発的な感染拡大へと突き進むのではないかとすら思われた。 ところが、パラリンピックが閉幕した9月5日には、その
![コロナ感染者数が激減している東京では、いま何が起きているのか | TOKYO UPDATES(トーキョー・アップデーツ)|東京都](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/80aa331130ce3a333dd662334729d791ec0fbefa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.tokyoupdates.metro.tokyo.lg.jp%2Fassets_c%2F2021%2F11%2FGettyImages-1233732241-thumb-1200x630---2525.jpg)