解体か、改修か。東京・中野区のシンボルを巡る再開発事業で大きな動きがあった。 酒井直人区長は3月26日の定例記者会見で、中野駅新北口エリアの再整備事業計画を見直すと発表した。区は中野サンプラザを解体後、跡地に3000〜5000人収容可能な音楽ホールを含む大規模複合施設を整備。完成目標を2034年度とする方針を示した。当初計画では2028年度完成を目指していたが、建設費の高騰で計画を白紙にしていた。 区は大規模改修の可能性も検討しようと、大手建設設計コンサルタント5社に見積もりを依頼していたが、全社が「算定自体が困難」との見解を示したと説明する。酒井区長は解体方針に至った経緯について「われわれは改修工事の設計図を引き継いでいない。どこをどう直したか把握できない」と説明した。 3000〜5000人規模のホール整備、定期借地も視野新計画では旧中野サンプラザを解体し、オフィス、住宅、商業施設、ホー

