ドナルド・トランプ前米大統領(77)がアメリカ政府の機密文書を私邸で違法に保管していたとされる事件で、私邸の監視カメラ映像を消去するよう従業員に圧力をかけていたとして追起訴されている前米大統領について、私邸の従業員が事件への関与を証言したことが、22日に裁判所に提出された書類で明らかになった。前大統領は、追起訴された内容について無罪を主張している。 検察によると、フロリダ州にあるトランプ前大統領の私邸マール・ア・ラーゴでITディレクターを務めるユシル・タヴェラス氏は、担当弁護士を変更した後に、証言を一変させたという。