気象庁によりますと、埼玉県熊谷市で午後2時16分41度1分を観測し、観測史上、国内で最も高い気温の記録を更新しました。これまでの最高気温は5年前の平成25年8月、高知県の四万十市西土佐で観測された41度ちょうどでした。
29日(金)の午前11時、関東甲信地方の梅雨明けが気象庁から発表されました。6月中に梅雨明けするのは統計開始以来、初めてのこととなります。 <関東甲信地方 梅雨明けが早かった年> 2018年 6月29日 2001年 7月1日 1978年 7月4日 1973年 7月5日 関東甲信地方でこれまでに最も早い梅雨明けは、2001年の7月1日。今年は過去最も早く、6月中に発表されるのは初めてのことです。 梅雨の期間は23日間で、こちらは1978年と並ぶ最短記録となりました。 また、奄美の次に関東甲信が梅雨明けしたのは2015年以来になります。 関東甲信地方の今年の梅雨明けは、去年より7日、平年よりは22日も早くなりました。 夏の太平洋高気圧が勢力を強め、関東甲信地方では7月前半にかけて晴れて暑い日が多くなる見込みです。 一時的に湿った空気や前線の影響で雨の降ることはあるものの、夏らしい日が続くため梅
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は6日、九州北部を襲った豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市の上空に、巨大な積乱雲が連続して発生していたとして、解析結果に基づく立体図を公開した。最も大きなものは高度1万5千メートルに達した。積乱雲が帯のように連なった「線状降水帯」が、上空に長時間とどまったことで降水量が増え、被害が拡大したとみられる。 国土交通省のレーダーによるデータを防災科研が3次元解析した。雨が激しかった5日午後3時ごろの上空の積乱雲を解析すると、気温が零下約15度の高度8千メートルの高さまで凍らずに雨粒が持ち上げられていたことがわかった。気流の勢いの強い積乱雲だったことが大雨の一因となったとみられるという。 線状降水帯は西風に乗って東に移動していたが、午後1時から5時にかけては特に移動スピードが遅く、長時間にわたって豪雨をもたらしたと考えられるとしている。(竹野内崇宏)
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