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ブックマーク / keiichirohirano.hatenablog.com (11)

  • 『ショパン 伝説のラスト・コンサート in Paris』発売! - 平野啓一郎 公式ブログ

    ご好評戴いてますショパンのベスト盤『葬送 平野啓一郎が選ぶ“ショパンの真骨頂”』に続く第2弾CD『ショパン 伝説のラスト・コンサート in Paris』が発売されました。 ショパン:伝説のラスト・コンサート アーティスト: オムニバス(クラシック)出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン発売日: 2010/04/21メディア: CD購入: 29人 クリック: 1,045回この商品を含むブログ (5件) を見る ショパンは、フランスで二月革命が勃発する6日前の1848年2月16日に、パリでの生涯最後のコンサートを行っています。 小説『葬送』の第二部冒頭で、文庫版にして約100ページにわたって描いたコンサートですが、今回のCDは、それを、曲目、曲順ともに再現したものです。 葬送〈第2部(上)〉 (新潮文庫) 作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/07/29メディ

    『ショパン 伝説のラスト・コンサート in Paris』発売! - 平野啓一郎 公式ブログ
    kanimaster
    kanimaster 2010/04/30
    デュ・プレのチェロ・ソナタが入ってるんだ。
  • タクシーの中での与太話 - 平野啓一郎 公式ブログ

    年末の渋滞に巻き込まれたタクシーの中で、運転手さんから聞いた話です。 運転手:「いやぁ、男って悲しい生き物ですよ。」 僕:「何ですか、急に?」 (以下、その順番) 「この前、夜、歌舞伎町でお水の女の子を乗せたんですよ。」 「ええ。」 「行き先聞いたら、町田って言うんですよ。」 「へぇ。」 「それで、店のお客さんらしい男が、見送りに来てて、『運転手さん、幾らくらい?』って訊くんですよ。で、そうですねぇ、なんつってたら、女の子が自分で、『いつも、2万円くらいだけど、……』って言って、私に目で合図するんですよ。」 「ほぉ。」 「そしたら、その男もカッコつけちゃって、『じゃあ、足りないといけないし、これで』って、2万5千円渡したんですよ。」 「このご時世に。」 「フツーのサラリーマンみたいな、まあ、40代ですかね、見た目的には。そんな人ですよ。」 「それで?」 「それで、こっちも、ラッキーと思うじ

    タクシーの中での与太話 - 平野啓一郎 公式ブログ
    kanimaster
    kanimaster 2009/12/26
    「いやぁ、男って悲しい生き物ですよ。」 ちゃんと、つながってるじゃないですか!
  • 1TD=46,755平方メートル - 平野啓一郎 公式ブログ

    マイケル・ジャクソンが埋葬される墓地は、東京ドーム20数個分なんだそうですが、この「東京ドーム何個分」というのは、いつから慣用的に用いられるようになったんですかね? 具体的なようで、実際にイメージ出来る人は、どれくらいいるんでしょう? ダンス☆マンの替え歌(←なつかしい)で、「東京ドーム1個分ってどんくらい?」というのがありましたけど、調べてみたら、46,755平方メートルなんだとか。意外と狭いような、広いような、それすら分かりません。 いっそ、1TD(いちとうきょうどーむ)=46,755平方メートルという単位にしてしまったらどうかと思ったのですが、wikipediaには、既に「東京ドーム(単位)」という項目がありました。 数万人単位の人を収容できる大会場に行くと、広さもさることながら、統計上の人間の数の具体的なイメージが掴めるようになります。 さいたまスーパーアリーナで格闘技の試合を見て

    1TD=46,755平方メートル - 平野啓一郎 公式ブログ
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    kanimaster 2009/09/05
    1TD(東京ドーム)
  • 新作『ドーン』は、7月9日発売です! - 平野啓一郎 公式ブログ

    『決壊』に続く、新作長篇小説のタイトルは、ズバリ、『ドーン』です! 出し惜しんでましたが、どうでしょう、もう覚えました(笑)? 『ドーン』です。ピンと来た人もいると思いますが。 講談社の「書き下ろし100冊」シリーズのひとつとして刊行されます。 舞台は、2036年頃の近未来です。……というと、SFのようですが、あまりそういうつもりでは書きませんでした。 僕は、中世末期(『日蝕』)から近代(『葬送』)を経て、現代(『決壊』)と、時代の節目節目を舞台にこれまで小説を書いてきましたが、未来の世界も、言ってみればその延長上です。 テクノロジーがものすごく進歩していて、人間の考え方も随分と変わっています。現代を知るには、過去と比較してみるのが一番分かりやすいですが、想像された未来を通じて今の世界をかえりみるというのもアリだと思います。世界観や人間観に僕なりのアイディアを色々と盛り込みました。 そして

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  • あなたの町が小説の舞台に!? - 平野啓一郎 公式ブログ

    『決壊』に続く新作書き下ろし長篇は、7月刊行となりました。 年末から、実に今日まで休日0日(!)で、毎日10時間以上、せっせと働いているのですが、結局800枚強の作品になってしまいまして、やむを得ず、5月の刊行予定を延期しました。 楽しみにしてくださっていた皆様、もう少しだけお待ちください。 実は既に書き終えているのですが、もう一段上の完成度を目指して、せっせと手直しをしているところです。 今週中にもゲラが出ますが、かなり手応えを感じています。 どうぞ、ご期待ください。因みに、舞台は未来です。 先週は、京都で「俄」というジュエリー・ブランドの社ビルの新築記念で、安藤忠雄さんと公開対談をしてきました。 30分ほどの短い時間だったのですが、「高瀬川」のTIME'Sビルなど、個人的な思い入れも語りつつ、色々と勉強になった対談でした。 僕は、『ディアローグ』というも出していますが、自分の身の程

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  • 『小説の読み方〜感想が語れる着眼点』刊行! - 平野啓一郎 公式ブログ

    予告していました『の読み方 スロー・リーディングの実践』(PHP新書)の第2弾『小説の読み方〜感想が語れる着観点』が刊行されました! 小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書) 作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2009/03/14メディア: 新書購入: 43人 クリック: 575回この商品を含むブログ (47件) を見る 前半は、〈基礎編〉として、小説を読むための基的な考え方をできるだけ簡潔に整理し、後半は、〈実践編〉として、それらを応用しつつ、具体的に作品を読んでいきます。 今回のラインナップはこんな感じです。 ポール・オースター『幽霊たち』 綿矢りさ『蹴りたい背中』 ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』 高橋源一郎『日文学盛衰史――当はもっと怖い「半日」』 古井由吉『辻――「半日の花」』 伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』 瀬戸内寂聴『髪――

    『小説の読み方〜感想が語れる着眼点』刊行! - 平野啓一郎 公式ブログ
    kanimaster
    kanimaster 2009/03/20
    『本の読み方 スロー・リーディングの実践』が非常に面白かったので、ぜひ読みたいです。
  • ご無沙汰してます。 - 平野啓一郎 公式ブログ

    年末から、黙々と働いていて、今に至りますが、解放感に浸されるには、もうちょっと時間がかかりそうです。 今やっているのは、講談社の「書き下ろし100冊」シリーズのための500枚くらいの小説と、新書の『の読み方』シリーズの第2弾350枚ほどです。 新書の方は再校が出たので、完成までもう一歩です。3月刊行予定で、タイトルは、『小説の読み方』になりそうです。 前作は、おかげさまで、たくさんの人に読んでもらえたのですが、「スロー・リーディング」を推奨するなら、題材を小説に特化しても良かったんじゃないかという意見が結構ありまして、今回は、前作の続きというよりも、改めて、ベーシックなところから小説の読み方について考えてみようということになりました。 小難しい小説論ではなく、あくまで、読み方、考え方の話です。 こういうあたりを気にしながら読むと、内容の理解が深まるんじゃないか、また、読み終わったあとで、

    ご無沙汰してます。 - 平野啓一郎 公式ブログ
    kanimaster
    kanimaster 2009/02/20
    「スロー・リーディング」が非常に面白かったので期待。
  • 結婚のご報告 - 平野啓一郎 公式ブログ

    私平野啓一郎は、3月29日付で、モデルの春香さんと入籍いたしました。 挙式は29日に明治神宮で行い、翌30日に、親類と極近しい友人、知人、それに一部の仕事関係者のみにご臨席を賜り、都内のホテルにてささやかな披露の宴を催しました。 ご連絡が遅くなりました皆様には、大変失礼いたしました。 また、直接、ご報告申し上げた方のみならず、報道でご存じになった方からも、あたたかいお祝いの言葉をたくさん頂戴しました。 ありがとうございました。 まだまだ未熟な二人ですが、ともに手を取り合って、これから後の新しい人生を歩んで参りたいと存じます。変わらぬご支援と、ご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願いします。 平野啓一郎

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    kanimaster 2008/04/02
    おめでとうございます。
  • 「慚愧に堪えない」 - 平野啓一郎 公式ブログ

    松岡農相の自殺の報を受けて、安倍首相が、「大変残念です。慚愧(ざんき)に堪えない思いです。」http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY200705280440.html と開口一番語っていたのが、妙に強く印象に残っています。 「慚愧に堪えない」は、もちろん、恥ずかしくて仕方がない、という意味なのですが、聴く側は、彼が単に誤用していて、真意がそうではないことをすぐに察するのですが、とは言え、言葉の来の意味の引力には、どうしてもある程度、引っ張られてしまいます。その「来の意味」が、殆ど悪戯のように勝手に意識の中に立ってしまうことには、為す術がないです。 もともと後味の悪い事件だけに、聞いていて、余計に複雑な気分になりました。 揚げ足取りのように読まれると、不謹慎な印象を与えるでしょうが、僕の関心はそこにはなくて、書きたかったのは、言葉というも

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    kanimaster 2007/05/29
    この場合は誤用とはいえないと思う。
  • 平野啓一郎公式ブログ - 「普通においしい」

    意外に思われるかも知れませんが、僕は「日語の乱れ」と言われるような話が好きではありません。 「どうぞ、いただかれてください」のように、謙譲語と尊敬語とがヘンにゴチャゴチャになっていると気になりますが、俗語や流行語に過剰反応するのはバカげていると思います。 一頃、「チョベリバ」みたいなギャル語が話題になったときにも、あれで日語が壊滅的な打撃を受けているかのようなナイーヴな反応をする人がいましたが、ああいう局所的な口語の流行はいつの時代にもあるわけで、今ではそれを遣っていた当のギャルたちでさえ、誰も「チョベリバ」などとは言わないように、放っておけばそのうち廃れるものです。その中で、言葉としてしっくりくるようなものがあるならば、それはそのまま、日語として定着していくのでしょう。 その意味では、たとえば、「なにげに」という言葉は、僕は定着するんじゃないかという気がしています。単なる予感ですが

    平野啓一郎公式ブログ - 「普通においしい」
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    kanimaster 2006/12/02
    概ね同意できるのだが、「普通に」の普通は「普遍的」という意味ではない。
  • 平野啓一郎ブログ - web2.0的世界において、「名誉」を守るということについて

    普段、なかなか、このメッセージ欄も更新されないので、たまに何か書くときには、せめて明るい、希望に満ちた話をしたいが、今日の話題は、私がこの6年間、一度も語ってこなかった極めて不愉快なとある出来事についてである。内容が内容だけに、冷静に書くことは難しいが、それでも私は、今という時は、これについて語る時だと考えている。 きっかけは、wikipediaだった。私は普段、何かについてネットで調べようという時、恐らくは多くの人と同じように、直接wikipediaに飛ぶということはなく、大体、検索してみて、ついでに引っかかったwikipediaも見てみるというくらいである。内容は、今はまだ玉石混淆で、非常に洗練されたレヴェルに達している項目もあれば、あまり有益な情報が掲載されていない項目もある。当然のことながら、私は自分の名前を検索することはないから、wikipediaの自分の項目がどうなっているのか

    平野啓一郎ブログ - web2.0的世界において、「名誉」を守るということについて
    kanimaster
    kanimaster 2006/09/17
    佐藤亜紀による「盗作」指摘への反論とWikipediaの記述について。
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