『響け!ユーフォニアム』と『映画 聲の形』が示す京都アニメーションの凄さ 京都アニメーションが凄い。昨年4月から放送の『響け!ユーフォニアム』ではその完成度の高さでアニメファンを驚かせたが、今年はその追加シーンを含む総集編『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』を4月に公開、さらに9月公開の『映画 聲の形』もその完成度の高さが大きな評判と呼ぶとともに、興行的にも成功を収めている。そして、10月からは『響け!ユーフォニアム2』の放送開始。こちらも劇場作品と見紛うレベルのクオリティを毎週保ち続け、アニメファンを唸らせている。これだけコンスタントに高レベルな作品を制作し続けられることに全社的な総合力の高さを感じさせる。 演出、作画、撮影、仕上げなどのほとんどの行程を社内で賄い、他社へのグロス出しも行わず、それ故各エピソードの質にムラがない。それだけでも凄いことだが、『ユー