太陽からおよそ59億キロ離れた「冥王星」に、アメリカの無人探査機が初めて近づいてその姿を捉えることになり、85年前の発見以来、多くの謎に包まれてきた冥王星の実態に初めて迫ることができると期待を集めています。 NASAは13日、会見を開き、探査機が今月11日に撮影した冥王星の最新の画像を紹介したうえで、日本時間の14日午後9時前には冥王星におよそ1万2000キロの距離まで近づくと発表しました。 冥王星は1930年にアメリカの天文学者が発見した天体で、2006年に国際天文学連合が惑星の定義を見直すまで、太陽系の9番目の「惑星」とされてきました。 大きさは地球の月の3分の2ほどしかなく、今は「準惑星」と分類されていますが、周りを回る月が5つ見つかっているなど、さまざまな特徴があることで知られています。 NASAによりますと、探査機が14日夜、冥王星への接近に予定どおり成功したかどうかが分かるのは
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